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中田敦彦のYoutube大学式資産形成を考える【株式投信・インデックス投資から仮想通貨まで】

でく
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みなさんこんにちは、でく(@dddekunoboh)です。

 

今回は資産形成のお話。

 

「資産形成」「不労所得」「お金に働かせる」

 

日々あくせく働いているみなさんほど、こういう言葉には悪魔的な魅力があるのではないだろうか。

かくいう私も本業はサラリーマンなわけなので、こういった言葉にはとても敏感でアンテナを高く張るようにしている。

 

そういうアンテナを張っていると、Youtube界ではこういう動画が引っかかってきます。

 

 

中田敦彦のYoutube大学というチャンネルをみなさんご存知だろうか?

オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんが、持ち前のトーク力と勢いで視聴者をひきこむ、教育系Youtubeチャンネル。

登録者数は466万人(2022年4月29日現在)というモンスター級のチャンネル。

 

私も登録者の1人で、多種多様な教養を手軽に得られるのが魅力である。

中田さんが読んだ本をわかりやすく解説してくれるというのが基本的な動画方針なので、その本を読まなくても概略が知れること、概略を知った上で本を読めること、という点で本を買っても買わなくてもプラスになる

 

で、そんなYoutube大学で最近ブームになっているのが資産形成。

株式投資や投資信託、起業などについての話題に最近ハマっているようだ。

 

で、直近で出た動画さっきの動画なのですが、これがまた非常にわかりやすい

紹介している本は以下の二冊

 

特に上のバフェット太郎というふざけた名前の人の書籍を中田さんがオススメしている。

まあちょっとへんてこりんな名前だけれども、投資の神様とまで言われた投資家「ウォーレン・エドワード・バフェット」からきている。

 

で、この本の内容について語っている動画の内容を概略すると

  • 金は寝かせるものじゃない。預金しても搾取されるだけ。お金は増えない。
  • ローリスクローリターン。堅実な運用でお金を雪ダルマ式に増やせ。
  • そのためには株式投資・投資信託をしろ。
  • 難しく考えるな。チャートも見なくていい。以下の二つを買え。
  • 米国株を10銘柄 もしくは S&P500インデックス型の投資信託
  • 株価の変動による利益(キャピタルゲイン)を狙うのではなく、配当(インカムゲイン)を再投資することで利益を狙う。
  • 株価の変動がリスクにならないよう、毎月積み立てて時間でリスク分散。
  • 購入する株の業種(セクター)を分けることでリスク分散。

といった具合。

 

超絶わかりやすいので、まだ株って怖い〜とか、どうやればいいかわからないという人とかは一見の価値あり。

入門用の動画としてこれ以上はないだろう。

 

かくいう私も、eMAXIS Slim シリーズの投資信託を愛用していて、当然S&P500インデックスもそこそこ購入している。

その他にも新興国とかオールカントリーとかも保有している。積み立てNISAで着実に増えている。

 

運用を始めてからそろそろ二年が経つけれども、100万円以上の含み益がでている

本当にお金に働いてもらうのは楽でいい。

 

私も昔は「株って危険。マネーゲーム」といった考えを持っていたが、こういう誤解は早めに解いておいた方がいい

 

マネーゲームは無策で無謀な株式投資やFXに対して使う言葉で、堅実な資産運用は大人の嗜みともいえるだろう。

 

話が横道に逸れてしまった。話をもとに戻そう。

 

この動画が非常にわかりやすいというのは間違いないし、株式初心者や未経験者にはオススメできる動画なのだが、いかんせん中田さんは投資に関しては素人なのを忘れてはいけない

 

本を数冊読みかじった程度の知識なので、資産運用の充実した経験や実績があるわけでもない。

だから本格的に購入に動く前に、投資家が公開している他にもいくつかの動画を見ておくことをオススメしておく

 

 

ちなみに最近私は、仮想通貨投資にハマっていて、株や投資信託で安定的に資産を増やしつつ、仮想通貨で短期的に利益を上げている。

仮想通貨取引はまだまだ参入者が少なく、先行者利益(早くに始めた人が得る利益)がとても多いジャンル

今後仮想通貨が日常に普及していくことを考えると、はやくから仮想通貨を勉強しているのは絶対にプラスといえる。

今一番オススメな取引所(銀行のようなもの)はバイビットなので、気になる人はこちらの記事も読んでみてほしい。

【完全日本語対応】仮想通貨やるならBybit(バイビット)がオススメ!メリット・デメリットを解説!

続きを見る

 

 

中田さんの動画に批判の声

実は中田さんが動画をアップしてから、色々な投資家Youtuberたちが間違っている!と一斉に声をあげはじめている。具体的には以下のような指摘だ。

 

  • Youtube大学にはキャピタルゲインに対する誤解がある。
  • 株の配当(インカムゲイン)だけに着目しているが、Amazonなどの無配当株などはキャピタルゲインを見込んで運用できる点も見逃せない。
  • 米国株の有名銘柄は(現状)成長株。株価は横ばいではない。
  • 配当利回りだけでなく株価の上昇も含めて利益を考えよう。
  • 景気変動におけるセクターの考え方は日々変わるから情報をアップデートすべき。

例えば節約マスクことかおるさんの動画がわかりやすい。

 

中田さんのファンがみるとちょっとムっとしてしまうかもしれないが、投資初心者は絶対に見ておいた方がいい

 

この動画の中でも、やはりキャピタルゲインとインカムゲインについて触れられているが、この動画でポイントになっている点は他に3点ある。

 

1点目は配当に発生する税金だ

株の売買によって発生した利益には20%の税金が課せられる。これは配当に対しても同様だ。さらに米国株の場合、配当金に対して米国での税金が10%かかる。

 

こうした配当にかかる税コストは決して無視できない問題だ。

 

投資信託の利益を再投資する場合には税によるロスが発生しないが、米国株式の場合にはそれが発生する。

 

この20%の差がある以上、決してうまみのある運用ではないという指摘がある。

インカムゲインだけをみて資産運用するのはトータルリターンが下がるという目線も、初心者が大いに学ばなければならない視点だろう。

 

2点目はバフェット太郎さんのポートフォリオのやり方だ

 

かおるさん曰く、バフェット太郎さんの今回のコロナショックにおける投資成績は、インデックス投資の成績を下回っているとのこと。

原因は景気がよいときに伸びるセクター(業界)と、不況時に強いセクターとを分ける基準がミスマッチしているというのだ。

 

さらにバフェット太郎式のポートフォリオは決してディフェンシブな投資とは言えず、ディフェンシブな運用というならば債権を含めた方がいいという指摘もある。

 

3点目は、SBIバンガードS&P500と楽天全倍株式インデックスはETFではなく投資信託であるという指摘

 

中田さんの動画の中では、インデックスファンドの投資信託とETFが混同されてしまっていて、正しい情報になっていないという。

 

ETFは上場されている商品だからリアルタイムの売買が可能だが、投資信託は購入手続きしてから委譲までのタイムラグが発生する。

 

そのほかにも信託報酬の違いや再投資にかかる税金の違いなど、運用コスト面でも見逃せない情報があるから、初心者の方は特にしっかりと学んだ方がいいだろう。

ETFと投資信託の違いについてはこちらの動画がわかりやすいからおすすめだ。

 

とはいえ、中田さんの動画によって米国株式自体の認知度が高まり、ハードルが下がることは大いに歓迎しており、入門用の動画としてはいいともコメントしている。

この動画と中田さんの動画、ぽんちよさんの動画を全て見た上で、投資の買い方を考えれば大筋で間違うことはないだろう。

 

 

バフェット太郎さんの動画

じゃあ今回やり玉にあがっている当のバフェット太郎さんはどういう見解なのだろうか。

この本を実際に購入して読んでみたところ、結構中田さんの動画に来ている反論指摘に関しては、この本の中でほとんど反論し返しているといった印象だ。

やはり投資に関しては素人の中田さんが、この本の中身の抽出をする段階で脚色や主観が入っているということだろう。

実際にETFと投資信託の比較についてもしっかりとされているし、税制に関してもきちんと言及していて、20%の課税があった上でも個別米国株を保有する理由についても説明している。

また、債券を盛り込むことについても、より安定を求めるならば債権を入れるのも一つの手段だと言及している。

投資家が許容できるリスクには個人差があるから、そのリスク許容量が小さい、つまり値動きの上下に精神的に耐えられないというのであれば、そもそもその値動きを抑える運用をするべきで、そのために債権やら国債、リートなども活用すべきだと述べられている。

そもそもバフェット太郎式のポートフォリオは、値動きを小さくすることによってディフェンシブにするのではない。

値動きがあるのは当然のものとして、市場が強気相場のときに伸びる商品と、弱気相場のときに伸びる商品とを等しく持つことによって、そのリスクを分散させている。

そして相場の基調によって落ち込んだ株を配当で買い増すことによって、景気が転向して株価が回復するときに、資産価値をグンと押し上げるアクセルにする、という運用方針をとっているわけだ。

もちろんセクターに対する考え方は、常に更新をしていくことが必要だろう。この本が書かれたのは2016年だから、5年もすれば情報を刷新する必要がある。

ただそれはすでに刊行された本に対して言うのも酷なので、そうした情報は本人のYouTubeやブログ等を参照して情報を刷新していく必要があるだろう。

こういった情報の齟齬が発生するのも、ようは「また聞き」になっていることが原因だ。

中田敦彦のYouTube大学では、中田さんが読んだ本が紹介される。

その中では初心者にもわかりやすくするためにも、誇張をしたり脚色をしたり細かい情報は切り捨てなければならないという都合もあるので、こればかりは「本の解説動画」という性質上しょうがないことだろう。

だから中田さんの動画を観てその気になってはじめるのではなくて、しっかりと原著を読んで学ぶことを強くお勧めしたい。

「バフェット太郎さんの本を買うほどではないなぁ」という人には、彼自身があげているYoutube動画を観るだけでも参考になると思うので掲載しておく。

 

 

初心者こそしっかり学べ

これまでの先人たちの言葉に共通することは

①お金を増やすということは、想像より簡単であるということ

②お金を増やすには、長期保有で福利効果を強くして雪だるま式に資産を増やすこと

③投資先は、米国市場(S&P500)か米国高配当企業(コカ・コーラやP&Gなど)

ということである。

③に関しては、多くの投資家が前者を支持している。後者はバフェット太郎式だ。

どちらの方が優れているのか、というかどちらを基本軸にして投資をはじめるかはその人の投資判断次第ということになる。

そもそもこのお金の増やし方は、株や投資信託の長期的保有が前提になっているから、成果に関しては超長期的に見なければならないし、その間のアップダウンで一喜一憂するなというのは全員一致の解答だから、評価が難しい。

自分がより納得できたのはどっちなのか? というのがやはり決めてになるだろう。

自信とルールのない投資は狼狽売り(市場の下落や株価の暴落に焦って売ること)を招き、結果的に資産を失うという結果になる。

投資の基本は、その投資法に自分が納得しているということが大前提ということだ。

だから初心者の方こそ色々学ぶべきだと思う。

いまではYoutuber投資家がたくさんの動画をアップしてくれているから、学ぶのも超簡単。

とりあえずこの記事で取り上げた動画のチャンネルを登録して、参考になりそうなものを片っ端からみることを勧める。

 

 

とりあえず米国株を買いましょうという話

思ったより記事が長くなってしまったが、ようはYoutube大学を見て投資に対する誤解をときつつ、みんな積み立てて投資をはじめましょうという話。

で、買うならいまのところ米国株はいいじゃないの?という話ですね。

 

ただ米国も未来安泰というわけではなくて、これからは中国が台頭してくるだろうから、全てを米国に入れるんじゃなくていろいろなところに分散させておくことも大切ですね。

 

私も米国株をちょこちょこ買ってはいますが、メインの投資対象はS&P500になっています。

いろいろと勉強してみて、みなさんそれぞれのポートフォリオを作ってみてくださいね。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

株式投資は資産運用の方法としてとても注目されています。最近では米国株をはじめとした外国株式にも、投資家から注目が集まっております。

こちらのサイトにアクセスすることで、少額でレバレッジをかけた取引ができる外国株式オプションの詳細について確認することができます。

レバレッジをかけることでリスクは伴いますが、投資に使える金額が少ない方でも簡単に投資を始めることができます。

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でく

元高校教師でブロガー。得意ジャンルは教育・家電・ガジェット・健康美容。便利グッズや電子機器を収集してレビューするのが趣味のオタク。 小学・中学・高校はゲーム三昧。東北大卒。大学院修了後は公立高校教諭。買ったものを人に紹介する趣味が高じてブログを立ち上げる。デグー・リチャードソンジリス・スナネズミを飼育するげっ歯類好き。

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