今回はバッファローの無線LANルーターのお話。
最近我が家のインターネット回線業者を変更しました。
ひょんなきっかけで業者変更を余儀なくされ、これまで5年間使ってきたNURO光を解約し、あらたに「楽天ひかり」を導入したんです。
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NURO光は自分でルーター等を用意する必要はないのですが、楽天ひかりを始めとしたNTT系の光回線業者は自分でルーターを用意する必要があります。
ということで5年ぶりにルーター探しをはじめました。
Amazon上で色々みていると、やっぱり今でもバッファロー製のものが人気ですね。
今の通信規格の最速であるwifi6(11ax)に対応していて、せっかく買うなら多機能・高速なものがいいなぁと思い、候補に上がったのがこちら。
バッファローのWSR-5400AX6S/NCGという無線LANルーターです。
ハイエンドというほどのものでもないですが、スタンダードクラスでコスパも良い層の商品になります。
値段は15,000円くらい。
かなりいい製品に見えるんですが、Amazonのレビューを見ると散々なことが書かれています。
こんな感じで電波がめちゃくちゃ弱いだの、「脅威ブロッカー」のせいで変な契約させられたり通信もままならないといった声まであります。
これだと怖くて買えないところですが、変な商品に数多く手を出してきたデクマガ的には「オイシイ」以外の何者でもないので即購入しました笑。
ということでこの記事では
「本当にバッファローのWSR-5400AX6Sは使えないゴミなのか?使ってみた実際はどうなのか?」
についてレビューで指摘されていることについて、検証していきたいと思います。
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WSR-5400AX6SはIPv6対応で、モデムに接続したら即開通
細かい開封レビューはすっとばして、まずはモデムとルーターを接続してみます。
「大事なのは接続後」ですからね。
で、接続をしてみたらびっくり。
楽天ひかりのユーザーIDやらパスワードやらを何も入力していないのに、ルーターが電波を飛ばし始めました!
5年前のフレッツ光で時代が止まっている私には何が起きているかよくわかりませんでした。
そういえば楽天ひかりの開通工事をしていたNTTの担当者が
「IPv6対応のルーターなら、モデムと接続するだけでプロバイダ情報認識するので自動で設定してくれますよ」
などと言っていたような気がしますが、これってそういうこと〜?
時代の流れってすごい!
ということで、楽天ひかりから届いている「契約者様へ」的なやつは開封するまでもなく、光通信を無線LAN化することに成功しました。
他のプロバイダ事業者はよくわかりませんが、
少なくとも楽天ひかりは、WSR-5400AX6S/NCGをモデムとLANケーブルでつなぐだけですべての設定が不要で開通完了する
ということがわかりましたね。
ちなみにルーター側で設定しているのはこちらだけ。
一番上のスイッチをAUTOにしておくだけでOKとのことだそうです。
楽ちんですね〜。
WSR-5400AX6S × 楽天ひかりの通信速度は、200Mbpsで速い
まずいちばん気になる速度面を検証します。
接続後すぐに開通しましたが、アマゾンレビューを見る限りではどうやら速度制限をくらっている人がいるようです。
開通後すぐの状況で、無線LAN接続したiPhone12miniで速度計測をしてみました。
200Mbps出ていますね。
楽天ひかりの前に使っていたNURO光でもだいたいアベレージが200Mbpsくらい。
早い時で300Mbpsくらい出ていましたが、NURO光と楽天光で通信速度に大差ない結果になりました。
速度制限もへったくれもないですね。
ということでアマゾンレビューでの指摘は「個人的なもの」もしくは「ハズレ製品を引いた」ということで話は終了ですね。
念の為、翌日に時間帯を変えて測定してみましたが安定して200Mbps以上が出ていました。
WSR-5400AX6Sのネット脅威ブロッカーは最初はOFFになっている
アマゾンレビューで指摘されている「ネット脅威ブロッカー問題」。
スマート家電などを操作する上での要所である無線LANルーターは、攻撃されると家のスマート家電ごとハックされる危険が伴います。
そんなインターネットセキュリティを向上のためのソフトウェアである「ネット脅威ブロッカー」がデフォルトではONになっていて、通信速度を阻害しているとの声が多いです。
上でレビューしたとおり、開通したときにはすでに200Mbps出ていて全く関係がないのがわかりました。
一応説明書を確認してみるとこのように記載があります。
これを読む限り「ネット脅威ブロッカー」は自分で設定しないとONにならない、と読めそうです。
実際にこの説明書きに従って設定を進めてみますが、
「ネット脅威ブロッカーをONにしますか?」
と問われました。特に必要性を感じていないので答えはNOです。
ということで、「ネット脅威ブロッカーは自動でONになっていて通信速度を制限している」ということもなさそうです。
amazonレビューとは一体何なんだ。。。
とはいえ検証するのがこの記事の目的ですので、あえて「ネット脅威ブロッカー」をONにしてみます。
ということでスマホの専用アプリでポチポチと設定します。
悪質サイト・情報漏えい防御のトグルがONになったことでネット脅威ブロッカーがONになりました。
で、速度を測定してみましたが200Mbpsで変化なし。
さらに念の為に再度ネット驚異ブロッカーをOFFにして再測定。
200Mbpsで変化なし。
うん。つまりネット驚異ブロッカーは速度に影響すらしないということですね。
ファームウェアアップデートで対応したのか理由は不明ですが、
amazonレビューが書かれてから今現在までの間に、「ネット驚異ブロッカーが通信速度を低下させる問題」は解消されたと見るのが自然でしょう。
WSR-5400AX6Sを高速化する設定方法
通信速度に関して課題感がある、心配であるという理由でこの記事にたどりついた人も多いだろう。
ということでこの記事の最後に、WSR-5400AX6S/を高速な通信設定についてまとめてみようと思います。
とりあえずモデムとつなぐことで通信はできるがこの記事の結論だけれども、より高速化したい場合には個別に設定をしていく必要があります。
私がいろいろ調べてみた感じではここのサイトが一番詳しく、かつ丁寧に解説されています。
[st-card-ex url="https://ameblo.jp/myo000402/entry-12608569769.html" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore=""]
この設定をまだ私は試していませんが、価値ある情報と言えそうなので掲載しておきます。
結論:WSR-5400AX6Sの通信が遅いというアマゾン口コミは無視していい
この記事では、アマゾンレビューで書かれていたデメリットや悪い口コミについての検証をしてきました。
結論から言えば、どの問題やトラブルも「個人レベル」「個体差レベル」のものといえそうです。
少なくとも私の環境では発生していません。
アマゾンレビューで大々的に「これは駄目な製品だ!」と言われてしまうと、尻込みしてしまいますよね。
通信機器はけっこうネット事業者や回線自体との相性問題もあったりするので、一概に良い悪いといえないのが難しいところ。
その後、母屋からプレハブへ有線LANを引いて別のルーターに接続してアクセスポイント化しました。
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【屋外のプレハブ小屋にwifiを】無線LAN wi-fiルーターでアクセスポイントを作ってみた【有線延長】
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こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の検証結果が、あなたの購入体験の役に経てば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!