今回はブロガーやwebライター向けに、ロングテールキーワードとショートテールキーワードについて解説をしていきます。
ロングテールキーワードとショートテールキーワードは、ブログ記事を書くときのキーワード選定に関する用語です。
キーワード選定って何?という人はまずはこちらの記事をご覧ください。
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ブログ記事を書くときのキーワード選定の方法【初心者向け】
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この記事はnoteにも掲載しています。
ロングテールキーワードは、3語以上のGoogle検索キーワード
こちらはキーサーチベータで、「iPhone 発熱」を検索したときの結果です。
左上をみてみると、なにやらさらに長くキーワードが続いているように見えます。
一番左上では「iPhone 発熱 原因」の下位に、「iPhone 充電 発熱 原因」というキーワードがあります。
このように、Google検索でのキーワード選定を行うと、3語以上の長いキーワードが出てきます。
こうした長いキーワード列のことを「ロングテールキーワード」といいます。
ロング(長い)+テール(しっぽ)のキーワードです。
逆に「iPhone」や「iPhone 発熱」のように2語以内の短いキーワード列を「ショートテールキーワード」といいます。
ショート(短い)+テール(しっぽ)のキーワードです。
個人ブログはショートテールキーワードで勝負してはいけない
ロングテールキーワードとショートテールキーワード、個人ブログのSEOではどちらをキーワードとして使っていけばよいのでしょうか?
答えは明白です。ロングテールキーワードです。
こちらは「iPhone」でGoogle検索をしたときの上位です。
「iPhone」の検索結果には当然Appleの公式ページが最上位に出ますし、それに続くサイトはドコモやau、ソフトバンクといったiPhoneを取り扱う超大企業のサイト。さらにはwikipediaが続きます。
上位10位に表示されることは実質的に不可能です。
個人ブログが記事を書くときはロングテールキーワードを意識しよう
ショートテールキーワードの検索結果の上位、公式サイトや企業サイトが占めています。
初心者のブロガーが最初にする勘違いに、
「製品名+レビュー」や「サービス名 + 試してみた」というキーワードで記事を書けば検索上位に来る
というものがあります。
Googleが上位に表示させる記事になるにはキーワードにマッチしていることは最低限で、それ以上に「信頼に足るサイトである」「有力・有益な情報源である」というGoogleからの評価が効いてきます。
Googleからの評価が高くない状態では、どんなに記事の質が良くてもショートテールキーワードでは上位表示されません。
そこでロングテールキーワードの出番です。
「iPhone 発熱 充電できない 原因」のように連語のキーワードであれば、そのキーワードを盛り込んでいる記事は指数関数的に減少します。
うまくすれば、ブログ設立1ヶ月でも検索上位10位に入ることだって可能です。
検索ボリュームのあるロングテールキーワードを選定する
ただしどんなどんなキーワードでも良いわけではなくて、多くの人に検索されているキーワードであるということが重要です。
そのキーワードで検索している人が月に2,3人であれば、MAXそれしか記事を読んでくれないということになりますから。
そんなときに便利なのが、Ubersuggest(ウーバーサジェスト)です。
ウーバーサジェストのGoogle Chromeプラグインを使うと、Google検索をしたときに関連キーワードの検索ボリュームを表示してくれるようになります。
検索画面右側がウーバーサジェストのプラグイン機能です。ちなみにEdgeでも使えます。
このように「iPhone 発熱」で検索したときの関連キーワードの、ボリュームを見ることができます。
>>ウーバーサジェストプラグインはこちら
「iPhone 発熱」は2900のボリュームがあり、「iPhone 発熱 原因」は590といった具合にキーワードの連語が長くなるとボリュームが減っていくのがわかります。
このボリュームが少なすぎないものをうまく記事に盛り込むことで、検索上位に表示されやすく、かつ検索流入の起こりやすい記事にすることができます。
キーワード選定を使いなして、”人に読まれる記事”を作ろう
今回はキーワード選定における、ロングテールキーワードとショートテールキーワードの違いについて解説しました。
ブログの記事を書くときには「ただ闇雲に書きたいことを書く」では、人に読まれる記事になりません。
誰にも読まれない記事はただの日記です。
ブログを収益目的で作っているならば、その記事が人に読まれるないと収益は発生しません。
となれば、人に読まれるための記事の工夫が必要です。
ぜひ記事執筆のテクニックを学んで、よりよい記事の作成、伸びるブログを作っていってほしいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!