
いま巷で話題になっている「web3.0(ウェブ3.0・ウェブスリー)」という言葉を知っていますか?
仮想通貨ビットコインや、非代替トークン(NFT)などの技術が発達し、いまインターネットの世界は革新の時を迎えようとしています。
インターネットは、30年前には一部のオタクだけ集まる暗いコミュニティでした。
しかしそれがGAFAの台頭によって一気に大衆化し、いまでは誰もがインターネットから切り離せない時代になりました。
それではインターネットの次なる時代とは何でしょうか?
それが今回のテーマである「web3.0」です。
「web3.0」は、次世代のインターネットを表す標語のようなもので、今のインターネットの常識とは全く違った新たなインターネット世界になると言われています。
「ビットコインで一山当てたい!」とか「NFTを売買して稼ぎたい!」みたな声も最近よく聞きますよね。
この「web3.0」はまさに新しい時代の幕開けですから、そこには新たなビジネスの種や一攫千金のテクニックなどがゴロゴロ転がっているというわけですね。
しかしチャンスには相応にリスクがあるわけで、むやみやたらにチャレンジをすればいいというわけではありません。
まずは情報を集めること。
そのうえで、自分が許容できるリスクの中で、投資をしたりお金を稼ぐチャンスを掴みにいくのがいいでしょう。



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web1.0とweb2.0とweb3.0は、インターネットのバージョンのようなもの
web3.0の3.0というのは何を表す数字なのでしょうか?
3.0というのはバージョン番号のようなものです。
ということは3.0の以前には、1.0や2.0といったwebのバージョンがあるということですね。
ここではweb3.0の前時代にあたる、web1.0とweb2.0について解説をしていきます。
web1.0はインターネット黎明期
web1.0というのは、インターネットサイトが出現したばっかりの時代。
電話回線を使った通信方式で通信料金は高いうえ、使えるサービスも少なかったのが特徴です。
当時はかなりアンダーグラウンドなイメージが強く、インターネットといえば、いわゆるマシンオタクやプログラマたちといった一部の人が集まっていた場所でした。
web1.0の後半にはインターネット掲示板「2ちゃんねる」が表れ、FLASH動画や「電車男」といった2ちゃんねる発祥の文化が、一般の人にも注目されるようになることで、インターネットの世界が少しずつ世間に広まっていきました。
しかし情報のやりとりのほとんどは「一方向的」なもので、情報を発信する側と情報を受取る側で、立場が別れていた時代とも言えますね。
web2.0はGAFAMの時代
web2.0はGAFAM(Google/Apple/Facebook/Amazon/Microsoft)といった、強大なweb系企業が構築した、一般普及化したwebの時代です。つまり、今の時代ですね。
光通信が一般的になり、通信料金も安くなりました。
またTwitterやFacebook、Instagram、TickTockといったSNSが広く普及し、もはやインターネットを使ったことがないという人が極少数派という時代です。
web2.0になると「双方向的」なコミュニケーションが一般化します。
SNSはまさにその代表格で、情報を発信しつつ情報を受取る、という発信者と受信者の区別がなくなったきた時代といえるでしょう。
web3.0はインターネットがリアルに近づく時代
それではweb3.0とはいったいどんな時代なのでしょうか?
web3.0にはいろいろな定義があり、コレ!と一言で言うのは非常に難しいのですが、「情報のやりとりがリアルに近づく時代」といえそうです。
「リアルに近づく」とはどういうことかというと、インターネット上の個人情報や資産の扱い方がリアルの方式に近づくということです。
これまではGAFAMを中心とした超巨大企業に、個人の情報が集まるのが当たり前でした。
SNSをはじめとした会員登録サービスでは、運営する会社がなくなったりサービスが終了すれば、サービスの中で獲得した資産はすべて無になります。
web2.0時代のアタリマエ
- ショッピングサイトに自分の氏名や住所を入れて知られるのが当たり前。
- SNSのアカウントや投稿が企業側の都合で消されるのは当たり前。
- ゲームやアプリ内で手に入れた資産は、サービス終了で無価値になるが当たり前。
こうしたアタリマエが、web3.0ではアタリマエではなくなるんです。
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個人情報は企業が管理するものではなく、個人が管理する時代に
web3.0では、個人の情報は個人で管理する時代になり、必要に応じてサービスに提供していく形になります。
宅急便を利用するのに、住所や氏名を登録しておく必要は全くなくて、サービス利用時に必要に応じて記載すればOKですよね?
このように、webサービス上での情報の管理は、企業側ではなく個人側になる「リアルと同じ」仕組みということですね。
情報の管理者が、企業から個人になる
SNSではみんな自由に発信をしていると思っていますが、それは「制限の中での自由」であることを忘れがちです。
例えばTwitterでは、Twitter運営規約に反する行為があったり、疑わしい行為があればアカウントが停止されます。
悪いことをしていないのにも関わらず、「間違ってアカウントが消されました!」という人も実際にいます。
YouTubeやインスタグラムのアカウントが停止されれば、それまでに投稿したコンテンツはすべて消えてしまいます。
そしてそこで構築した人とのつながり(フォロワー)もなくなってしまいます。
つまりアカウントや発信したデータの管理する権限は運営側にあるわけで、個人が自由にもてるわけではないのです。
リアルでは、会社や趣味の団体、学校、部活などが解散になったとしても、そこでの人と人とのつながりがなくなることはありませんよね。
時と場所を変えて、再び出会うことも可能です。
web3.0では、このようなサービス上の情報を管理する権限が個人になると言われています。
サービスの中の資産は換金可能になり、サービスをまたいで移動ができる
ゲームやアプリの中で買った「ゲーム通貨(ジェムや魔石など)」やコレクションカードなどは、サービスの中でのみ価値をもったものです。
つまりサービスが終了した時点で、それらは全くの無価値になってしまいます。
リアルのゲームではゲームが終了した後でもゲームソフトは残りますし、スポートやイベントのグッズなどはサービスが終わっても残ります。
むしろリアルでは「終わってしまったサービスのグッズのほうが価値がでる」ことすらありますよね
ゲームに限った話ではありません、電子書籍などもいい例ですね。
Amazon Kindleや楽天koboなどで購入した電子書籍は、それらのサービスが終了したら読むことはできなくなります。
アマゾンがなくなるということは到底想像できないですが、実際にサービスが終了した電子書籍サービスもあります。
リアルの本であれば、出版社がなくなったとしても残り続けますよね。
web3.0の時代では、このようなインターネット上の資産や資金の価値が、リアルと同じようになることが期待されます。
その一つがNFT(非代替性トークン)という仕組みで、インターネット上のデータの価値が守られて、取引ができるようになったり希少価値を生んだりすることが可能になりました。
詳しくはまたNFTを解説する回で紹介したいと思います。
web3.0はまったく新しいインターネットの時代!稼ぐチャンスを虎視眈々と狙っていこう!
ここまでご紹介してきた通り、web3.0というのはまったく新しいインターネット時代を表すものです。
SNS時代が幕開けして、YouTuberという職業が現れ、インスタグラマーという肩書が生まれ、インフルエンサーという立場が確立してきました。
情報を発信することでお金を稼ぐ、なんてことは30年前にアタリマエだったでしょうか?
ヒカキンという人が現れて、動画配信をして何億円ものお金を稼いでいる。
こんな時代になるなんて、誰も想像しなかったですよね?
ということは、次なるweb3.0も同じことが起こるはずなんです。
いまのweb2.0では全く想像がつかないような、新しい職業が生まれ、新しいコミュニティが作られ、新しい生き方が出現するはずです。
その流れにいち早く乗れた人が、お金を稼いでいくチャンスを得ていくことは、簡単に想像と思います。
ぜひweb3.0に関する情報を積極的に集めて、新しい時代に参入していきましょう!
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この記事がみなさんの役に立てばうれしいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!