みなさんこんにちは、でくです。
今回は私が愛用しているノートPC、Lavie Pro Mobileを外でも充電するために『Anker製 Power Delibery45W対応のUSB-Cアダプタ』を購入したので、そのレビューをしたいと思います。
こんな方におすすめ
- パソコンも充電できるハイパワーなUSB-CのACアダプタを探している
- 家の外で使える携帯性抜群なACアダプターが欲しい
- MacBookやiPadなど色々なUSB-C充電の端末をカバーできるアダプタが欲しい
今回接続するのは私の愛用ノートPC LAVIE Pro Mobileです。PCの詳細はこちらの記事にまとめています。
愛用PCの購入レビュー記事はこちら
PC購入時に付属しているコンセント接続をするACアダプタは家で使っていて、基本放置です。
ACアダプタ→USB-Cハブ→ノートPCという接続をしているので、ACアダプタとハブがつなぎっぱなしなんですね。
家で作業をする場合には『USB-Cハブをパソコンに接続すれば、充電もネットもアクセサリもすべて使えるようになる』という環境にしています。
愛用のUSB-Cハブの記事はこちら
となると、今度は屋外に持ち出しての作業時にバッテリー不安になるわけです。
いくらLavie Pro Momibileのバッテリー持ちが最高クラスといっても、さすがに6時間もフル稼働させるとバッテリー切れを起こします。
そこで致し方なくACアダプタを購入しました。
Ankerの45W USB-Cアダプタ & USB-C to C ケーブル
今回購入したのは、安心と信頼のANKER製のACアダプタとケーブルです。
この2つを使ってLAVIE Pro Mobileを快適に充電することができました。
数あるACアダプタとケーブルの中からこの2つを選ぶに至った条件がいくつかあります。
ACアダプタに求める条件4つ
- ケーブル一体型ではなく、USB-C端子の給電(PD)であること
- LAVIE Pro Mobileが充電できること
- バッグに入れていても気づかないくらい軽いこと
- ケーブルが十分に長くて取り回しがいいこと
この4点です。
なぜこの製品を選ぶことになったのかそれぞれ解説していきますね。
①USB-Cケーブルですべての機器に給電が可能
アダプタとケーブルが一体となっているタイプは、使用用途がノートPCの充電に限定されてしまいます。
しかし、今は充電しないと動かない機器がたくさんある時代ですので、必要に応じて充電機器を使いまわせるようにしたいんです。
ようは、オールインワンにしたいんです。
家では『USB-C → Lightning』『USB-C → microUSB』『USB-C → USB-C』といった具合に、すべての充電のスタートをUSB-A端子ではなくUSB-C端子をしています。これでUSB-Cポートにオールインワンです。
これは単純に充電が高速化するという大きなメリットがありますし、あとはUSB-A端子はこれからはオワコンだと思っているのでUSB-Cのビッグウェーブに乗ろうという魂胆の現われです。
USB-Cはデータ通信と大容量電力の供給(高速充電)を兼ねた規格ですので、今後は間違いなくUSB-Cが主流の時代になります。
ならばいまのうちに、家での電子機器の電力供給ポートをUSB-Cにするというのが当然の選択なのです。
それはさておき
このACアダプタもUSB-Cのメス端子に『USB-C → USB-C』ケーブルで接続するという形にしてあげれば、ノートPCやiPad Proに給電ができます。
さらに『USB-C → Lightning』『USB-C → microUSB』それぞれのケーブルがあれば、iPhoneやその他の電子機器にも充電ができます。
つまりACアダプタとケーブルが一体化していない方が、圧倒的に『汎用性』が高いわけです。
ということで第一の条件は、すべての機器に対応できるようUSB-Cのメス端子がついているACアダプタということになります。
②ノートPCに給電できる45W仕様
2つ目の条件はLAVIE Pro Mobileが充電が可能であること。
これは、目的を達成するために当然なのですが、実はUSB-C to USB-Cの充電規格は結構複雑なのです。
USB-Cの端子で充電をする規格のことをPower Delibery(以下PDとします)というのですが、このPDの出力は機器によってまちまちなんです。
詳しくは他サイトの記事に譲ろうと思うのですが、(参考:USB PDを使う上で知っておくべきポイント・要注意ポイントを解説 リンクページが削除されました)
端子の形状があっていても、給電するパワーが合わないと充電がされないということが起きうるのです。
例えば、USB-Cポートを備える機器の代表であるiPad Proは、18Wの給電力があれば十分快適に充電することができます。
しかしノートPCの多くは、18Wでは充電することができません。MacBookもできません。
Mac Bookの充電をするためには30W以上が必要です。Pro Mobileでは30Wで低速充電、45Wではじめて快適な充電です。
このように、充電したい機器に応じて出力を気にしないといけないんです。
市場に出回っているPD対応の機器では60Wタイプのものが最大出力ですが、それはオーバースペックなので、ノートPCもiPad Proも充電できる45Wタイプに的を絞って選びます。
③とにかく軽くて小さいこと
このACアダプタ選びは『携帯すること』がそもそもの目的なので、コンパクトさが最重要です。
PC付属のACアダプタは結構重たいですよね? 大きいですし非常に邪魔です。
スマホの充電器と同じ程度が理想なので、軽量・コンパクトで携帯性が優れていることが、選定条件に入ります。
④ケーブルが十分に長いこと(2m)
外で使う以上、どこでどう使うかが想定できない場合があります。
コンセントの端子がすぐ手元にあるようなカフェで使う場合や、コワーキングスペースのように椅子の裏という場面も想定されます。
そういった想定されるどの場面でも使えるように、2mという長さは必要です。
50cmは論外ですし、1mでも足りない場面が出てきます。かといって3mは不要です。
ということで2mを基準に『USB-C to USBC』ケーブルを選定します。
また、ACアダプタがPower Delibery 45Wに対応していても、ケーブルが45W給電に対応していなければ充電されません。
けっこうネットでこの手の相談や悩みを持つ方が散見されます。ケーブル選びって実は結構大事なんですよ。
ということでそれらのケーブルに関する条件をクリアするものを選びます。
条件をクリアする最高のACアダプタとケーブルはコレだ!
ということでさんざん講釈を垂れてきましたが、条件をクリアした中で、最も信頼がおけて、さらに安かったのがこちらの2製品だったんですね。
ここからは開封風景と実際の製品をお見せしたいと思います。
Ankerお決まりの『Happy?』説明書。Ankerは千円台の製品でも、箱や内装が高級感があっていい感じですよね。
ACアダプタを持ってみた感じ。すごいコンパクトです。てのひらに収まります。
ひらべったい形状になっていて、コンセントプラグは引き出し型です。こんな感じに出てきます。
USB-Cポートです。+IQ3に対応しています。Power Delibery 45W対応ですから、パソコンもタブレットもオールオッケー。
この薄さとコンパクトさでこれだけのハイパワーは素晴らしいの一言に尽きますね。
ケーブルはこんな感じ。USB-C to Cケーブルで、60W給電まで可能なハイスペックなケーブルです。
1.8mあるので十分な取り回し範囲が確保できます。ホントは2mがよかったですが、ラインナップがありませんでした。
1.8mより短いと1m、長いと3mなのでこれがちょうどいい感じですね。
ケーブルを束ねているバンドが、マジックテープでもないのにぴっちり固定できます。けっこう感激しました。
最終的に持ち運ぶものはこの2つ。これだけなら全然バッグの中に入れてもストレスになりませんね。最高です。
ノートPCを充電できる携帯ACアダプタはこれがべストアンサー
ということでここまで紹介してきた通り、性能面でも、携帯性でも、価格面でも非の打ちどころがないセットです。
今のところこれが最適解ですね。
今後さらにハイスペック化・軽量化されてくることもあると思いますが、現状はこれで十分ですね。
あわせても4000円しない組み合わせなので、ノートPCを外で充電したいという人にはオススメですよ。
参考になればうれしいです。ここまでお読みいただきありがとうございました!