こんにちは、でくです
通勤ラッシュからおさらば! 土日には近所をサイクリングしたい!
時には2、30kmの休日ライドを楽しみたい!
ロードバイク持ってるけど街中において置くにはちょっと怖い
という皆様にオススメの中古爆安ロードバイク変身術をご紹介したいと思います
ロードバイクって怖くないの?
ロードバイク、というと競輪選手が乗っている自転車というものを想像して「怖いな」と思ったり「そこまで自転車にお金かけたくないなぁ」という人も多いと思います
実際、街乗りをするならクロスバイクが一番です
クロスバイクならば、ハンドルもフラットなバーハンドルで多くの方が乗っているシティサイクルと同じですから、姿勢は全く無理がないです。
しかもロードバイクと比べて段差等にも強く、汎用性の高い自転車と言えます。
しかし、あえてここでロードバイクをオススメしたのは
通勤快速にこだわりたい、からなんですね
これまでママチャリに乗っていた人がクロスバイクに乗ると、その快適性に感動します
そしてクロスバイクに乗っていた人がロードバイクに乗ると、その快走性に感動します
走るのが楽しくなるので、自然と乗る頻度、乗る距離が増えていきます
【自転車に乗る楽しみ】を全身で感じたい人には、ロードバイクを強くオススメします
しかし一方でデメリットは、その価格にあります
大衆向けメーカーであるGIANTのエントリーモデルのロードバイクでもやはり10万円ちかくしてしまいます
いくら快適と言っても、この値段にはなかなか手が出ませんよね
そこでオススメしたいのが、「中古ロードバイク」なんですね!
中古自転車って大丈夫なの?
結論から申し上げると、アタリもハズレもありますが、自動車ほどのハズレはなく素人が乗る分には大丈夫!です
自転車は精密パーツもありますが、基本的にはフレームと呼ばれるものにギアやらクランクやらブレーキやらタイヤやらを後付けして完成されます
そしてダメになった部品は交換すればいいだけなので、基本的に使い物にならないという状態にはなりません
自動車のバッテリーやエンジンのように、ぱっと見無事そうに見えても実は時限爆弾になってて、ある時急に走らなくなるということはないんですね
皆さんもママチャリが急に走らなくなったということはないですよね?
私がの自転車について少しお話しておきましょう
ちなみに私は現在自転車を3台保有しています
1台は大学生の頃に買ったGIANTのクロスバイク Escape RX3
5万円程度で買えるコスパに優れた大人気クロスバイクで、最初に買う初心者用クロスバイクとしてはこれ以上はありません
クロスバイクの世界を存分に楽しむことができる自転車ですね
2台目は中古で買った GIANTのロードバイク TCR ADVANCED1 KOM
フルカーボンのロードバイクで重量はたったの7kgしかありません
ママチャリが20kg以上ですからその軽さといったら!
この自転車はバイチャリという中古自転車ショップで買いました
中古価格で13万円 定価だと27万円の自転車ですからかなり勇気がいりました
しかし買ってよかったと思える1台です
この購入を機に、私は中古自転車を買うようになります
そして3台目として今回紹介する通勤快速ロードバイクを購入しました
自転車専門店ですらなくハードオフで購入したものなので、もはやジャンク品なのですが勇気をもって購入しました
そしてその結果、オススメするに足ると判断しこうして記事を書いています
では、その実態をご紹介したいともいます
購入価格39800円のロードバイク
今回購入したのはこちらの自転車です!
BOTTECCIAのDUELLO 2016年モデルです
日本では聞きなじみのないBOTTECCIAというメーカーですが、イタリアの老舗自転車メーカーで、自転車レースの世界では名の知れた会社です
日本ではほとんど見かけることはありませんね
私もこの自転車のことを調べていても、ほとんと日本語での情報が見つからず大苦戦しました…
発売定価は17,4000円 なんでこんなに安かったのか…
それは購入したのがワンダーレックスだからです
ワンダーレックスは服やバッグからPCや携帯電話といった機器、テレビやスピーカー、ゲーム、楽器、そして自転車まで何でも扱う中古販売店です
関東近郊に多く展開していて、いわゆる田舎の広い土地にドカンと立てて大きなスペースで中古品売ってる店ですね
ここはもういろんなものが雑多に売っているお店なので、なんでこれがこんなに高いのというものもあれば、これは掘り出し物じゃ!といったものまでまさに玉石混交
今回はフラっと立ち寄った某店舗で、39800円の文字を見てまじかい!!!と即断即決して買った(一抹の不安を感じつつ)ものです
さすがに安すぎるのですが、搭載されているものを見ていくと値段不相応だということがわかります
全体はアルミフレームで痛みや欠け、ヒビ割れなどはありません
前のオーナーさんが大事に乗っていたのか、タイヤのヒビ割れもほとんどなく
サドルも交換されたものでした
クランクはTiagra ブレーキもTiagra レバーは105
駆動系を見ていきます
クランクセットはTiagraで組まれています
このメーカー17万の自転車なのに標準でTiagraなんですよね。105だと20万します。
日本では同価格帯では105が標準なので驚きです。
自転車に詳しくない方にご説明すると、Tiagraとか105というのは、日本の自転車機器メーカー「シマノ」が作っている駆動系の装備のグレード名です
Tiagraより105シリーズの方がグレードが上になります
グレードが上がると、操作性やブレーキやギアチェンジの効きがよくなったり、ギア段数が増えたりします
日常使いであればTiagraで十分です。Tiagraの下にSORA、Clarisというグレードもあります。
格安自転車だとClarisが付いていることが多いですね
なので、39800円でTiagra装備が付いているだけでも儲けものですね
さて、ここまで自転車の仕様をご紹介しましたが
全体的に39800で買える代物ではありません。これはまさに掘り出し物!ですね
しかしハンドル回りも何もついていない状態なので、これに通勤快速のための装備を付けていくことにしましょう!
装備したもの
お待たせいたしました!ここからが実際に装備したものの紹介になります!
こちらが完成した状態です!
通勤快速にふさわしい立派な自転車に変身しました!
この自転車をチューンアップするのに使用したアイテムの選定基準は、
・安いこと(これ大事!)
・アマゾンレビューの件数が多いこと
・アマゾンレビューの評価が高く、口コミ評判がよくて信頼度が高いもの
という3点です。安かろう悪かろうでは困りますからね(汗)なので、しっかりとグッズは厳選して購入しました!
では早速、ハンドル回りから順番に紹介していこうと思います
ライト&ベル キャットアイ VOLT200
ハンドル回りの装備品はキャットアイがオススメです
ライトやサイクルメーターなど種類も豊富ですからね
今回購入したのはVOLT200という比較的安いモデルです
街頭のある道であればこれで十分ですね。真っ暗な田舎道を走る場合には、もう少し明るいものをオススメします。
このライトはUSB充電式で乾電池は不要のタイプになります
充電残量が少なくなってくると、ライトが光ってお知らせしてくれる機能があります
正直この機能がないUSB充電タイプは危険ですね
夜道を走っていていきなり切れるのが一番怖いです
続いてはベルの紹介です。ベルもキャット製になります。
なんだかキャットアイの回し者みたいですが、実はちゃんと理由があってキャットアイに統一しているんです笑
キャットアイ製品に統一するといいことが2つあります
まず1つ目は、ライトとベルのくくりバンドが共通だということです!
よくみていただくとわかるかと思いますが、ライトの下側にベルが付けてあります
ベルとライトのくくりバンドが同じ幅のものなので、ベルを付属のバンドから取り外してライトのくくりバンドに一緒に通してしまうことで、1本のバンドでライトとベルを取り付けられてしまうんです!
普通だとライトはライトで、ベルはベルで、それぞれ取り付けるのですが、このように1本でまとめられるとハンドル回りはかなりすっきりします!
この仕様はほんと素晴らしいですね!
2つ目は違う自転車で1つのライトを共有できることですね
キャットアイはライトの装着バンドだけを別売りしています
上で紹介したVOLT200をはじめほとんどのライトはバンドから取り外すことができます。
さらにキャットアイのライトは、取り付けバンドの形も多くの製品で共通です。
ということはこのバンドを違う自転車につけておけば、ライトを取り外して共有することができるんですね!
私の場合、自宅→(自転車)→駅→(電車)→駅→(自転車)→会社
という具合に自転車区間が2つあります。つまり2台の自転車を乗り継ぐ形になります。
そこでライトを共通化しておくことで、荷物を大幅に減らせるメリットがあるんですね!
私の場合はかなり特殊の場合ですが、自転車を二台以上使いわけしている人は、この仕組みを使って共通化しておくと装備がグっとシンプルになってオススメですよ
カギ ABUSのチェーンロック 5805K 110cm
液から職場までの自転車は駅に置きっぱなしにしています
駅の駐輪場は監視カメラがついているとはいえ、ロードバイクですからきちんとロックで守らないといけません
そこでオススメしたいのがABUSのチェーンロックですね
ABUSはドイツの鍵メーカーで、ロードバイク乗りが愛用している信頼あるメーカーです
「とりあえず鍵はアブスを買っておけ」ともいわれます
非常に堅牢なつくりが売りですが、なによりいいのは利用法に応じたセキュリティレベルを明示していることですね
駅に置くときはレベル〇が推奨ですよーとか、家なら…、コンビニに一時停車なら…
という感じです
駅に置くというのはかなりリスクの高い行為ですから、相応のセキュリティレベルが必要です
駅におきっぱの場合、ABUSの推奨セキュリティレベルは10~15です
とはいえ私が置いている駐輪場は防犯カメラが付いていて、事務員がほとんどの時間常駐ということもありレベル5にしました。
今回購入したチェーンロックの長さ110cmであれば、駐輪場の留め具に引っかけて地球ロック(地面と固定されて動かないものに鍵をくくりつけること)するのに十分な長さです。肩からタスキがけもできるので、走行中も邪魔になりません。
逆に70cm程度だとそこまでの長さはなく地球ロックもできませんし肩掛けもできません。チェーンロックは重いものですから、肩掛けで使いたいですね。
セキュリティレベルが高ければより堅牢になり盗まれにくくなりますが、その分重量も増します。ご自身の自転車の価格と、置く場所に応じた鍵の選択が重要になりますね。
リアフェンダー Zefal(ゼファール) スワンロード [Swan-R]
これがないと雨の日や雨あがりでの走行時に背中が大変なことになります
ママチャリには当たり前に装備されているものですが、クロスバイクやロードバイクには基本ついていません
つけたら少しダサくなるのですが、これがないと雨の日はもちろん、雨上がりの道路も走れません
タイヤから跳ね上げられた泥水で背中がとっても汚れることになります
Amazonで売っているものの中では最安レベルの製品ですが、しっかりと仕事をしてくれています。これで必要十分ですね。
フェンダー自体にも反射板はついているようですが(写真の白い部分)、角度が変についているので別途赤色のリアライトはつけましょう。
ペダル MKS(三ヶ島) ペダル MT-FT
購入した時はビンディングペダル(靴と固定して力を効率的に伝えるペダル)が装着されていましたが、通勤は運動靴でしているためビンディングペダルでは乗りづらいんですよね。
なので普通の自転車に取りつけるフラットペダルを装着しました。
安価でなんと快適なことか! ロードバイクにフラットペダル、万歳!
空気入れバルブ 仏バルブ→英バルブ
ロードバイクのタイヤの空気を入れるバルブは基本的にはフランス(仏)バルブになっています。
しかしママチャリ等のシティサイクルのバルブはイギリス(英)式です
なので広く使われている空気入れでは空気を入れることができません
そこで取り付け式の返還バルブの出番です
この仏式→英式のバルブを取り付けることで普通の空気入れともつなげることができます
通勤のために携帯用空気入れを持っていくのはいささか不便ですからね、通勤時は荷物を減らしてこうしたプチアイテムでどうにかしていきましょう
しかし、近くに空気入れがない!なんていう事態に備えておくことも重要です。
そこで私はTNIのCO2ボンベセットを携帯しています。
これは高圧の二酸化炭素が入った小さなボンベを、専用のバルブを使って空気を入れるための道具です。
ボンベとバルブをくっつける バルブをタイヤへ装着する
このようにタイヤに接続して使います。これはフランス式バルブのまま使えます。
ボンベ1本でタイヤ1本をペタンコからフル状態にまで充填することができます。
携帯ポンプのように苦しまなくてもあっという間にタイヤがパンパンになります。
しかしCO2で応急処置をしているだけなので、できるだけ早くきちんとした空気入れで入れなおしましょう。
しかもボンベは決して安価というわけでもないので、あくまで緊急事態用と思って携帯しておくのがいいですね。軽いものですからオススメです。
キックスタンド Bikeguy QRスタンド クイックリリース
ロードバイクにはスタンドはついていません。軽量化するためにつけていない人が多いですよね。
しかし通勤快速を名乗るからには、寄り道に対応できるようでないといけません。
ということでキックスタンドをつけましょう。
スタンドにはフレームに取り付けるタイプと、クイックリリース(タイヤを固定するシャフト)で挟み込むタイプの2つがあります。クイックリリースはクイックレリーズということもありますね。
個人的にはクイックリリース取り付けをオススメしています。
取り外しが必要な場合に簡単に取り外しができますし、フレーム装着と比べてフレームを傷つけたり痛めることがありません。
理想を言えばGIANTのキックスタンドが一番信頼性も高くてオススメですね。
中古だけどロードバイクだからとっても快適
いかがだったでしょうか?
こうして総仕上げ5万足らずで装備をそろえることができました!
ロードバイクには、シティサイクルには当たり前に搭載されているものが付いていないことが多いです。それは無駄をそぎ落として軽量化し、走行性能を高めているためです。
しかし通勤に使うためにはそうしたものが付いていないと大変不便です。
Amazonで安いもので揃えれば1万円たらずでそろえられますので、使いやすいようにカスタマイズしましょう!
ロードバイクであれば通勤快速としてはもちろん、土日のライドにも十分に役立ちます。しかも通勤仕様であれば途中休憩なども全然OKですし、雨道でも背中が汚れません!
鍵はさすがに軽量化しないとダメですが、スタンドやフェンダー程度であればつけっぱなしでも全然大丈夫ですよ!
まずは格安の中古に出会わないといけないわけですが、ぜひ掘り出しものを見つけたらお試しあれ!