(ライター:安ミネコ)
みなさんの家庭のフライパンはどんな形をしていますか?
多くの人が使っているのはこういう形のフライパンだと思います。
しかし世の中には丸いフライパンばかりではありません。
その代表が、2021年2月に発売されたスマートフライパン『sutto(スット)』。
『sutto』は常識を覆す四角い形で、その斬新さからSNSやメディアで一躍話題になり、20万枚を売り上げた大ヒット商品となりました。
多くの人は丸型のフライパンしか使ったことがないため
「四角いフライパンって、ちゃんと使えるの?」
って気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では
- 四角いフライパンってSNSでみたことあるけど、実際使い心地はどうなの?
- 四角いと、どんなメリットがあるの?
- suttoをみんなはどんなふうに使ってるの?
このような疑問について、実際にsuttoを半年使用しているわたしが、四角形ならではのメリットや使っている方の感想、使用例などをご紹介します。
四角いフライパンsuttoとは?
でははじめに四角いフライパンsuttoとはどんなフライパンなのかをご紹介します。
- メーカー名:株式会社ドウシシャ
- 熱源:IHもガスも使えるオール熱源対応
- サイズ展開:16cm、18cm、20cm(正方形タイプ)
- 色:黒・クレージュ(限定色)
suttoの独特な四角い形はフライパンの収納の悩みを解消するために開発されました。
sutto最大の特徴は、2側面に設けられたリブにより本体が自立する点。
シンク下やコンロ横のわずかなスペースに立てて置けるスマートさが受け、メディアでの注目度も一気に高まりました。
調理面でも、四角形の特性である角を利用することで従来の丸いフライパンよりも盛り付けがしやすいなど、購入者の満足度がとても高いフライパンです。
16cmパン、20cmパン、ふたの3点セットだと、収納も便利でお得と評判です。
四角いフライパンsuttoを実際に使ってみた感想をレビュー
では、具体的にこの四角いフライパンsuttoの使用例をご紹介します。
四角い形の食材がスッポリ入る
レトルトパウチの温めや、冷凍うどんやインスタントラーメンがすっぽりと入ります。
「角」が盛り付け時に大活躍!
suttoは深さがあるので汁物の調理にも最適です。
汁物の盛り付けでは、四角形という特性を遺憾無く発揮します。
そしてわたしの一押しはこれ!
スープジャーのような口の細いものにお玉で汁を入れるのってかなりの確率でこぼしますが、suttoを使うとその心配はありません
先ほどの冷凍うどんやラーメンは盛り付け時、お玉がなくても汁を器に注ぐことができ大変便利です。
揚げ物・焼き魚・煮物 なんでもOK
suttoは形こそ特殊ですが、一般的なフライパンとできることは同じ。
「焼く」はもちろん、深さと厚みがあるので、「煮る」や「揚げる」もお手の物です。
蓋は気密性が高く、臭いが外にひろがっていくこともありません。
四角形なので食材を綺麗に列で並べることができる
丸型のフライパンと違い、食材をまっすぐ入れることができるのもsuttoの特性です。
12個入りの冷凍餃子もこのように6個x2で綺麗に入ります(sutto20cmタイプ)
スイーツ作りでいつもと違ったアレンジができる
suttoはスイーツ作りにも使えます。
形を変えるだけでいつもとはちょっと違うスクエアケーキになります。
「ホットケーキを四角く焼いて、半分に切ってデコレーション」なんて使い方もできますよ。
四角いフライパンsuttoのメリット・デメリット
四角いフライパンsuttoのメリット・デメリットを見ていきましょう。
suttoのメリット
- 横向きに自立するので収納がスマート
- ガラス製のふたで中が見やすく、ふたも自立する。
- 丸いフライパンより調理面積が広い
- 深さがあるので汁物調理もでき、注ぎやすい
- 丈夫な作りで面が熱で反りにくい
やはり商品コンセプトである「立てて収納できる」のが最大のメリットです。
さらに、ふたも料理中に外した際にはそばに立てて置けるので「作業の妨げにならなくて良い」のも魅力です。
あと私が個人的にsuttoがいいと思う点は「丈夫な作りで面が反りにくい」ことですね。
安いフライパンにありがちな「熱で真ん中が反ってしまう」ことをほとんど感じることなく半年経った今も問題なく使えています。
suttoのデメリット
- たまご焼きを作るのは想像より上手くいかない
- 「角」のデメリット(料理が残る・洗いにくい)
- 家族が多いと一番大きい20cmでも小さい
四角いフライパンと聞くと卵焼きをうまく作れるのでは?と期待する人も多いと思います。
しかし、suttoは卵焼き器と違い縁がほぼ直角になっているため、特に巻き始めはフライ返しを入れにくいです。
ある程度巻いた部分ができてくれば、いつもの卵焼き器の要領で作ることができますが、慣れるまでは少々コツがいるかもしれません。
角は使いようによっては大きなメリットになりますが、角ゆえのデメリットもあります。
すみっこに料理が残ってしまったり、洗い残しになったりします。
また、厚みがあって丈夫な作りであるため重く感じます。
炒め物で鍋を振るのは四角い形もあいまってちょっと難しいかもしれません。
一番大きい20cm角でも家族が多いと容量が足らず、「もう少し大きいサイズがあればいいのに」と思ってしまいますね。
四角いフライパンsuttoの口コミ
実際に四角いフライパンsuttoを使っている人の口コミをみてみましょう。
汁物を注ぎやすくてビックリしました。使いやすいので、ヘビロテしそうです!(引用:Rakutenみんなのレビュー)
収納場所が狭く、フライパンはいつも総倒れ。ブックエンドも役に立たず。収納しやすさに惹かれて購入。食材を混ぜるとき、丸いフライパンとの違いにプププ。もっと大きなサイズで展開して欲しいです。(引用:Rakutenみんなのレビュー)
四角にした事でのメリットを理解した上で使用するのが良いと思います。野菜の炒め物をはじめ、炒飯などフライパンを持ち上げて具材を宙で回転させるやり方は、丸いフライパンのようにはできません。(出典:Yahoo!ショッピング商品レビュー、口コミ一覧)
口コミでの満足度が高くマイナスな口コミは少数でしたが、マイナス要因として丸型との使い心地の比較をする意見が見られました。
丸型には丸型の良さもあるので、用途によってsuttoと丸型フライパンを使い分けるのが良さそうです。
四角形ならではの魅力がたっぷり!グレージュカラーもおしゃれでかわいい!
今回は、四角いフライパンsuttoについてご紹介しました。
調理器具の収納に困っている人はたくさんいると思いますが、このsuttoは自立するため場所を取らずに収納できるのが最大の利点です。
そればかりかこのsuttoひとつで焼く・茹でる・煮るができるので調理器具の削減につながり、キッチンがスッキリすること間違いありません。
いろいろ調理器具を持たなくていいのでひとり暮らしの方にもピッタリです。
suttoはブラックとグレージュの2カラー展開をしています。
この色もとても可愛いですよね〜
置いてあるだけで見栄えしてしまいます!
このようにいいところをあげるとキリがないくらい、suttoはとても優秀なフライパンです。
丸型フライパンの方が調理しやすいメニューもありますが、四角形ならではのメリットもたくさんあります。
ぜひ手にとって、ご自分にとって最適な使い方を見つけてくださいね。
(ライター:安ミネコ)