みなさんこんにちは、でくです。
この記事では、私のホームページで公開している『成績分析ツール』を詳しく紹介したいと思います。
注意
エクセルツール内でSwitch関数を使用しているため、Excel2016より以前のバージョンおよびExcel2016の一部バージョンでは、正常に動作いたしません。あらかじめご了承ください。有料版購入前に必ずフリー版で動作確認を行ってください。
成績分析ツールをはじめ、私が制作している学校現場を便利にするエクセルツールは以下のページにまとめられています。
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【無料ダウンロード】学校で便利なエクセルシート・エクセルツール【教師のはたらき方改革】
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学校の業務効率化・先生方のはたらき方改革に大いに活用ください。
万能成績分析ツールとは?
私が作成した成績の分析をするエクセルシートのことで、ベネッセの進研模試を受けた後に送られてくる模試分析表のようなものを簡単に作れるシートです。
私が教員をしているときに「もっとこういう分析がしたいな」という感じたものをどんどん継ぎ足していきながら制作したものです。
同僚の先生からも意見を集めながら作成したので、現場で使いやすい仕上がりになっています。
模試の分析表よりも詳細で自由度が高い分析ができるので、面談資料や掲示物、個票配布に活用できます。
生徒の成績アップのための適切なアドバイスのヒントがここにつまっています。
無料公開しているので、ダウンロードフリーで使用することができます
ダウンロードはこちらのページから
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【無料ダウンロード】学校で便利なエクセルシート・エクセルツール【教師のはたらき方改革】
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成績分析ツールの機能
教師として働いていたときに作ったものですから、学校の試験に特化した分析ツールになっています。
模擬試験業者から送られてくる分析シートよりもさらに高機能になっていて、以下のような出力機能を持っています。
出力機能
- 学年の1位から最下位までのリスト
- クラス別の1位から最下位までのリスト
- クラス別および学年全体の平均点,最高点,標準偏差
- 学年全体の度数分布表(ベネッセの成績表のようなもの)の出力
- ヒストグラム(頻度分布図)クラス別色分け機能付き
- 複数テストをデータベース化して個人の成績推移を確認する機能
- クラス個票出力・クラス内分析機能搭載
本来であれば面倒な成績分析を一瞬で終わらせることができ、試験データをグラフで可視化することができ、データをためておいて過回比較(試験毎の成績推移)をすることもできます。
手元の教務手帳で管理していたことをエクセルに置き換えるだけでとても便利になりますので、ぜひお試しください。
使い方・マニュアル
使い方のマニュアルはダウンロードファイルに同梱されていますが、こちらにも掲載していきたいと思います。
①データベースに生徒の基礎情報を登録
データベース登録を行います 「データベース」シートを開きます
複数テストでの使用を想定せず、1回のテスト単発で使用する場合は②へ進んでください。
1.生徒のクラス・番号・氏名を入力してください。クラスは記号に未対応です。
2.分析に用いるテストの名前を入力してください。例.学年末考査
シートの紺色の部分には重要な関数が入っているためいじらないようにお願いします。
テスト数は基本状態では7つに対応しています。
それ以上のテストに使用したい場合には各関数を増やしていくと、データベースを大きくすることができます。
②テスト成績の入力
テスト成績の入力を行います 「テスト1」シートを開きます
先ほど作成したデータベースに成績を同期するためには、シート名がテストの名前と一致している必要があります。最初に変えてしまうことをおススメします。
生徒のクラス・番号・氏名を入力してください。クラスは記号に未対応です。
①-1で「データベース」シートに入力した情報と同じでないと、データベースに同期することはできません。
データベースへテスト結果を同期するためには、シートの名前を①-2で入力したテスト名と同じにしてください。
全角半角の違いに注意してください。
③入力を終えると、テストの分析結果がでます
②で試験データの入力を入れると、テストの分析結果が表示されます。
<画面上部>
クラス別および学年全体の平均点・最高点・標準偏差を表示します。
クラスごとの平均点を、学年内で順位付けをします。
クラス別・学年別の試験点数の度数分布表を表示します。
<画面中部>
クラス内のランキングを点数が高いものがから順に表示します。
<画面下部>
クラスごとの平均点を棒グラフにして表示します。
学年全体の得点の度数分布表(ヒストグラム)を表示します。
これで学年全体の点数の分布傾向を把握することができます。
クラス別に色分けされて表示されます。
<画面右部>
学年順位を点数の高いものから表示します。
④クラス個票を出力する『クラス分析機能』
試験データが入力出来たら、クラスごとの分析を行うことができます。
具体的には、クラス内最高点・平均点の表示、試験毎の個人推移の表示、クラス内の相対的な位置を色分けで表示、クラスの点数の度数表と度数分布表(ヒストグラム)を表示します。
「クラス個票シート」を開きます。
1.クラス番号を入力します。
分析したいクラスの番号を入力してください。
データベースシートに同期されている成績データから、該当クラスの生徒のデータを自動で引用します。
2.分析結果の表示
分析対象試験のセルに試験番号を入力します。
試験番号はテスト名の上にある番号を指しています。
3.選択した成績番号のテストに関する分析結果を表示します。
最高点・平均点・度数分布が表示されます。
オマケ:教務手帳にはりつけられる結果表
茶色い長方形の教務手帳を使っている学校でしたら、こちらのシートを元に印刷すると、おおよそ幅のあった「クラス生徒の点数一覧」ができあがります。
調整は各自でお願いします。
使用方法は以上になります。
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【制限解除版】のご案内
エクセルツールはすべてフリーでダウンロードして、機能の全てを使うことができます。
ただし、機能を使う上での編集や入力は可能ですが、エクセルのレイアウトを変更したり関数を変更したりはできません。
改変を行うには、すべてのセル・シートの保護を解除した有料版の「制限解除版」をご利用ください。
成績分析ツールの「制限解除版」は600円です。
自分でエクセルを作る
便利なエクセルツールをご自分で作れるようになりたくはないでしょうか?
私が作っているエクセルツールは、ちょっとしたエクセル関数の知識があれば十分に再現が可能なものばかりです。
もし自分で作ってみたいという人がいれば、以下の記事がオススメです。参考にしてみてください。
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