ペットを飼っているみなさんは、温度や湿度には敏感になりますよね。
特にハムスターやうさぎ、チンチラなどの小動物や
ヒョウモントカゲモドキやフトアゴヒゲトカゲなどの爬虫類を飼っている方は
温度管理のミスがペットたちの生死に直結するので、細心の注意が必要です。
私も、デグー、リチャードソンジリス、カラージャービル(スナネズミ)を合計4匹飼っていて、彼らのいる部屋の温度・湿度管理は厳重にしています。
部屋の温度や湿度を適切に管理するには、離れている位置からパッと視認できることが重要です。
ケージまで近寄らないと環境温度がどれくらいか分からないというのはマズいですよね?
測定する位置はペットの近くですが、確認する場所は自分の生活スペース・
これを解消するには、遠くからでも見える視認性の高い温湿度計がオススメです。
さらに最近では、温湿度計の値を離れていてもスマホアプリで確認できるものもあります。
温湿度計の選び方
見やすさで選ぶ
温湿度計を設置するのは測定したい環境ですからペットのそばです。
そして実際にどこから見るのかが大切です。
少し離れたところから見る場合、視認性、つまりパっと見で分かるようなものがオススメです。
デジタルであれば表示されている字が大きいものがいいですし、アナログであればさらに直感的に情報がわかります。
自宅内のペットがいる位置と生活スペースの位置関係や、エアコン操作をする場所との位置取りをイメージして選ぶのがいいでしょう。
スマホ連携ができるものを選ぶ
最近では、温湿度計をBluetoothやWi-Fiでスマホと連携してデータを送受信できるものがあります。
こうしたスマホ連携型の温湿度計であれば、同じ部屋はもちろん、違う部屋にいても温度確認ができます。
さらに、スマートリモコンと連携することによって、確認した温度・湿度に応じてエアコン操作ができものもあります。
こうした最先端のスマート家電機器を利用することで、ペットにとって最適な環境を常時作り上げることも可能です。
オススメの温湿度計5選
デジタル表示式を2つ、アナログ表示式を1つ、スマホ連携型を1つ、スマートリモコン型を1つ
順番に紹介していきます。
【デジタル】dretec(ドリテック) 温湿度計 O-257BK
デリテックの製品は「手に取ってみたい、使い続けたい」をコンセプトにしていて、デザイン面で人気が高まってきています。
同時に性能面の評価も高くて、以前体重計のおすすめ記事で紹介した通り、デザインと品質を兼ね備えたモノづくりに定評があります。
-
【用途で選ぶ最適な1台】体重計・体組成計のオススメ4選【体まるごと管理】
続きを見る
今回紹介する温湿度計も、デザイン面も機能面もこだわって作られていながら、600円程度で買えてしまうのが素晴らしいところですね。
手のひらサイズでとても小さいのですが、表示される字がとても大きくて遠くからでも一発で視認できます。
熱中症レベルを示すインジケーターが「表情」で5段階表示されるのもいいですね。
とにかく安く見やすいを追求した温湿度計になっています。
ちなみにこれは置いて使うものですが、背面にフック穴があいているタイプも販売されています。
こちらは立たせるための足が収納式になっていて、置き型としても壁掛け型としても使えます。
【デジタル】タニタ 温湿度計 TT-559 GY
タニタは品質重視の国産メーカーです。
ユーザー目線に立ったモノづくりで非常に高い評価を受けています。
こちらも体重計の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
-
【用途で選ぶ最適な1台】体重計・体組成計のオススメ4選【体まるごと管理】
続きを見る
この温湿度計も、ペットを飼育する人向けに色々な『うれしい機能』が搭載されています。
TT-559 GYの機能一覧
- 時計
- 温度計
- 湿度計
- カレンダー
- アラーム機能
- 快適度表示
- 最高・最低気温表示
- マグネット・置き型・壁掛け型の3WAY
こうした多機能さが非常に評価されて、Amazonの温湿度計カテゴリでは一番人気の商品です。
アマゾンレビュー2500件の中で、口コミ評価4.3をたたき出す大ベストセラーになっています。
Amazonレビューより引用
・環境測定用に20個購入しましたが、ばらつきは、温度が0.5度以内、湿度は5%以内に収まっており、想像以上に高い精度でした。信頼のおけるメーカーの品にしてよかったです。
・セキセイインコの温度湿度管理に。20秒毎に計測してくれる上にこの価格なら、最高の使い勝手です。人間用にももう1つ2つ買いたくなります。
【アナログ】CITIZEN 温度計 湿度計 TM-42 9CZ013-006
デジタル優勢の時代ですが、アナログ式の一番のメリットはなんといってもその視認性と認識性の高さです。
世界のシチズン製なので性能は折り紙付き。
さすが日本を代表する時計メーカーです。
上側が気温、下側が湿度になっています。
針が視認しやすい形状です。シチズンのこだわりが感じられます。
細かい数字をデジタルで見るよりも、大体の値が直感的に分かるので遠くからもすぐわかって管理できます。
非常によくできた製品だけに値段が少し高めですね。
アナログ製でありながら1,500円弱します。
【スマホ連携可】SwitchBot スイッチボット スマート温湿度計
アマゾンのアレクサや、グーグルホームといったスマートスピーカーが普及して、スマート家電の認知度も需要も高まってきていますね。
そんな中、温湿度計をスマート家電化した製品が登場です。
アプリ経由ですべてのデータを閲覧することができるので、もはや温湿度計自体を見る必要がなくなります。
さらに、測定データは常に記録しているので過去36日に渡って、温度と湿度の推移をグラフでチェックできます。
スマート家電化する一番のメリットは、スマートリモコンとの連動です。
スイッチボット製のスマートリモコン『スマートホーム』と自宅のエアコンを連携させておけば、人間が不在でも自動で温度調節をしてくれるようになります。
温度調節の流れ
- 温湿度計が危険温度を察知
- 温湿度計がスマートホーム経由でエアコンに指示
- エアコンが温度を調節する
アマゾンにおけるスマート温湿度計の一番人気は、圧倒的にこのスイッチボットです。
アマゾンレビュー4,300件で、口コミ評価3.9というモンスター商品になっています。
Amazonレビューより引用
・こちらの商品とスイッチボットHUBを組み合わせると、どんなエアコンでも温度もしくは湿度が一定以上、以下になったら除湿/冷房を自動で切り替えるという操作が可能になります。除湿を使用すると必要以上に気温が下がってしまい寒くなるので都度切り替えていましたが、寒くなる前に自動で冷房に切り替わるようになり非常に快適になりました。温度計としてももちろん優秀で、子供部屋の気温が設定値より下がりすぎ、上がりすぎた時にスマホに通知を送ってくれます。
・何より期待していた室温と時間を条件にエアコンを使える【シーン】という設定です。期待通り設定は簡単で問題なく動作します。18時に25度以上の際に動作(冷房24度)するように設定してますが1~5分程度のラグはあるものの問題なく動作してスマホに結果をPUSH通知してくれます。
【スマート家電リモコン】ラトックシステム RS-WFIREX4
このスマートリモコンはぱっと見で分かる温湿度計としての機能がありません。
しかし内部に温度と湿度、照度を計測するセンサーが搭載されているので、『家電リモコン』のアプリでそれらを確認できます。
そもそもがスマートリモコンなので、テレビやHDDレコーダー、エアコン、照明などといった家電と連携接続することができます。
スマート家電化されていなくても、赤外線タイプのリモコンで操作するものであれば、設定することでリモコンとして機能します。
つまり、普通の照明やエアコンを、スマート家電のように使えるようにすることができます。
しかも家のwi-fi設定をしておけば、外出先からでもアプリを使うことができます。
温度や湿度、照度の確認はもちろん、家電の操作も家の外からアプリ1つで完了です。
昨今は電気がついていない家を狙った空き巣とかも増えているので、外出先から電気をONにして防犯レベルを上げるなんていう使い方をしている人もいるようです。
-
【ペットのために】温度が下がったら(上がったら)自動でエアコンをONにしてくれるスマート家電環境を構築してみた【smaliaスマートリモコン×スマート温湿度計】
続きを見る
大切なのは、ペットたちを快適な環境にしてあげられること
色々なタイプの温湿度計を紹介してきましたが、一番大切なのはペットたちの環境管理ができることです。
こまめに温度湿度を見てあげたい場合には、アプリとかを開かずにパッと見てわかるものがオススメです。
外出が多めだったり、家の中でワイヤレスに管理したい人は、スマートリモコン系がオススメです。
それぞれの生活スタイルとペットの実態に合わせた最適なアイテムを検討してみてくださいね。