





オンライン学習サービスという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
近年のインターネット普及と、ソフトやアプリの開発、そして感染症があって急激に注目を浴びています。
これまでは遠隔授業と言えば、塾に行って映像授業(サテライト授業)を受けるスタイルが一般的でした。
ですが今では様々なサービスが発展し、集団授業や個別指導までもがオンラインで行えるようになりました。
都市部には塾も予備校も多く、難関大学生も多いため簡単に講師が見つかります。
一方で地方ではそもそも塾が家から遠かったり、講師の先生が見つからないことも多いですよね。
しかしそんな『学習の地域間格差』もオンライン学習サービスの普及で埋められつつあります。






この記事はこんな方におすすめ
- 塾や家庭教師という「人に会う」形ではない学習サービスに関心がある
- 家にいながら高校受験や大学受験の対策がしたい
- 塾や家庭教師に頼りたいけれど、地域にそういったサービスが不足している
筆者はこんな人






旧帝大の理学部卒業・大学院修了。在学中は塾講師3年、家庭教師2年勤務。その後、個人で家庭教師事業を立ち上げ。函館ラサール高校などの合格実績。大学院修了後は公立の進学高校で教員7年勤務。今は公務員を退職して新天地で高校教師をしている教育の専門家。
オンライン塾






塾と言えば、学校の授業についていけなくなってしまったお子さまや、受験勉強に特化した授業を受けたい人が行く場所です。
そんな学びの場も、現在ではオンラインで実現することができます。
そんなオンラインで学習できるサービスを3つについて徹底調査&比較をしていきたいと思います。
大学受験分野においては、個別添削指導を中心にやっていた『Z会』が展開するオンライン塾「大学受験Dialo online(ディアロ オンライン)」が有名です。
また、高校受験や小学校の基礎学習を目標とした『ネット松陰塾』も知名度を上げてきています。
オンライン塾のメリット
オンライン塾は、通い型の塾にはない多くのメリットがあります。
オンライン塾のメリット
- 送迎の手間がない。移動時間が節約できる。
- 帰りが遅くなって心配ということがない。
- 夕飯を家族でとることができる。
- 自分の落ち着く環境で学習することができる。
- きちんと学習しているか見ることができる。
メリット① 送迎不要 事件や事故の心配がない
オンライン塾は家からインターネットでアクセスして授業に参加します。
なので実際の塾に行くために必要な送迎が不要ですし、自転車や徒歩で通う移動時間もなくすことができます。
また高校生の塾ともなると、夜9時や10時に終わることも珍しくありません。
そんな中夜道を帰ってくるのは物騒ですし、心配ですよね。
オンライン塾では家にいながらの学習なので、通学途中の事件・事故の心配がありません。
メリット② 夕飯で栄養管理をしてあげられる
塾の授業開始は6時や7時になっていることが多いです。
そのため、塾に通っている生徒さんの多くは、コンビニで買ったごはんを食べているのがほとんどです。
買い食いでは栄養面も心配ですし、家族で食卓を囲んで食べる時間もますます少なくなってしまいます。
その点、家から授業を受けられれば、ごはんを準備しておくこともできますし、うまく時間を合わせて家族で夕飯を食べることもできます。
メリット③ 落ち着いて学習に取り組むことができる
集団授業の塾では、だいたい20~40人くらいのクラスで授業を受けることになります。
学校で集団生活をしたあとに、多くの人に囲まれながら授業を受けるのは想像以上にストレスを感じます。
自宅であれば、周囲に人が少なく、自室という慣れた環境で集中して学習に取り組むことができます。
塾で『本当にちゃんとやっているのかしら?』と心配になる保護者の方も多いと思います。
親切な塾では、定期的に面談や電話連絡等で様子を伝えてくれますよね。
オンライン塾では、家で学習しているので、しっかりと学習に取り組んでいるかどうかを直接確認することができます。
逆に見られたくないという生徒さんもいるかもしれませんが、保護者の立場からすると安心ですね。
オンライン塾のデメリット
オンライン塾にはデメリットもあります。詳しく見ていきましょう。
オンライン塾のデメリット
- 勉強モードに入れずに集中力を欠いてしまうことがある
- 塾で切磋琢磨する仲間意識が芽生えない
- 塾のように、自習しながら教わることができない
デメリット① 勉強モードに入れない
塾という人が多くて雑多になりがちな環境と比べ、家では落ち着いて学習することができます。
しかしお子さまの性格や性質によっては、落ち着きすぎてしまうと勉強意欲が下がってしまう場合があります。
家では勉強に集中できない。図書館や自習室でないと勉強がはかどらない。という中高生もいます。
その場合、家で学習することがかえって学習効率を下げてしまうという可能性がありますので、お子さまの特性を見極めて検討する必要があります。
デメリット② 切磋琢磨する仲間ができない
学校や塾のように多くの同世代の子と接する環境では、互いにライバル意識が芽生えて切磋琢磨するきっかけになることがあります。
オンライン塾では、授業に参加すると言っても、授業後に友人を作ったり交流をしたりといった時間がありませんので、そういった仲間ができる可能性が低くなります。
「あの人には負けないぞ!」という気持ちが、学習の強いモチベーションになることも多いので、その点はデメリットになる可能性がありますね。
デメリット③ 自習しながら教わることができない
塾の中には、塾のあいている時間であれば自習室を自由に使えるところがあります。
そういった自習室では、同級生などと教え、教わりあいながら学習を進めることができます。
また塾によっては、自習室利用中に講師の先生に質問をすることができます。
自習中分からないところができたときに、すぐ聞いて教わることができるのは塾の自習スペースの特権ともいえます。
オンライン家庭教師






お子さまが塾に行くのではなく、先生が家まで来てくれる家庭教師。
家庭教師であれば、家という慣れ親しんだ環境で静かに学習できますし、しかも1:1の個別指導です。
分からないところを徹底的に教わることができます。
そんな家庭教師にもオンラインの波が来ています。
コロナ禍で外から人を招くこと自体が難しい中で、オンラインで先生に個別指導を頼む『オンライン家庭教師』が注目を浴びています。
オンライン家庭教師に関心のある方には、こちらの記事もオススメです。
オンライン家庭教師のメリット
オンライン家庭教師は、一般的な家庭教師と比べて3つのメリットがあります。
オンライン家庭教師のメリット
- 全国から優秀な先生をお迎えすることができる
- 先生をお迎えするための準備や交通費が不要
- 住所を知られることがないため安心感がある
メリット① 全国から優秀な先生をお迎えできる
これまで家庭教師といえば、近くの国立大学に通う学生や、従弟や知り合いに頼むことが多いものでした。
家庭教師のトライや学研の家庭教師のように、企業に仲介してもらうことも可能ですが、基本的には近くに住む学生が講師です。
しかしオンライン家庭教師では、登録してある膨大な講師データベースの中から、希望条件にあう先生をマッチングして授業をお願いすることができます。
地方に住んでいると、東京大学や京都大学、早稲田や慶応といった大学の先生に教わることは不可能でしたが、オンライン家庭教師でなら可能です。
実際に、超高学歴のみを紹介している企業もありますが、一般的な家庭教師と比べてほとんど授業料が変わりません。
全国から優秀な先生を探して授業をお願いできるのは、オンライン家庭教師の大きなメリットですね。
メリット② 家の準備や交通費が不要
家庭教師の先生が家に来る場合、お客様を招くことになりますから、家や部屋を汚くしておくわけにはいきません。
玄関はもちろん老化や勉強部屋まで、見られては困るもの等は片付けが必要です。
これは結構な手間ですよね。
オンライン家庭教師は、パソコンやタブレット端末ごしに授業を行いますから、映る部分だけがキレイであればOKです。
授業の予定時刻になって慌てて掃除、ということも不要ですので気がとても楽です。
また、そもそも必要ではないのですが家庭教師の先生に出すお茶や食事も不要です。
私も家庭教師として4年間働きましたが、どのご家庭でも毎回おやつやお食事を頂いていました。
お心遣いは大変うれしかったのですが、実際ご家庭にとっては負担だと感じていました。
契約上不要なものではなるのですが、やはり来てもらっている以上、「お出ししなきゃ」と思ってしまいますよね。
そういったものがそもそも不要になるので、気をもむことがなくなります。
意外と知られていないのですが、家庭教師派遣では、授業料とは別に講師の先生に交通費を実費支払いしている場合がほとんです。
私も原付のガソリン代を月ごとにいただいていました。
週に4回とはいえ、塵も積もれば山となります。
オンラインであればそもそも交通費が不要ですから、安心して講師をお願いすることができます。
メリット③ 住所を知られない安心感がある
家庭教師とはいえ他人ですから、やはり家に来てもらうことに抵抗がある人もいるでしょう。
そうでないという人でも、やはり家を知られていると、何か握られている感覚になるかもしれません。
相性が合わないなと思った先生に対して、講師の交換をお願いするのは気が引けますよね?
その心理的なハードルは、家を知られてしまっているという点から来ている部分もあります。
「逆恨みはされないまでも、近所に住んでいるんだし変に思われたら嫌だな」と思うことは自然なことです。
オンライン家庭教師では、講師に住所が知られることがありませんので安心して講師交換をお願いすることができます。
完全匿名で授業を受けることができるサービスも登場してきているので、物騒なこのご時世でも安心ですね。
オンライン家庭教師のデメリット
家に来てもらう家庭教師と比べたときのデメリットとして、以下のようなものがあげられます。
オンライン家庭教師のデメリット
- お子さまの細かい様子を見逃す可能性がある
- 信頼感の形成に時間がかかることがある
- 機材やインターネット回線は家庭で準備
デメリット① 生徒の様子を把握できない可能性がある
オンライン家庭教師の授業は、パソコンに取り付けたウェブカメラや、タブレット端末のカメラを経由してやりとりされます。
講師の先生は、表情や手元などを確認したり、作業ノートを読み取って赤ペンを入れたりといった工夫をします。
しかし、やはりリアルでの対面授業と比べて、感情や様子を細かく読み取ることはできません。
きちんと理解できていないのに「わかった」と言ってしまって、先に進んでしまうことや
「宿題はやってある」と言ったので、確認せずにいってしまった
といったことがあります。
これは対面での授業でもまったく同じことが起こりうるのですが、伝わる情報が少ない分そういったミスも増えやすい傾向にあります。
デメリット② 信頼関係の形成に時間がかかる
誰しにそうですが、テレビ電話ごしの相手と、実際に対面している相手であれば、やはり対面している人の方が信頼が持ちやすいですよね?
私も学校で教鞭をとっているのでよくわかりますが、「生徒から信頼を得る」ことに勝る学習効果はありません。
「この先生のことは信用できるな」と思えるのと思えないとでは、飲み込みのスピードに大きな差が生まれます。
信頼関係を形成するのに講師のテクニックが一層求められます。
オンラインならではのデメリットですね。
しかし、オンライン家庭教師の先生方は非常に優秀な先生が多いので、実際にはすんなりと信頼感が生まれることも多いようです。
デメリット③ 機材・インターネット回線の準備が必要
オンライン家庭教師をするためには、インターネットの回線・パソコンとウェブカメラ、ヘッドセット(イヤホンとマイクのセット)が必要です。
パソコンとウェブカメラに関しては、タブレット端末やスマートフォンであれば、一体となっているので代替が可能です。
もちろんすでに家にあるのであれば、それを使用することが可能です。
ウェブカメラやヘッドセットに関しては、無料でレンタルができる会社も多いので、申込をする際には確認をしておきましょう。
一方でインターネット回線や、パソコンまたはタブレット端末は家庭で準備する必要があります。
機材がないと先生をお呼びすることができないので、オンライン家庭教師を申し込む場合には初期費用が掛かることを覚えておきましょう。
オンライン学習動画サービス
塾や家庭教師の代替ではなく、授業動画を視聴するタイプの学習スタイルも普及しつつあります。
これまで塾では、東進ハイスクールの映像授業を視聴する、いわゆるサテライト授業というサービスを行っていました。
そんな映像授業を、塾を介さずに個人で契約して視聴することができる学習動画サービスが増加してきています。
一番有名なのはリクルート社のスタディサプリですね。
そのほかにも個別添削指導で有名は『Z会』や、進研ゼミを展開する『ベネッセコーポレーション』なども、映像授業を配信しています。
そんな学習動画サービスの特徴について、詳しく見ていきましょう。
学習動画サービスのメリット
学習動画サービスのメリットには以下のようなものがあります。
学習動画サービスのメリット
- 授業のプロのわかりやすい授業を味わうことができる
- いつでもどこでも視聴することができる
- よくわからなかったところは巻き戻して何度でも観られる
メリット① プロの授業を受けられる
塾講師や家庭教師に関しては、大学生が講師をしていることがよくあります。
特に家庭教師に関しては、ほぼ100%大学生が担当しています。(私もそうでした)
しかし学習動画サービスに関しては、実際に大手予備校などで経験を積んだプロ講師の授業を受けることができます。
スタディサプリで授業を担当している先生方には、予備校最大手の『河合塾』や『駿台予備校』『東進ハイスクール』で活躍していた先生も多いです。
そうした一流の先生の授業を受けることができるのも、学習動画サービスならではのメリットと言えます。
メリット② 場所と時間を選ばず視聴できる
塾や家庭教師はもちろん、オンライン塾やオンライン家庭教師であっても、授業を受ける時間と場所は限定されてしまいます。
しかし学習動画サービスは『授業の録画』ですから、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも視聴することができます。
通学途中の電車やバスの車内でも、ベッドの上でゴロ寝しながらでも、お風呂につかりながらでも、どこでもOKです。
サテライト授業では、塾の視聴ルームにいかないと観られませんでした。
学習動画サービスは、スマートフォンやタブレット端末で観られますので、いつでも授業を「携帯」することができます。
これは学習動画サービスの一番の強みですね。
メリット③ 何度でも復習できる
学習動画サービスは録画された映像授業ですから、よくわからなかったら一時停止することも可能ですし、少し巻き戻して再生することも可能です。
リアルタイムの授業では、分からない部分が流されて行ってしまうことがありますが、学習動画サービスであればその心配はありません。
実際高校休校期間中に私も映像授業を配信しましたが、生徒からは大変好評でした。
いつもの授業と違って、自分のペースで学習できるという声が多かったです。
(この点は私自身反省が必要でもあります)
ある日自習をしていて、分からない部分があったときでも、該当する単元の映像授業をさっとみて疑問を解消するという使い方も可能です。
このように、学習動画サービスには録画ならではの大きなメリットがあります。
学習動画サービスのデメリット
学習動画サービスには以下のようなデメリットがあります。
学習動画サービスのデメリット
- 受け身の学習姿勢になりやすく、学習効果が低い可能性がある
- 分かったつもりになってしまい、きちんと理解できたかの確認ができない
- 学習時間とそうでない時間の明確な切り分けができない場合がある
一つずつ見ていきましょう。
デメリット① 受け身の学習姿勢になりやすい
学習動画サービスは、誰かとコミュニケーションをとりながらの授業ではなく、一方的に授業を受ける形式になります。
そのため、理解するために必要な『アウトプット』の時間が不足しがちで、記憶の定着度が低くなる可能性があります。
実際、学校の授業で学習に遅れが出ている生徒で、スタディサプリ等を利用しても成績が伸び悩んでいる生徒は多いです。
これは学習に対するそもそもの姿勢や学習方法が問題なので、成績が向上しないという場合には1:1の個別指導に切り替えることを強くオススメします。
デメリット② 分かったつもりになりやすい
プロの講師の授業は非常に分かりやすいです。そのため「わかったつもり」にもなりがちです。
先生の授業がわかりやすくて上手な場合には、すんなりと頭に入ってきます。
そしてそれは、教わったことに関する質問に答えたり、練習問題を解いたり、添削をしてもらうことで、記憶として定着していきます。
しかし映像授業の場合には、その定着を促すパートが欠けてしまいます。
「なんとなくわかったんだけど、自分では解けない」
という事態がおきてしまいます。
これは実際の学校現場でもとても痛感しています。
学習動画サービスを活用して学力を向上させるには、本当に分かっているのか自分で試す、チェックする工夫を常にする必要があります。
デメリット③ 学習時間とそうでない時間が混ざる
スマートフォンやタブレットを使用する学習スタイルのため、気が散りやすくなります。
一般に、学習をするときには勉強にのみ集中することが重要です。
そのため、学習する空間には気が散る原因である趣味のものやスマートフォンなどは、置かないことが原則です。
しかしまさにそのスマートフォンを利用するサービスであるため、友達からのLINEの通知で集中が途切れてしまったり、ついTwitterやインスタグラムを開いてしまったりということが起きがちです。
そうなると学習効果は著しく低下するため、動画視聴時間に対して学習できた量は、本当に少なくなってしまいます。
学習動画を観ることが目的なのではなく、動画を観て学習することが目的であることを、お子さまに強く念押ししておく必要があります。
必要に応じて、学習動画専門のタブレットを用意したり、保護者監視の元で学習をさせたりという工夫をするのも効果的でしょう。
オンライン学習サービスの選び方
これまでご紹介してきたように、オンライン学習サービスにはそれぞれ一長一短あり、お子さまの性格や特性によって向き不向きもあります。
ここではオンラインサービスをどのように選んでいけばいいか、その方法をご紹介していきます。
人に教わるか、自分で学ぶかで選ぶ
オンライン学習サービスの選び方で一番重要なのは、お子さまの学習目的が以下のどちらかなのかを知ることです。
お子さまの学習姿勢
- 誰かに教えてもらいながら学びたい
- 自分のペースでどんどん学んでいきたい
学校の授業のペースについていけない、分からない部分が多い、基礎から教えてもらいたい
こういったお悩みをお持ちのお子さまは、誰かに教わりながら学習を進めるサービスをオススメします。
具体的には、オンライン塾やオンライン家庭教師になります。
一方で、自分の好きな時間と場所で勉強がしたい、学校の授業より先にどんどん学びたい
こういった気持ちがのあるお子さまは、自分で学習の主導権が握れるサービスがオススメです。
具体的には、学習動画サービスになります。
集団指導か個別指導かで選ぶ
一般に集団指導と個別指導を比べたとき、学習効果が高いのは圧倒的に個別指導です。
集団指導でできて個別指導でできないことはありません。
学校や塾での集団指導では、授業内容が分からなくてついていけない生徒が出てきたり、質問がしづらかったり、本当に理解しているかどうかのチェック機能が果たせないということが多いです。
自発的に学習ができるお子さまでないと、集団指導で学力を伸ばしていくことは難しいです。
一方で個別指導であれば、分からないときはすぐ授業を止められますし、授業内容について質問されることで理解度のチェックができます。
マンツーマンなので、先生への信頼感も生まれやすく、学習効果が高まりやすいです。
学習に対して苦手意識があったり、受け身の学習姿勢になりやすいお子さまは、絶対に個別指導を選ぶことをオススメします。
メリットだけでみれば個別指導の方がいいところばかりなのですが、デメリットもあります。
それは個別指導の方が費用が高いことです。
集団指導は20~40人程度を同時に教えますが、個別指導1:1のマンツーマン指導です。
講師の先生のお給料を支払う生徒の数もそれだけ違いますから、当然費用は個別指導の方が高くなります。
塾であれば1コマ1000円~2000円程度です。
家庭教師では1コマ3000円~4500円くらいが相場になります。
学習効果と費用面を考慮して選ぶようにしましょう。
ただ、個人的には費用の安い個別指導の家庭教師(たとえば家庭教師のホワイトベアーなど)がコスパもよくオススメです。
オンライン家庭教師についてこちらの記事で詳しく解説しています。
オンライン学習サービスのオススメ
これまでご紹介してきたオンライン学習サービスについて、詳細に比較してこちらにまとめています。
具体的にサービスを選ぶときの参考になればうれしいです。
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