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【感想書評レビュー】お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!【内容要約】

でく
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みなさんこんにちは、でく(@dddekunoboh)です。

 

このブログを書き始めてから早1年が経過しようとしています。

 

最初は教師として働きながら作成していた「学校の仕事を効率化するエクセルツール」を公開するためのブログでした。

 

それがいつの間にか、ICT系の情報を発信するようになり、趣味のガジェットを紹介するようになり今の形になりました。

 

ブログ毎日更新を続けること113日。

収益もある程度発生したので、このブログを『副業』としていきたいなぁと思うようになりました。

 

これまではほぼ完全に『趣味』としてブログを運営してきました。

 

「自分の知ってることをだれかに伝えて回るのが好き」というのがブログ更新のモチベーションです。

まぁその気質が高じて教師をやっていたというのもありますね。

 

副業としてやってくならば、当然税金回りのことやら個人事業主としてのアレコレを知っておく必要があります。

 

そこで気づきました。

 

「全然知らねぇ」

 

基本雇われる形でしか仕事をしてこなかった身なので、税に関するあらゆる基礎知識が抜けています。

 

個人事業主としてどんな書類・手続きが必要で、収益や所得をどのように管理して税金を納めるのか全く知りません。

 

「これはいかん…」

 

そう思って本を買って勉強しようと思ったのですが、個人事業主やフリーランス用向けの確定申告の本ってたくさんあるんですよね。

近所の本屋でコーナーをざっと見てきたんですが、イマイチ惹かれません。

 

なんというか「読み込めばわかるんだろうけど、読み込まないと分からない」って感じです。

パッと見で分かるように書いてないんですよね。

 

よく言えば懇切丁寧で正確。悪く言えば情報過多で分かりづらい。

 

もっと手軽に勉強できるものがないかなぁと探しているとありました。

こちらです。

税理士YouTuberの大河内薫さんが監修している、フリーランスの税金回りを漫画で解説した本です。

 

大河内さんは「いわゆる税理士」っぽくない税理さんで、YouTubeで税に関する情報発信をしています。

実は前から私もYouTubeチャンネルを登録していて、大河内さんの話わかりやすいから本とか書いてないかなーって思ったら、ありました。

ってよく見たらいつもYouTubeで宣伝Tシャツ着てましたね。私の眼は節穴か。

 

ということで、この本で税金回りの勉強をすることにしました。

 

大河内先生の動画で確定申告ができるようになるまでの、動画まとめの記事も書いているので参考にしてくださいね。

確定申告動画まとめ

 

この本で学べること

この本で解消できる疑問を簡単にリストにしてみます。

  • 税金の種類って何がある?
  • 年金の種類と仕組みって?
  • 所得と税金の関係(課税の仕組み)って?
  • 控除とはなにか?
  • 扶養103万の壁って何?
  • 扶養103万の壁に関する誤解って?
  • 売上管理のやり方って?
  • 経費ってなに?
  • 経費として認められるものは?
  • 費目ってなに?
  • 経費として認められなかったときのペナルティって?
  • 領収書1枚の価値は?
  • 家賃や光熱費って経費になるの?
  • 家事按分ってなに?
  • 確定申告ってなに?
  • 青色申告ってなに?
  • 青色申告と白色申告の違いって?
  • 開業届って?
  • 青色申告ってどうやるの?
  • 節税って?
  • 節税:iDeCo(イデコ)ってなに?

私がこの本から学んだことは以上ですね。

これについて知りたいなぁという方は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

税金の基本をわかりやすく解説してくれる

フリーランス用の本ですが、所得税と住民税の基本構造や課税の仕組み、青色申告の基礎からやり方まで全部漫画で教えてくれます。

間違いなく副業向けにも役に立つと感じました。

 

法がらみの難解で正確性を求められる点に関しては省略している部分も多いように感じます。

とにかく「初学者が理解できるように」を第一に考えて書かれています。

1時間半ほどでサっと読み終える『軽さ』も魅力ですね。

 

難しい話をかなり削減して、ポイントを押さえて解説されているのでとってもわかりやすい。

ズブの素人向けに難解な用語を使わないよう配慮されています。

税金回りの本なのに、難しくないっていうのがいいです。

 

税金まわりの本の多くって、なんであんなにも「理解させる気がない」ものばかりなんでしょうかね。

 

「俺ってこんなにも難しい用語を全て理解して解説することができるんだZE?」

っていう著者のドヤ顔が透けて見えるようなんですよね。(偏見)

 

教師として私の感覚では「知識の厚みをひけらかす」のは分かりやすい授業とは対極のものです。

この本くらい、素人を理解させることができるモノこそ、真に教育的であると感じます。

 

そんなことぶっちゃけちゃって大丈夫?なことも多い

大河内さんのいいところは「税理士らしからぬところ」

 

真面目な税理士(こういうとかなり大河内さんに失礼ですが)だと、ぼやかしてしまう部分を実にぶっちゃけてくれます。

 

特に「どこまで経費として認められるの?」に関する部分では、こんなこと言っちゃって怒られないのなかぁと心配になります。

 

税理士さんにとってもリスクのある話ですから、なかなかこうも闊達(かったつ)に語るのは難しいですね。尊敬します。

 

副業・フリーランスに関心がある人はとりあえず読んで損はない

これから副業をやっていこう、いつかはフリーランス、独立をしていきたいと思っている人にとって、最適な税の入門書になると感じます。

 

これで全体像を把握して、必要であればより専門的な本に手を出せばいいですね。

 

これってどんな学習もそうですが、初学者が買うべきは広く浅くサっと読み切れる入門書が一番です。

 

高校で使ってた数学のチャート式とかやる気おきないですよね。「よし頑張るぞ」って決めて1ページ目から始めるけど3日で挫折します。(マニアックすぎる話でしたかね)

 

とにもかくも、1時間半程度で税回りの基礎知識が付く本でした。

これからもいろいろと勉強を続けていきたいと思います。

 

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でく

元高校教師でブロガー。得意ジャンルは教育・家電・ガジェット・健康美容。便利グッズや電子機器を収集してレビューするのが趣味のオタク。 小学・中学・高校はゲーム三昧。東北大卒。大学院修了後は公立高校教諭。買ったものを人に紹介する趣味が高じてブログを立ち上げる。デグー・リチャードソンジリス・スナネズミを飼育するげっ歯類好き。

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