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今回はクラウドストレージサービスを一括管理するソフトのお話。
皆さんはクラウドストレージサービスを使っていますか?
私はDropBox、OneDrive、GoogleDriveの大手3つのサービスを使っています。。
クラウドストレージにファイルを入れておけば、PC内の容量を開けておけるし、どこからでも仕事のファイルにアクセスできるし、バックアップもとっておいてくれているしで良いことづくめ。
※バックアップ機能はDropBoxの有料版の機能 >>詳しい解説はこちら
ただ難点はファイルの移動が面倒ということ。
それぞれのクラウドストレージ内であれば、ファイルのコピーも移動も自由にできますが、サービス間の移動となると一気に面倒になります。
例えばDropBox内の文書ファイルをOnedriveに移動する、みたいなことです。
PC内のフォルダ間移動のように、もっと簡単にクラウドストレージ間でもファイルがやりとりできれば…。
複数のオンラインストレージを使っている人は、そう思うことって結構ありますよね。
そこで、色々調べてみて今回試してみようと思ったのが、オンラインストレージを一括管理するサービス「Mult Cloud(マルチクラウド)」です。
Mult Cloudを使えば、DropBox→OneDrive も OneDrive→GoogleDrive もフォルダ間のやりとりをするみたいに、簡単にファイル移動ができてしまいます。
今回はMult Cloudを試す機会がありましたので、使い方を紹介したいと思います。
Mult Cloud(マルチクラウド)を運営するAOMEI Technologyとはどんな会社?
Mult CloudはAOMEI Technologyという会社の運営する、クラウドストレージ管理サービスです。
AOMEI Technologyはデータ管理系のサービスを手掛ける会社で、バックアップソフトやパーティション管理ソフトなどを発売しています。
どちらかというと個人向けよりも企業向けのサービスが多いイメージです。
データの機密性が高くデータ破損による損害が致命傷になりうる分野での「データ保険」を担う会社ですね。
PCWorld from idg や、TopTenREVIEWSなどいろいろな受賞歴をもつ会社で、社会的な評価を獲得しているみたいですね。
Mult Cloudの評判、口コミ、レビューは?
今回紹介するMultCloudの評価というと、日本だとあまり情報が少ないですね。
クチコミネットやFreesoft100などに口コミが寄せられていますが、数としては数件レベル。
いずれも高評価ではありますが、これをもって評判のいいサイトであると断定するのは、ちょっとむずかしい。
海外のレビューサイトのほうが情報が多いのでそちらを参照してみます。
G2.comというサイトでは4.2ですね。
使いやすい、簡単、使い勝手がいいという評判が多いです。
実際私が使ってみても同じ印象だったので、ソフトとしての完成度は十分に高いと感じます。
Mult Cloudを実際に使ってみる
それでは、実際の使い方を実際に見ていきましょう。
まずはMult Cloudのページからサービスへログインします。(登録はメールアドレスだけで済むので簡単でした)
ログインが完了すると管理ページに入ることができます。
ここでは現在一括管理しているクラウドストレージサービスが一覧できます。
現在は、最初に登録したDropBoxのみが表示されている状態ですね。
画面左のDropBoxをクリックすると、中身を見ることができます。
フォルダ階層もそのままなので、直感的に操作をすることができますね。
ここに新たにOneDriveを追加していこうと思います。
管理画面左の「クラウドを追加」を押すと、追加できるクラウドストレージサービスが表示されます。
現在追加登録できるサービスは30を超えていますが、日本で一般的に使われているのはごく一部ですね。
今回は追加したいOneDriveを選択します。
ログインを要求されるので、Microsoftアカウント情報を入力してサインインを行います。
アクセス許可をとられるので、はいを選択します。この流れはだいたいどのサービスを登録するときでも同じですね。
サインインが完了すると、ほどなくして画面左にOneDriveが現れます。クリックすると中身を確認することができます。
これでDropBoxとOneDriveを連携することができたので、クラウド間のファイルのやりとりを行うことができるようになりました。
それでは連携できたところで、実際にファイルのやり取りをしていこうと思います。
今回はDropBoxの中にある「履歴書.xlsx」というファイルを、OneDriveの方にうつしていこうと思います。
画面の通り、ファイルの場所までアクセスして、操作したいファイルをクリックします。今回は「履歴書.xlsx」をクリックします。
するとフォルダの上に操作メニューが現れます。コピーやダウンロード、共有など色々できますが、今回はコピーをしたいので「コピー先」をクリックします。
するとどこにコピーをするのか聞かれるので、コピーしたいフォルダを選んで「はい」を押します。今回はOneDriveのドキュメントフォルダを選びます。
コピーがはじまります。画面右下に進捗状況が表示されますね。
たった100KBのファイルですが、30秒ほどかかりました。これはクラウド間のファイルのやりとりなので、しょうがないところですね。ファイルサイズが大きいともっと時間がかかるでしょう。
コピーが完了しました。たしかにOneDriveのドキュメントフォルダに「履歴書.xlsx」がコピーされました。
ちなみにコピーだと当然元のファイルは削除されずに残ったままです。元のファイルを消した上で移動したい場合には「切り取り」で操作を行いましょう。
Mult Cloudを実際に使ってみた感想、レビュー
今回Mult Cloudを試してみた感じとしては、非常に使い勝手がよく、便利なサービスだなという印象でした。
これだけの機能性をもっていながら、基本使用が無料というのはすごいなぁと感心しますね。
無料プランだと月のデータ通信容量が5GBに制限されるので、注意が必要です。
Mult Cloudのメリット・デメリット
色々解説してきたところで、Mult Cloudのメリットとデメリットをまとめてみようと思います。
ココがおすすめ
- 操作が直感的でわかりやすい
- 対応しているオンラインストレージサービスが30もある
- 日本で広く使われるDropBox、Googleドライブ、OneDrinve、Evernoteが使える
- PC内の容量を圧迫しないという点はしっかりと維持しつつ、直感的にフォルダ・ファイル操作ができる
ココがダメ
- ファイルのコピーや移動の操作に時間がかかる
- インターネットにつながっていないとアクセスができない
- 日本ではレビューや口コミ含め、情報が少ない
使い方に合うかどうかが、評価の分かれ目になるよう思います。
私は基本的に常にインターネットにつながっている状態なので、全然気にならなかったですね。
Mult Cloudで大容量の動画ファイルなどを扱う際には注意が必要
大容量の動画ファイルなどをやりとりする場合、自分のPC内に一度ダウンロードする手順をスキップして、オンラインストレージ間のファイルやりとりをすることができます。
つまりワンクッションがない分、より早く操作が終わる可能性がありますし、自分の通信回線を圧迫しなくて済むメリットがあります。
ただ、このサービスは月間のデータ通信量が決められていて、無料アカウントだと5GBです。動画ファイルをやり取りするには心もとないですね。
そういった用途に使いたい場合にはプランをアップグレードをする必要がありますが、それでも1ヶ月300GBです。
高頻度にYouTube配信等をされる方は、結構気を使わないとあっという間に超過する容量ですね。
うまく使えばとても便利なのは間違いありませんので、ぜひあなたの環境・使い方に合わせて活用してみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
なにか生活の役に立てば嬉しいです。またお会いしましょう See You Again!!