今回はオススメの傾斜台を比較&紹介していきます。
最近、作業効率UPと肩こり改善を目論んで卓上傾斜台を導入する人が増えてきていますね。
卓上傾斜台を使えば、ノートパソコンの位置を高めに維持することで目線アップをすることができ、肩こりや頭痛の原因となる前かがみ姿勢を改善することが期待されます。
また子どもたちが学習する場合においては、姿勢改善はもちろん、傾斜台を使うことでノートやテキストが見やすくなる効果もあり、学習効率や学力向上につながるという声もあります。
>>参考:勉強しているときの姿勢が集中力に影響する?
学習する際に使う傾斜台は「スタディボード」などとも言われ、学習姿勢の改善を通して学習活動の効果アップをする人たちが多くなってきています。
しかし一口に傾斜台といってかなり色々な製品があり、しかも値段がけっこう張ります。
安いものでも5,000円はしますし、高いと2万円、3万円というのも当たり前になってきます。
それぞれ、様々な機能が搭載されていたり、デザインにも凝っていたりと選ぶ側としては非常に悩ましいところです。
そこでこの記事では、卓上傾斜台の選び方とオススメの製品をピックアップ。
「高価な製品だから失敗したくない」という方のための、厳選5つを紹介していきます!
卓上傾斜台の選び方
卓上傾斜台を選ぶ上でポイントになることは基本的には以下の2つです。
- 角度はどれくらいか
- 滑り止めはついているか
それぞれについて、簡単に解説をしていきます。
傾斜台の角度は10°がオススメ! 中には調節できるタイプも
作業をする上で角度は非常に重要です。
一般に、傾斜台の理想の角度は10°と言われています。いわゆる人間工学的に最適な角度、というものです。
これは「書く」という動作をする上で、非常に見やすくラクに作業ができる角度。
そのため、多くの製品は10°の角度で設計されています。
しかし、人によっては、あるいは作業によっては20°のほうがいいという人もいるでしょう。
「読み」の作業には30°がベストという人もいますし、そもそも好みの角度が違うということもありますよね。
基本的には10°を選んでおけばOKとは思います。
私自身、10°の製品を使っているのですが、「書き作業」や「ノートパソコンのタイピング」は非常にやりやすいです。読みの場合にはそもそも傾斜台を使っていません。
しかし、「自分にはどんな角度が合うのか不安」という人は、角度が調節できるタイプのものを選ぶのもオススメです。
天板と裏にすべり止めがついているのがオススメ
傾斜台を使っている際に、天板の上に滑り止めがついているかどうかは、結構大きな差になります。
滑り止めがついていないと、傾斜台の傾きによってノートPCやテキストが手前にすべってきます。
結果として一番手前のポジションが固定になるわけですが、これが作業姿勢に悪い影響を及ぼします。
天板の面積全体を有効活用するには、滑り止め加工がされている天板を選ぶか、デスクマットを敷くことが重要です。
また裏側にも滑り止めがついているものを選びましょう。
裏側が木製や金属のむき出しのままだと、テーブルやデスクの上ですべってしまったり、ガタツキの原因になります。
ペンで書いたりタイピングをしたときの衝撃によって、デスクと擦れる音が出てしまうのもデメリットです。
安定して快適な作業をするために、裏側に滑り止めがついているものを選びましょう。
コスパ◎ 機能は最低限でAmazon最安級「勉強用の卓上傾斜台」
卓上傾斜台の値段はけっこうお高くて、しかもピンキリです。
安いものでも5,000円はしますし、高いモノだと3万円くらいします。平均的な傾斜台で2万円が多いですね。
そんな中、傾斜台としての基本機能を十分に満たした上で安めな価格設定なのがこちら。
Amazonで販売されている卓上傾斜台ではかなり安い8,000円台。
それでいて60cm×45cmの標準的なサイズの木製天板、角度は11°と最適な製品です。
実はこの傾斜台は私も購入していて、こちらの記事でそのレビューをしています。
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【集中力&作業効率アップ】傾斜台を導入して姿勢改善をした感想をレビュー【スタディボード】
続きを見る
値段は安いですが非常に使い勝手がよく、愛用している製品です。
しかし安いぶん、滑り止めがついていないという欠点があるため、別途デスクマットを購入したり、裏面に滑り止めをつけたりとDIYで工夫をしています。
こうした工夫自体は1,000円以下ででき、簡単に欠点を埋めることができるのでコスパは最高といえますね。
自作で改造する方法については記事を作成しますので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
スタディボードといえばコレ「スラントアップ」
>>スラントアップ・リノのページはコチラ
傾斜台として人気が高く、機能性もバッチリなのがトヨモク(豊橋木工株式会社)の「スラントアップ」です。
その中でも最上位モデルのスラントアップ・リノは、2段階の角度調節機能があり、天板滑り止め加工も施されています。
その分、非常に高価です。
他のスタディボードを使ってみて、「一番良いやつがほしい!」と思ったら手を出してみると良いでしょう。
30段階の角度調節ができるスタディボード
傾斜台の角度は、人によって好みが多少わかれます。
私の場合は10°でイイカンジですが、人によっては、あるいは作業内容によっては「もっと角度がほしい」「もっと浅い方がいい」とそれぞれ要望が変わります。
そんなときに30段階の角度調節ができるこちらのスタディボードであれば、あらゆる好み、作業内容に合わせて調節することができます。
黒板のようなモチーフで学校をイメージさせるデザイン。
しかもこれ見た目だけでなく機能的にも黒板的で、なんとマグネットが張り付きます。
ボード上にマグネットでモノを固定できるので、そういった用途を想定する方に特にオススメです。
スマートでオシャレな傾斜台ならこれがベスト「angle 10」
スタディーボード・傾斜台は木製でなんだか無骨。
もっとデスクと調和の取れるおしゃれな傾斜台がほしいという人にオススメなのがこちら。
黒一色でシックなカラーリング、無駄が削ぎ落とされたスマートさが魅力。
付属のマットをつければ滑り止めになるので、非常に安定して作業を行うことができます。
会社で使ったり、インテリアにもこだわりたいという人に特にオススメです。
子どもに安全に使ってもらいたい「イージーライティングボード」
まだ小さなお子様がいる過程では、「角がとがっているモノ」は避けたいですよね。
そんな方におすすめしたいのがこちら。
傾斜台は角が尖っている製品がほとんどで、面取りをして角をまるくしている製品はかなり少ないです。
傾斜台としての機能は必要最低限で、正直これで2万円?という感じですが、その分つくりが丁寧。
細かいところにも気を配った製品です。
卓上傾斜台・スタディボードを導入して快適な作業環境を構築しよう
パソコンを使って仕事をするにしても、勉強をするにしても、重要なのはいかに短い時間で最大の効果を出すか。
そのためには姿勢がとても重要になります。
長時間作業をする場合でも、当然この姿勢による疲労度やカラダへのダメージの有無で差が出てきます。
傾斜台・スタディボードを使えば、これまでの作業が苦行に感じるくらい、作業姿勢がラクになって効率がアップすると思います。
実際、私もパソコンを使って長時間ブログを書きますが、傾斜台を使ってから集中力や効率が向上したと感じています。
ぜひ作業環境改善に、卓上傾斜台を取り入れてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
なにかの参考になれば嬉しいです。それではまた。