激安家電を買ってみたシリーズ第一弾! 激安のブルートゥースイヤホンのレビューをしたいと思います。
スマート家電や生活を便利にする家電が好きなのですが、中国産やベトナム産の異常に安い電化製品が最近気になっています。
今回はAmazonで見かけたBluetoothイヤホンを買ってみました。
こんな方におすすめ
- とりあえず安くて使えるBluetoothイヤホンが欲しい人
- リズムゲームはやらないので、音楽や映画鑑賞程度という人
- これまでの中華Bluetoothイヤホンの遅延にうんざりしている人
過去の人柱になってみたシリーズ
今回購入したのはこちらです
ついにBluetoothイヤホンが3,000円切るんですね。
しかもAmazonの販売ページ覗いてみると、500円OFFクーポンが出ていたので2500円切るんですね。驚きです。
3600件以上(記事執筆時)というとんでもない数のAmazonレビューに☆4.1でビビります。
まあこういう怪しい商品の口コミレビューはだいたいやらせですけどね。
中国人がやってるんじゃなくて、日本人がやってます。
Twitterで懸賞企画と称して当選させて、購入していいレビュー書くと返金される仕組みです。
だからまっとうな日本語でレビューが書かれてるんですね。よく考えますよね。
まあそれは置いといて、早速開封!
箱、軽いですね~。ちゃちい感じがします。
開けてみた感じはこんな感じ。
本体と充電ケーブルとイヤーピースと取扱説明書。
なんとマニュアルは英語ですね。日本語対応なし、と。
入っているものは、本体と充電用のmicro-USBケーブル、それとサイズ違いイヤーピースの3つ。
最低限度のものはそろってます。うむ、必要十分。
さて、まずはペアリングから。
試してみたのは、WindowsPCとFireTV stick。
むかーし使っていた格安Bluetoothイヤホンは、とにかくペアリングがストレスで、こんなの二度と使うか!という感じでした。
いまやAirPodsで唯一無二の同期感覚を味わってしまった自分にとって、このハードルは高いですよ~
マニュアルは英語だらけで読む気になれません。直感で使ってみることにします。
電源ボタンと思しきものを長押しして電源を入れます。何やら青・赤の点滅を繰り返すのでなんとなくペアリングモードなのだと察します。
PCのBluetooth機器の追加をするとあっさり表示されました。「W8」という味気ない感じで。
接続してみると「Connected」と女性の声でアナウンスが流れます。
うむ、スムーズですね。これはかなり好感触。
問題は、Bluetooth接続を記憶している状態から、ほかの機器で接続を簡単に奪えるかですね。
ノートPCを用意して同様の手順で接続してみます。
「Connected」
おう、これはらくちん。いいですね。
FireTV sitckともスムーズに接続でき、これは好感度大です。
激安Bluetoothにありがちのストレスポイントは1か所突破です。いい感じ!
スペックを見ると2台同時待ち受け可能な設計になっているので、この価格としての機能としては大変すばらしいものと言えますね。
スペックと装着感のチェックをしましょう。
防水性能はIPX7ということで汗程度では壊れなさそうですね。
参考:防水規格|IPコードの一覧。IPX, IPX4, IPX5,IP67, IPX7, IPX8, IP68とは
マグネット搭載というのは、イヤホンがマグネットくっつくことで、全体が輪っかのようになりますよということですね。
これでカバンの中でびろ~んとすることはなさそうです。
CVC8.0ノイズキャンセリングというのがありますが、これはよく勘違いされるのですがAirpodsProやSONY、BOSEなどの製品に代表されるアクティブノイズキャンセリングとは異なります。
あれらのハイスペック製品に搭載されている「アクティブノイズキャンセリング」は、外の音を解析してそれと逆の波形をぶつけてノイズを消すというシステムで、作動していると
「あ、外界と隔離された」
とわかる性能を持っています。
一方こちらのCVCノイズキャンセリングについては「通話をする相手に対するノイズキャンセリング」ですので、つけてもカナル式イヤホンとしてのノイズ軽減効果しかありません。
実際装着してみた感じも特別な没入感はなし。アクティブノイズキャンセリングではありません。
それでも通話ができるワイヤレスイヤホンとしての機能はかなり十分に果たせると思われます。
参考:CVC6.0・CVC8.0ノイズキャンセル機能はハンズフリー機器やイヤホンの通話中の騒音軽減機能
装着して首にかけた感じは「磁器ネックレスつけているのと同じかな」くらいの重量。
マイク兼リモコンの部分が少し膨らんでいますが、ここがポークビッツ1本分程度の重量を持っています。
とはいえ耳にイヤホンを差しながら動き回ってみても気になることはありません。重さを煩わしく感じることはないでしょう。(もちろんAirPodsと比べるのは野暮ってもんです)
bluetooth 5.0+EDR搭載ということで、音質と遅延については
「おぉ、この価格でこれはすごいな!」という印象です。
優先式と比べても遜色ない音質です。シャカシャカ感はほぼないです。
Fire TV Stick 4Kとブルートゥース接続をして映画を見ても、遅延を全く感じません。
リズムゲームなどすると感じるのでしょうが、当方リズムゲームをたしなまないのでわからないであります。
映画を2時間見た限りでは、カナル型イヤホンのノイズ遮蔽効果と、遅延を感じない効果で、大変満足のいく鑑賞を楽しめました。
映画鑑賞に堪えられる音質と遅延程度をこの価格で達成できるのは素晴らしいですね。
正直この点に関しては想像以上だったので驚きです。
いかがだったのでしょうか。
5年ほど前の安物ブルートゥースイヤホンと比べると、かなりの技術の進歩を感じる結果になりました。
説明書が英語のみだったり、なんか全体としてちゃちい感じは価格相応にしても、性能面では十分満足できるレベルです。
検証の結果、購入は「アリ」ですね! おすすめですよ!
ちなみにAirPodsのような完全小型ワイヤレスで安いものは?という人にオススメなのは、Ankerの製品ですね。
モバイルバッテリーと急速充電器で一躍有名になったメーカーですが、AirPods発売後の完全ワイヤレスイヤホンブームに、「格安」という看板を引っ提げて価格破壊を起こした製品がこちらです。
ひとことで言うならコスパの鬼。5000円以下で買えるワイヤレスイヤホンとしては最高水準のスペックです。
高級感すらほのかに感じるデザインで、周囲に「これ5000円」と言って回ったら大変驚かれました。
Anker製品は、そこら辺のブランドもわからない製品と違って説明書も丁寧ですし、なんといっても人気なのはそのサポートですね。
電話すると大変親切にサポートに応じてくれます。私も一度サポート利用しましたが非常に好感が持てました。
買うからにはしっかりサポートを受けたいという人にもおすすめです。