今回はデータ復元ソフト「4DDiG」のレビューをしていこうと思います。
4DDiGはMacの隠しファイルや削除してしまった不可視なファイルを検索、表示してくれるソフトです。
USBメモリや外付けHDDなどのファイルを誤って削除してしまったときや、過去に削除したファイルを復元するといった使い方ができます。
「4DDiG」データ復元ソフトとは
ここからは4DDiGの特徴とメリットについて解説をしていきたいと思います。
4DDiGはMacの隠しファイルの表示をすることができるソフトウェアです。
特徴は大きく4つです。
- 復元できるデータの種類が豊富
- 復元率が高い
- 価格がリーズナブル
- 安全性が高い
それぞれ解説していきます。
①復元できるデータの種類が豊富
4DDiGは復元に対応するメディアやファイルの種類が非常に多いです。
ご覧の通り、日常的に使うほぼすべてのメディアからのデータ復元に対応しています。
対応ファイルに関してもバリエーションに富みます。
一般的な画像・動画・オーディオファイルはもちろん、オフィス系のファイルやメールファイルも復元可能。
しかもファイルの拡張(コーデック)の対応範囲もとても広いです。
細かい対応ファイルの一覧はこちら。
このように、おそらく一般的に使われるファイルのほぼ全てが復元可能になっています。
②復元率が高い(97.4%)
4DDiGはクイックスキャンとディープスキャンの2つのモードが搭載。
クイックスキャンでは迅速にかつ的確にスキャンを行い、ディープスキャンでは時間をかけて深い階層にまで隠れてしまったファイルも発見することができます。
③価格が他社と比べリーズナブル
ここまで紹介したように4DDiGはとても多機能&高機能。
それでいながら競合他社の製品とくらべてもリーズナブルな価格になっています。
いまなら、1年間で1万円以下の価格で利用できますし、永久ライセンスを1万2千円ちょっとで購入すればライセンス更新なしにずっと使うこともできます。
④安全性が高い(ネットが必要ない)
データ復元ソフトで気になるのが安全性ですよね。
最近はwebブラウザベースで動くソフトも多く「自分の個人情報がネット経由でどこかに送信されているのでは?」と気になる人も多いと思います。
その点4DDiGは、ダウンロード型のソフトウェアなので、インターネット接続なしに利用することができて安心です。
「4DDiG」データ復元ソフトで隠しファイルを表示/復元
ここからは実際に私が4DDiGを使ってデータを復元する様子を、画像付きで解説をしていきたいと思います。
復元手順
まずは4DDiGを公式ページからダウンロードします。
ダウンロードが完了したら起動してライセンス認証を済ませます。
するとこのような画面になると思います。
今回はフォーマットが完了して、全容量=空き容量となっているUSBメモリからデータを復元したいと思います。
「スキャン」ボタンを押すと、スキャンが開始されます。
「スキャン完了」と表示されたら、復元の準備が完了です。
USBメモリの中身は空っぽですが、非表示になっているファイルが1238個も発見されました。
隠しファイルまでしっかりと表示されることがわかります。
今回はこの中から私が自作しているエクセルツール「クラス出席簿」を復元してみます。
復元したファイルを保存する先のフォルダを選択します。
フォルダを新たに作成する事もできます。
今回は「復元用」というフォルダを作成してみました。
ほどなくして復元が完了しました。
中身を確認してみると、削除してしまった「クラス出席簿エクセル」のフォルダごと復元することができました。
驚いたことに、ファイル名とフォルダ構成もしっかりと復元できています。
今回はpdfファイルとエクセルファイルを復元してみましたが、画像ファイルや動画ファイルももちろん復元することができます。
評価
4DDiGを使って、かんたんにファイルを復元することができました。
32GBのUSBメモリなので、あまり大きなメディアでなかったことも理由になっているとは思いますが、復元するまでに30分かからなかったのは非常にスピーディですね。
4DDiGは様々なファイルやメディアの非表示になっているファイルを復元することができますが、なにより素晴らしいのはファイル名とフォルダ構成も復元できたこと。
他のファイル復元ソフトでは、ファイル名が壊れてしまったり、フォルダ構成が維持されずにバラバラ担っていることが多いです。
この点は他のファイル復元ソフトと比べて優れている点といえますね。
感想
今回はMacの不可視な隠しファイルを解除して表示するソフト「4DDiG」を使ってデータの復元を行ってみました。
使ってみた感想としては、「非常に使いやすく」かつ「高機能」であること。
これまで様々なデータ復旧ソフトを使ってきましたが、その中でもかなり優れたものであると思います。
ぜひみなさんも4DDiGを使ってみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。