





今回はこの本を読んでいきます。
マーケティングに関する本ですね。
おめー、ブロガーの癖に何マーケティングの本なんか買ってんだオイ!
っていうご指摘ごもっともなんですが、Kindleのセールで安く売っていたので、深い関心があったわけではなく何となく買ってみただけなんですよ。
でもいい意味で予想を裏切られました。
まずはこの本に書いてあることを要約してみます。ピックアップして以下にリスト化してました。
もし興味が持てそうであれば、即Amazonでポチるか、書店にダッシュするか、続きの私の文章を読んでください。
内容要約リスト
- クライアントの数を増やすためには?
- クライアント1人あたりの販売額を増やすためには?
- クライアント1人あたりの販売回数を増やすためには?
- クライアントの生涯価値を知って、目先の利益ではなく長く利益を得る方法
- 競合と差のつくユニークな戦略づくりのための着眼点と具体の手順
- 競合を突き放すため広告ヘッドラインの打ち出し方
- 同じサービスのまま、客数を倍増させる超絶テクニック
- 返金はコストではなく投資
- 商売の基本はクライアントのリスクを限りなく0にすること
- クライアント離れの理由分析と、『客戻し』の実践的行動
- 新しい顧客を得る事より、顧客を失わないことで利益アップする方法
- 不活発なクライアントに戻ってきてもらう、誠意と交渉
- 『クライアント』と『見込み客』と『見込み客かもしれない人』
- 子供の雪かきアルバイトから学ぶマーケティング手法
- 一見不利益に思えることを、利益に転換するための戦略
- お客様に説得力を持って伝えるためのヘッドライン15
- 特別オファーで顧客をガッチリ掴む ポイント3点
- 顧客リストは宝の山。新規顧客よりも既存客を狙え。
- 何ドル失って、何ドルを得たか。自分も顧客も幸せになる価格交渉の技。
- アドオンで顧客満足度と顧客の支払うお金を最大限にするテクニック
- 顧客の求める『本当の目的』を見抜いて利益を最大化せよ。
- ダイレクトメールにおけるヘッドラインと本文の書き方・使い分け方
- セールスレターは『行動を促すテクニック』で決まる
- テレマーケティングが有効な場合とそのテストの方法
- テレマーケティングは最初の30秒で決まる。話を聞きたいと思わせる話術。
- インターネットマーケティングの基礎基本
- ウェブサイトの見出しは社名や商品名、会社ロゴにしてはいけない理由。
- どんなビジネスでも応用可 最大80%節約できるのビジネス・バーター理論
- ビジネス・バーターの実践集から学ぶ、全員が得する交渉術






まず読んでみてびっくりしたのは、マーケティングの本なのに、あらゆるビジネスに応用できるアクションプランが豊富に掲載されていたことです。
マーケティングやビジネス本に書いてあることって
「ありきたりで誰にでも当てはまること(他の本でも読んだこと)」
「著者の環境や境遇で一番効力を発揮しているもの」
このどちらかであることが多くないですか?
読み終わっても、生活習慣を変えてみるかーとか、結局何からやればいいの?ってなることもありますよね。
その点、この本はあなたの行動指針を具体的に示してくれるアイデアが豊富に載っています。
この本の著者である、ジェイ・エイブラハムさんはアメリカで何千社という会社のコンサルをやっている方です。
圧倒的なコンサル経験から、あらゆる業界のあらゆるテクニックを網羅的に知り尽くしている人です。
この本の中にはエイブラハム氏の豊富な経験に基づく、たくさんの『実例』が登場してきます。
ある出版社では返金だけでなく、競合の出版物の定期購読料を支払うというオファーをしました。なぜなら…
あるガソリンスタンドではガムやサンドイッチの値段を2割値上げしてみなさいと提案しました。結果…
企業や個人商店がどういうアクションを起こして、結果どうなったか。
それらが明確な根拠を持って記されています。
数えたらきりがないほどの実例の数々から、『あらゆるビジネスに生きる法則』が導かれていきます。
そして章ごとに、『私たちが具体的にできる行動(アクションステップ)』を提案してくれます。
しかし本の内容の幅が広すぎて、私のようなブロガー風情では使いこなすことができないものもあります。






正直章レベルで私とは無関係に思える箇所もあります。
けれども、そういった行動を求められる業種の方にとっては、まさに『最も欲していた情報』になりわけですよね。
記事の最初で出したリストがおおよそこの本の中身ですので、リストを見てご自分の今にプラスになりそうであれば買って損はないことをお約束します。
もし私がブロガーから起業の経営者になることがあったときには、この本に書いてあることを実行したいと思えるプランがたくさん掲載されています。
本の中にはこうも書かれています。
この本に書かれていることをすべてできなくてもいいし、
この本に書かれていることを一度にできるようにならなくてもいい。
たしかにこの本は、提案されるアクションプランが多すぎて試すだけでも何年もかかってしまいそうです。
だからこそ、何か行動を起こそうと思う度に本を開いて、必要なところだけ再度読むことで明確な行動指針が手に入るという力を持っています。






この本はビジネスをする人の必携書になるレベルのものだと思います。
もちろん自ら会社を経営していなくても、一従業員として仕事をする人に向けたプランも用意されています。
ぜひ一度書店で手に取ってみるといいと思います。
あなたを行動へと導くヒントが、必ずあるはずです。