今回はdripさんの画期的な2階建てバックパックの話。
ネット界隈で新進気鋭のインフルエンサー兼会社経営者の、堀口英剛(@infoNumber333)さんと平岡雄太(@yuta_hiraoka)さん、大竹理子さんの率いている会社Drip。
この会社が最近ネットを中心に話題&人気上昇中です。
これまでも「引き出しをなくすハンガー oneger」や「キャッシュレス時代の理想の財布 PRESSo」など、日常にある「あれ、これもっと良くならないかな?」をピンポイントで解消してくれる素敵なものづくりが評判でした。
そんなdripの製品が、クラウドファンディングサイト「Makuake」でとんでもない記録を叩き出しました。
なんと、とある製品の寄付受付開始初日に3800万円もの寄付が集まったというのです。これはMakuake初日寄付額の最高値でした。
その製品こそがこちらです。
2階建てだから取り出しやすい、しまいやすい「FLOORPACK」です。
世にも珍しい収納が2階建てになっているバックパック。
でかい1つの荷室だと、収納力があるけれど中身が散らかりやすい。
荷室が細かくわかれていると、整理しやすいけれど収納力が低下する。
そんな悩みを解決するためにFLOORPACKは生まれました。
「そうだフロアを2区画にして、広く使いたいときは1フロアぶちぬきに変えることができたら便利じゃん」みたいな、なんで誰も思いつかなかったんだという灯台下暗しな製品です。
私も初日に購入した1人ですが、本日やっと手元に届きました!
さて、なんだかんだ偉ぶった風の記事の書き出しでしたが、ようは私はただの堀口さんと平岡さんのファンなのです。
楽しみにしていた製品がやっと来たので、レビューしていきましょうってただそれだけなんですね。
ということで早速いろいろといじりまわしながら商品を見ていきたいと思います。
dripのFLOORPACKの外観
FlOORPACKは直方体のシンプルなデザインのバックパックです。
外にはロゴのようなものは一切なく、黒一色のザ・ミニマルデザインです。まさにdrip製品という感じ。
ビジネスユースにもプライベートユースにも使える、いいあんばいですね。
底面は上質な熟成レザー製。底面って意外と見えない部分なんですが、ここに大胆にもレザーを持ってくるのが粋です。あと取っ手部分とジップの手持ち部分もレザーになっています。
ほか大部分はバリスティックナイロン製になっています。
バリスティックナイロンはアメリカの化学会社デュポン社が開発したナイロンで、 通常のナイロンの5倍の強度があると言われている繊維です。
革製品が売りのdripですが、日常使い&雨や汚れなど過酷な使用環境にも耐えられるように、レザーではなくナイロンをチョイスしたのでしょう。
「軽くて丈夫」
なんて魅力的な言葉なのでしょう。
カーボン素材にしてもジュラルミン素材にしても、素材を褒めるのに使われる最高の言葉です。
ジッパーはしっかり止水です。
イマドキのバックパック選びだと、止水でないというだけで購入対象から外されてしまいますよね(私だけ?)。
全体のサイズ感はこんな感じ。
13インチMac Book Airよりやや大きいくらいですね。
十分な収納力を感じさせるサイズ感でありながら、大きすぎないというギリギリのサイズでしょう。
dripのFLOORPACKの収納面を確認!
それではFLOORPACK自慢の収納を見ていきましょう。
dripのこだわりの粋を感じさせてもらいます!
2階部分
まずトップの取っ手のところにあるジッパーを開けてみます。
このジッパーが斜め下に切られていて、FLOORPACKの2階部分の入り口になります。
このジッパーを下げることで2階部分にアクセスができるわけですね。
開けてみたところはこんな感じになっています。
メッシュポケットが小・中・中と3つ並んでいて、あっさり底面です。
これが2階と1階をわける「床」ですね。
床面のアップです。
この写真だと伝わりづらいですが、けっこう厚めでしっかりしています。
ということで収納の検証に日本酒4合瓶を入れてみます(なぜって。近くにあったからです)
横幅はちょうど4合瓶1本分とぴったりサイズです。
仕切り床もこの程度の重さでは抜けたりはしないですね。
メッシュポケット側にはノートPCスリーブがついています。
愛用の13インチMac Book Airがすっぽりです。
16インチまで入る設計なんだそうです。すばらしいね。
1階部分
底面側にあるジッパーを開けていきましょう。
すると、ちょうどキャリーケースを開けたみたいな超アクセス性の高いゾーンが現れます。
バックパックでこんなに開く姿ってほとんどみないですよね。
これなら中身が多少雑多に入っていても、何がどこにあるかひと目でわかるし、すぐ取り出せます。
例によって4合瓶を入れてみます。
おぉ。ちょうど横幅は4合瓶の高さとぴったりですが、縦幅の半分は4合瓶の横幅がぴったりです。
4合瓶が横置きで2本きっちり入るサイズですね。
もしかして設計段階で4合瓶でサイズとってますか?(そんなことあるわけない)
これだけ入れば十分すぎる収納力といえそうですね。
細かな収納
FLOORPACKには他にも色々収納するところがありますので、そちらも紹介していきます。
まずトップ面のジッパーを開けると、横長の収納が現れます。
ちょうど折りたたみ傘やペットボトルドリンクが入りそうなサイズ感ですね。
手近なところにウィルキンソンの空ペットボトルがあったので入れてみました。
500mlがちょうどすっぽり入る感じです。
「重いものほどバックパックの上部に入れると、重心が高くなって荷物を持つのが楽になる」
というのが登山やハイキングにおけるパッキング(荷造り)の常識ですが、水物を上部に入れて置けるのは非常に合理的ですね。
水物ってやっぱり重いんですよ。
でかい登山リュックで荷造りするときも、やっぱり上が水筒になります。
そういう意味でもここにペットボトルを入れられる収納があるのは、すばらしいの一言。
あとは背中に接する面の下部(ちょうど腰のあたりにくる部分)には、パスケースサイズの収納があります。
ポケットのサイズ感はiPhone12miniが入るくらい。
iPhone12 miniだと、ポケットの間口がちょうどギリギリサイズで、奥行きはまだ余裕があるかなと言う感じですね。
参考までに、愛用のミニマル財布シクリッドをおいてみました。(すみません写真をiPhoneで撮っているもので…。)
シクリッドの横幅は6.5cm、縦幅は10.5cmです。
このポケットの奥行きは、写真の部位め部分より内側まで広がっているので、意外と収納力がありますね。
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dripのFLOORPACKは755gだけど重さをまったく感じさせない
FLOORPACKの重さは755gと、最軽量級のバックパックというわけではありません。
ですが直方体で大きい分、密度的には小さいせいか、手に持った感覚ではかなり軽いです。
無印良品のバックパックより重いかな?くらいです。
容量差を考えるとこれは驚きですね。
買ってよかったと思わせる1品 大事に使っていきます
このFLORPACKは至るところに作り手のこだわりポイントが見られて、製品としての完成度を感じます。
おそらく使っていくうちにいろいろと粗も見えてくるのかもしれませんが、第一印象は「買ってよかった」です。
これから大事に使い込んでいきたいと思います。
Makuakeの製品ページを見てみたら、まだ在庫あるようでしたよ。
届くのは結構先になってしまうみたいですが、ほしい方はまだまだ購入のチャンス、アリです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
なにか生活の役に立てば嬉しいです。またお会いしましょう See You Again!!