こんにちは、今回はみなさんもよく知る「EVE(イブ)A錠」の効能についてお話します。
頭痛や生理痛が起こったらイブを飲むという人も多いのではないかと思います。
実はこのお薬、頭痛・生理痛以外にも効くって知っていましたか?
筋肉痛・関節痛・肩こり・腰痛
実はイブは、こうした体の内側に発生する痛みにも効果があります。
激しい運動をした当日や翌日に筋肉痛や発熱が起こることがありますが、こうした症状にもイブは効果を発揮する「痛み止め」として働きます。
もちろん、整体やマッサージの翌日に起こる「揉み返し」による痛みにも。
こうした痛みには湿布を貼ったりバンテリンなどの塗り薬を使用する人も多いと思いますが、そうした筋肉に作用する薬とは別に、イブを服用することで「痛み」自体を和らげることができますよ。
神経痛・歯痛・耳痛・頭痛
イブは痛み物質であるプロスタグランジンの働きを阻害するお薬です。
よって神経を介して起こる「痛み」自体の働きを抑えますから、様々な神経痛に効果があります。
弱くした麻酔をイメージするとわかりやすいと思います。
麻酔と違って神経伝達を妨げるものではないので、麻痺したり痺れが起こったりということが起こらないですし、それ故に痛みを完全にカットすることもできません。
歯医者で抜歯をした後や、耳の中で起こる痛み、関節などで起こる神経的な痛みがあれば、使ってみると効果があるでしょう。
打撲痛・骨折痛・捻挫(ねんざ)痛・外傷性の疼痛
これが最も意外かもしれませんね。
神経の痛み伝達に作用するイブは、こうした怪我による痛みも和らげてくれます。
怪我をしたら、絆創膏を貼ったり添え木などの固定をしたり、湿布を貼ったりしますが、飲み薬としてイブを服用することで効果があります。
よく怪我をする子どもたちが痛みを訴えたりしたときにも使えますね。
とにかく痛みがあったら飲んでみるお薬
いかがだったでしょうか?
どの家庭にもある常備薬であるイブには、知られざる素晴らしい効能があります。
がまんしよう、しょうがない、とこれまで諦めていた痛みにも効果があるかもしれませんので、ぜひ一度飲んでみましょう!
しかし、痛みというのはそもそも体が発する危険のシグナルですので、イブを常用してごまかすのではなく、必ず病院で診察を受けることをオススメします。
あくまでも診察までの痛み止めや、病院に通いながら服用するためのものとしてお考えくださいね。