2020年11月に発売されたコクヨの鉛筆シャープが大ヒット。
六角形の鉛筆のような軸に、使い分けが出来る5種類の芯、リンクカラーでわかりやすい替え芯など、文具スキの心をくすぐる一品になっています。
シンプルで鉛筆にも似た形のこのアイテムは、小学生の「シャーペンデビュー」にもおススメです。
重くてゴツいシャープペンシルは小学生には扱いが難しい。
小学校高学年になると学習塾や進学塾に行きだし、「シャーペンデビュー」をする子もいます。
学校では禁止されているけど家では使ってみたい、と思って使いだす子も増えてくる上に、中学生になれば鉛筆よりシャープペンシルを選ぶ子がほとんどとなります。
しかしシャープペンシルは重くてゴツイ、と小学生には少し扱いが難しいことも。
メカニカルな質感が、鉛筆になじんでいる小学生には違和感となってしまい、「憧れの高いシャーペンを購入しても使いこなせない!」といった失敗談も聞きます。
コクヨの鉛筆シャープは鉛筆のようなフィット感が特徴のシャープペンシル
そんな「シャーペンデビュー」にもピッタリなのがコクヨから誕生した、鉛筆のようなフィット感が特徴のシャープペンシル「鉛筆シャープ」です。
小学生がずっと使ってきた鉛筆の良さ、それは軽くてシンプルな書き心地です。
鉛筆シャープは、デザインの細部に至るまで無駄をそぎ落とし、鉛筆のフィット感に極限にまで近づけたシャープペンシルです。
本体は円軸は艶のある軽い素材で出来たなじみのある六角形。ペン先に向けてほぼ同じ太さになっている軸がついているだけのシンプル構造です。
ゆえに、鉛筆シャープは5.7gという驚異的な軽さを実現しました。
使い始めの鉛筆が4~5gということを考えるとほぼ鉛筆と同等の重さです。
試しに家にあったシャープペンシルを測ってみたところ8.7gもありました。
シャープペンシルほど重くなく、鉛筆のように書けるシャープペンシルというのは、このアイテム最大の強みだと思います。
替芯は5種類。芯の替え方もユニークで思わず試したくなるギミックが。
鉛筆シャープは替え芯のバリエーションが非常に豊富で、0.3、0.5、0.7、0.9、1.3の五種類があるります。さらにH HB B 2Bと芯の濃さも豊富です。
各芯ともその太さに合ったシャーペンの色の頭部分と同じ色でリンクしているので、芯を替えるときもとてもわかりやすくなっています。
普通のシャープペンシルなら、トップには消しゴムとノックのギミックがついていますが、鉛筆シャープはその消しゴムを取っ払って、芯の補充もそのまま穴に入れるだけ!という簡単構造に。
部品や消しゴムが無くなったりすることのないシンプルさは、小学生のお子様を持つパパママならうれしいポイントかもしれません。
コクヨの「鉛筆シャープ」はマークカード試験で大活躍
受験ではシャープペンシルよりも鉛筆のほうが優れている、とよく言われます。
その理由は2つあって、1つは「マークカードを塗りやすい」ことと「シャープペンシルだと筆圧が強くなって消しにくくなる」ことです。
受験がマークカード式の問題のとき、芯の太さが太い鉛筆のほうがシャープペンシルと比べて圧倒的に塗りやすいです。
しかし鉛筆だと落としたときに芯が折れてしまい、試験中つかえなくなってしまうリスクがあります。
しかし鉛筆シャープであれば、芯が折れて使えなくなるという鉛筆の弱点を克服!
仮に折れてもシャープペンシルと同様に、ノックすれば芯が伸びますから安心ですね。
鉛筆シャープはシャープペンシルよりも筆圧が小さくなるから消しやすい
シャープペンシルだと芯が細いため、筆圧(紙にかかる圧力)が大きくなります。
筆圧が強くなると当然、紙にくいこむ分、消しゴムで消しにくくなります。
これが鉛筆よりもシャーペンのほうが字が消えにくい理由です。
自分でメモを取る分にはいいですが、試験などでキレイに消えないと困る場面では、この筆圧の強さが大きな差となります。
試験中鉛筆が推奨されるのは、シャープペンシルよりも筆圧が小さいために、消しゴムで消しやすくなるから。
少ない力、短い時間で書き直しができる上、マーク試験などでは「消し残し」によるマークミスをへらすことができます。
実に合理的な製品なので、試験ではぜひ鉛筆シャープを使ってほしいです。
性別を問わないホワイトとブラックのカラーの他に、丸付けにもおすすめのレッドも
コクヨの鉛筆シャープのはボディカラーは、持つ人の年齢や性別を問わない、ホワイトとブラックの二色。
さらに丸つけや大事な部分に色を変えたりする場合に役立つ、赤芯を入れるレッド。
特にホワイトは清潔感があり、グレーのロゴとも良く似合います。
クリップやノック部分のメカニカルな部分を省いたミニマルな形は、何本か持ち歩くときにも便利。
レッドをパパママに、ホワイトやブラックはお子様に、と使い分けることもできます。
レッドは1.3のみなのですが、宿題の丸付けなどにも活躍しそうですね。
コクヨの鉛筆シャープは大人の鉛筆。小学生のシャープペンシルデビューにもおススメ
鉛筆からいきなりシャープペンシルに移行すると重さや使い勝手で戸惑って上手く使いこなせないことも。
鉛筆に近いフィット感でシャープペンシルとして使える「鉛筆シャープ」なら、お子様の「シャーペンデビュー」にぴったりです。
(記事協力:まとさい)