経験者が語る男性ひげ脱毛の光と闇 【湘南美容外科】

 

私がひげ脱毛を始めたのは2019年1月でした。

現在までに、湘南美容外科クリニックのひげ脱毛コース「口ひげ、あご、あごした3部位」を6回、「ほほ、もみあげ」を3回脱毛しました。

しかし初脱毛から本日まで1年3か月。ここまでかかってしまったのには理由があります。

今回はひげ脱毛をしたメリットや、想定外のこと、やってみて初めて分かったデメリットをご紹介していきたいと思います。

メリット① ひげが確かに薄くなった

まずひげ脱毛の効果についてですが、6回の施術を終え、効果を確実に実感しています。

比較写真を撮っていないのが悔やまれますが、毎朝のひげの感触がだいぶ薄くなり髭剃りにかかる時間が大幅に短縮されました。

ちなみに個人的に一番うれしいのは、あご下(エラのあたり)のひげがほぼ生えなくなったことです。

私はフィリップスの電動シェーバーを使っているんですが、このあご下のひげをきれいに剃るのは難しいんです。

ですのでしょっちゅう剃り残しがあって、エラ付近を触る度にショリショリするのがストレスでした。

それが剃らなくてもショリショリすらいわなくなったのは劇的な変化でした。これだけでも施術をした効果があったなぁと思います。

ただ脱毛効果については不満もあります。

 

メリット② 肌がきれいになった

脱毛を継続するには

  1. 日焼けをしないこと(日焼け止めを塗ること)
  2. 風呂上りやシェービング後の肌の手入れをしっかりすること

これらが必須になります。

脱毛を通して肌意識が高まり、以前に比べ各段に肌のハリツヤがよくなりました。

特に男性は女性と比べ日常的に化粧をしませんから、肌へのダメージがその分少ないです。それでいながらケアを女性並みに行うことで、肌の質は大幅に向上します。

脱毛の効果でひげ自体も生えにくくなっていますから、肌の見栄え自体もよくなります。

妻からも肌がぷるぷるだねうらやましい、と言われるほどになりました。

脱毛のみの効果だけではありませんが、脱毛を通した実感ということで記載しておきますね。

デメリット① 6回通ってもひげはなくならない

湘南美容外科の脱毛コースには1回・3回・6回の3コースがあります。

大は小を兼ねると考えて6回コースを選んだのですが、目標である「髭剃りをしなくていい」レベルまでの脱毛は6回コースではたどり着けないことがわかりました。

もともとひげの薄いあご下(エラ)の部分や、頬のあたりは6回の脱毛をすることでほぼ毛は生えなくなり、髭剃りは不要になります。

しかし口ひげや顎といった元々ひげの濃い部分に関しては、継続して髭剃りが必要なのが現状です。

湘南美容外科の看護師さんに伺ったところ、以前は12回コースや回数無制限コースなどもあったそうです。それだけひげの「根絶」には照射回数が必要だということですね。

私はこれからもう6回分追加契約をするつもりでいますので、12回照射をした結果はまたご紹介したいと思います。

デメリット② 日焼けができない

光脱毛は表皮内の黒い色素に反応する光を照射して毛細胞焼き切ることで脱毛をします。

ということは黒い色素であるメラニンが皮膚に多いと、そこら中で光を吸収して効率よく毛細胞を破壊できません。

ですので光脱毛の一番の大敵は「日焼け」

外出時の日焼け止めは必須ですし(冬でも)、その上でできるだけ日焼けをしないことが求められます。

施術1週間前に1時間以上日に当たっていないか問診もされますし、初回照射の場合には医師による肌チェックも必ず行われます。

となると、施術期間中はアウトドアアクティビティはほぼできないということになります。

私がたった6回の施術を終えるまでに1年以上かかったのにはここに理由があります。

照射を行ったら、次の照射までには最低1か月をあけなくてはなりません。

そのため最低でも6か月かかるわけなのですが、私はその間趣味である山登りに行ってしまい日焼けをしてしまいました。

山登りは森の中を歩くわけですが、意外と紫外線を強く浴びるアウトドアスポーツですので軽く肌が色づいてしまったんですね。

すると照射ストップがかかってしまい、肌の色が抜ける冬まで照射ができない事態になってしまいました。

施術1週間前は1時間以上日光にあたる作業をしないよう言われますから、これをきちんと守るのはかなり行動に制限がかかります。

アウトドアスポーツが好きな方は、かなり長期スパンで臨まないといけないですね。

デメリット③ 照射漏れでひげが残ることも

光照射をされた部分の毛細胞は焼き切れるわけですが、当然照射されなかった部分のひげは残ります。

光照射をする機会はちょうど髭剃りシェーバーぐらいのサイズで、実際に光を照射する領域はハイチュウ1個分くらいの面積しかありません。

ですので、少しずつ照射位置をずらしていきながら、すべてのひげゾーンに光を照射するように施術をしてくれます。

しかし照射する看護師さんも人間ですから、照射する際の漏れが発生することがあります。

照射漏れの発生頻度は結構高いようで、湘南美容外科クリニックのHPにも照射漏れ時の補償について記載があります。

医療脱毛・医療レーザー脱毛の安心保証制度

しかしその保証期間はなんと2週間!!

光照射を行った部位の毛が抜けてくるまでにおよそ2週間かかることを考えると、悠長に観察しているとアッと今に2週間は過ぎ去ってしまいます。

ちなみに私自身も照射漏れの状態になっていますが、それに気づいたのは照射後3週間たってからでした。

疑わしいなぁ、と思ってはいましたが「あぁ、これ照射漏れだわ」と確信を持ったときには時すでに遅しでした。

これから照射をする方、あるいは照射をすでにしている方は、照射漏れにはすぐ対応できるよう毎日よく観察しつつ、疑わしいと思ったらすぐクリニックへ連絡しましょう。

デメリット④ 脱毛をすると、違う部分の毛が濃くなる

これは全く予期していなかったことなのですが、脱毛をすると、なんと脱毛をしていない違う部位の毛が濃くなります。

私が脱毛をしているのは顔回り全般です。

元々ひげのほとんど生えてこなかった首に関しては脱毛を行いませんでした。

しかし、顔回り6回の施術を終えたころからなんと首から毛が生え始めたのです。

毛を作るエネルギーが行き場を失ってしまっているのか…。

原因は不明ですが、事実として毛が増えています。

結局首に髭剃りをあてる回数が増えてしまっているのが現状です。とは言っても毎日剃るほどでもなく3,4日に1回程度です。

首も施術しなきゃかなぁと少し悩んでいるところです。

これ、もしかしてイタチごっこでどんどん毛の分布が下に下がっていかないか…と一抹の不安を感じています。

脱毛をしっかりやりきれば、人生の3000時間を買える

いかがだったでしょうか。脱毛して初めて分かったデメリットもいくつかありますが、ひげの根絶は人生の時間をゆとりあるものにしてくれると私は確信しています。

毎日10分の髭剃り時間は、50年分に換算すると実に3000時間になります。

3000時間と言えばおよそ125日です。

50年生きる間に我々は125日分も髭剃りをしていることになります。

こんなに無駄な時間はないなぁと思うわけです。

12回の照射で根絶できるかわからないですが、合計で6万円程度です。

125日を6万円で買えるならば買いたいという人も多いのではないでしょうか。

ご興味があるならば、ぜひ一度メンズ脱毛のクリニックを訪ねてみるといいでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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でく

元高校教師でブロガー。得意ジャンルは教育・家電・ガジェット・健康美容。便利グッズや電子機器を収集してレビューするのが趣味のオタク。 小学・中学・高校はゲーム三昧。東北大卒。大学院修了後は公立高校教諭。買ったものを人に紹介する趣味が高じてブログを立ち上げる。デグー・リチャードソンジリス・スナネズミを飼育するげっ歯類好き。

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