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【使用レビュー】Chat WiFi SIMの契約方法と速度【接続はSIM差すだけ】

今回は、イマ話題のChat Wi-FiのSIMだけプランを契約してみたので、契約の流れと接続方法から、使用した感想と他のSIMとの速度比較をしていきたいと思います。

こんな方におすすめ

  • iPadやノートPC、モバイルWi-Fiに入れるSIMカードを探している方
  • データ通信用のSIMカードで、高速通信ができて、かつ格安のものを探している方
  • メインの電話回線とは別に、大容量(100GB)のデータ通信をしたいと思っている方
  • カフェやコワーキングスペースなど、家の外で通信を頻繁にする方

 

Chat Wi-Fiとは?

Chat Wi-Fiは、インターネット通信をするためのSIMカードを、月契約で利用することができるサービスです。

SIMカードを契約できるサービスの中でも、大手3キャリアよりも安価に維持することができる『格安SIM』の一つです。

『格安SIM』には、LINE Mobileや、UQ mobile、イオンモバイルなどに代表される『MVNO』という形態の事業者が多いのですが、Chat Wi-Fiは『MVNO』ではなく、ソフトバンクのメイン回線を利用することができる実質『MNO』的な事業者です。

MVNOとMNOのちがい

『MVNO』は自社で通信基地局を持たない通信事業者のことで、いわゆる3大キャリアの通信基地局をレンタルして通信を提供する会社のこと。通信基地局をもっているキャリアのことを『MNO』という。『MVNO』は基地局の管理コストがないため格安で通信を提供することができる。しかし『MVNO』の通信は『MNO』からのレンタル通信なので、通信回線が混雑する時間帯である平日の昼や夕方、休日の夜などでは通信速度が制限されるというデメリットがある。混雑時間帯は『MNO』の契約者が優先されるため、『MVNO』の契約者の通信は『MNO』より遅くなる。

MVNOは時間帯によって通信速度が意図的に制限されて遅くなってしまいますが、Chat Wi-FiのSIMはソフトバンクの通信を『そのまま使用できる』契約SIMなので、速度が落ちないのが特徴。

その分多くの格安SIMよりは値段が高いですが、大手キャリアである「ドコモ」「au」「Softbank」よりも安いという中間的な存在になっています。

キャリア大手キャリアChat Wi-FiMVNO格安SIM
費用
高い

安い

とても安い
通信速度
速い

速い

時間帯により遅い

最近、「大手キャリアよりも安く、大手キャリアと同じ通信回線を使用できる」通信事業者が増えてきています。

このような通信事業者をまとめた記事も出していますので、ぜひ参考にしてみてください。

MVNOの低速にうんざり!キャリアと同じ通信の格安SIM5選を徹底比較

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契約方法

Chat Wi-Fiは実店舗を持たず、インターネット上でのみ受け付けをすることができます。

 

公式ホームページ

 

公式ホームーページに入ったら、右上の『申し込みはこちら』を押します。

情報入力画面に遷移するので、契約に必要な情報を入力していきます。

基本的には画面の指示に従って契約手続きをしていただければ、迷うことはないかと思います。

今回は私はたっぷり使いたいので100GBプランで契約をしました。

そんなにハードには使わないよ、という方は20GBプランがオススメです。

契約にはクレジットカードが必要なので、準備しておきましょう。

契約が完了すると、メールにて確認通知がきます。

その後数日で発送通知メールがきますので、SIMカードの到着までしばらくお待ちください。

私の場合、契約して2日後に発送され翌日には到着しました。

SIMカードはメール便によるポスト投函で届きました。

届いた中身はこんな感じです。説明書とSIMカード、メッセージカードとステッカーです。

SIMカードがプチビニール袋にインで、マスキングテープ添付。

しかも手書きメッセージと色々手作り感あって個人的には好きです。なんか親身な感じしますよね。

嫌いな人は嫌いかもしれませんね笑

接続方法

接続方法ですが、同封されている説明書にAPN設定が書かれています。

今回私がChat Wi-Fi SIMで接続したい端末は、SIMスロット内蔵型のモバイルノートPC『LAVIE Pro Mobile』です。

それでは早速Chat Wi-FiのSIMを差して設定をしてみましょう。

と、思ったのですが差したらつながりました。設定不要でしたね笑

LAVIE Pro MobileではAPN設定をせずに接続できましたが、iPhoneやiPadなどでもし設定が必要な場合には、説明書の通り設定していただければつながると思います。

回線速度の検証と他のSIMとの同時比較

無事接続されたので、回線速度の検証をしていきましょう。

まず今回契約したChat Wi-Fiの回線速度をFast.comUSEN GATE02で、それぞれスピードテストしてみます。

結果はこちらです。

平日昼間での検証でしたが、どちらも20Mbpsを超えていて、大変快適な通信速度を発揮していました。

これは格安MVNOより明らかに速い回線スピードですね。

YouTube動画視聴も快適に行うことができました。大変満足です。

他のSIMと比較をしてみましょう。

今私が所有しているのは、ワイモバイルの音声SIM、プリペイド型ソフトバンクSIM、Rakuten Mobile SIMの3つですので、それらと比較してみましょう。

SoftbankのプリペイドはノートPC(Pro Mobile)、ワイモバイルは新型iPhoneSE、楽天モバイルはiPad Pro2018に入れて検証しています。

Chat Wi-Fi SIMと同じ場所、同じ日時にスピードテストをしてますので、完全な回線速度比較になります。

それぞれスピードテストをしてみた結果はこちらです。

プリペイドSIMもソフトバンクのメイン回線を使っているはずなのに、なぜか少しスピードが落ちています。

ワイモバイルもソフトバンク子会社ということで、格安でありながらMVNO扱いではないメイン回線です。それでも10Mbpsに収まっていました。

楽天モバイルは楽天エリア外なのでパートナー回線(au回線)での接続になっています。au回線と同等なので16.9Mbpsと速い速度になっていますが、こちらはMVNO回線なのでauのメイン回線よりは遅いという感じですね。

まとめた結果がこちらです。

SIMカードChat Wi-Fi SIMソフトバンク
プリペイドSIM
ワイモバイル 音声通話SIM楽天モバイル
(au回線)
回線速度
(下り)
27.41 Mbps11 Mbps10.5 Mbps16.9 Mbps
回線速度
(上り)
10.59 Mbps測定なし10.4 Mbps11.8 Mbps
検証端末LAVIE
Pro Mobile
LAVIE
Pro Mobile
新型iPhone SEiPad Pro 2018

下り速度はダウンロードに関係する速度です。ウェブページの表示速度や動画再生、ゲームの快適度に関わります。

上り速度はアップロードに関係する速度です。SNSやGoogle Photo等への写真や動画のアップロード速度、ファイル共有などに関わります。

この結果から、Chat Wi-Fi SIMの有用性がわかっていただけたのではないでしょうか。

ちょっと想定よりも良すぎる結果になっているので、測定上の何かミスがあったのかもしれません。

使用している中で気づいたことがあったら、また報告していきたいと思います。

テザリングも対応

こうしたキャリア系でもMVNOでもない事業者のSIMには、実はテザリングが使用できないものがあったりします。

代表的なのがNomad Wi-Fi のSIMですね。

その点、Chat Wi-FiのSIMはテザリング(インターネット共有)も使用することができるのが、大きな魅力ですね。

こちらがPCでテザリングをしてiPhoneを接続したときのスピードテストです。

画面左上にあるワイモバイル表示はiPhoneに差さっているSIMカードです。

接続のところにはSoftBankと書かれてます。~~PCというのは私のPCの端末名です。

速度は結構落ちるのですが10Mbpsであれば十分に使用できる速度ですね。

このことからもChat Wi-Fiが一番オススメできるSIMと言えますね!

そもそも乗り換えようと思ったきっかけ

最後になるのですが、そもそも私がなぜ Chat Wi-Fiを導入しようと思ったかお話したいと思います。

愛用のノートPC LAVIE Pro MobileのSIMスロットには、楽天モバイルSIMを入れたりワイモバイルのSIMを入れたりと結構な接続遍歴がありました。

どのSIMカードでも比較的快適に使えていたのですが、楽天モバイルやワイモバイルをiPadやiPhoneに入れて使うようになってからは、『プリペイド型のソフトバンクSIM10GB』を入れて使っていました。

プリペイド式なので買い切りで、10GBを最大6か月間使用することができるとても汎用性の高いSIMです。

面倒な契約手続きや登録等も一切不要で、Amazonで購入して届いたらそのまま端末に差すだけで使えてしまう、まさに神のようなSIMです。

とても便利なSIMカードだったのですが、やはりノートPCをヘビーに使っているので10GBだと一か月で使い切ってしまうんですよね。

プリペイドSIMの価格が3000円くらいですから、同じくらいの価格帯で使い勝手のいい高速SIMは無いかと思って、見つけたのがChat Wi-FiのSIMでした。

1か月100GB使えるようになったことで、通信容量を全く気にしないで使えるようになったことで精神的なストレスから解放されました。

通信速度も非常に速いので、カフェやコワーキングスペースで仕事をしたりブログを書いたりといった作業が大変快適です。

もし同じようなお悩みを抱えている方ならば、Chat Wi-Fi SIMの導入によって、間違いなく生活の質が改善されると思います。

参考になればうれしいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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  • この記事を書いた人

でく

元高校教師でブロガー。得意ジャンルは教育・家電・ガジェット・健康美容。便利グッズや電子機器を収集してレビューするのが趣味のオタク。 小学・中学・高校はゲーム三昧。東北大卒。大学院修了後は公立高校教諭。買ったものを人に紹介する趣味が高じてブログを立ち上げる。デグー・リチャードソンジリス・スナネズミを飼育するげっ歯類好き。

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