文系・理系について
・全国の国公立大学において文系学科と理系学科の募集人員の比率はおよそ1:2
・偏差値という目線で見ると、国公立文系に受かる方が高い偏差値が必要になる
・理系数学は文系数学よりかなり大変で、身につくのに時間がかかる
・現在の数学1・Aで苦戦している状態では、残念ながら理系では勝負にはならない
・募集人員が多いといっても、科目が使い物にならなければ合格のしようがない
・私立大学は文系の募集人員が圧倒的に多い
・私立の受験は厳しくなった。昔と違う。名前の知れた大学には偏差値50じゃ受からない。
・私立文系は国公立文系の1.5倍くらいの学費、私立理系は国公立理系の2倍くらいの学費
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医療系について
・国公立大学の医療系の募集は日本全国で7,000人程度 関東と東北の看護は1200人程度
・下館一高では280人中20人程度が看護系を希望している およそ14人に1人
・昨年度センター受験者は55万人。14人に1人が看護希望とすると、約38,000人になる。
・私立の看護まで含めると18,000人になる。
・看護で理系でないと受験できないのは国立。私立と公立の一部は文系からも受験できる。
・受験科目をしっかり確認すること。それすらできないなら国公立の受験は難しい。
・私立大学の医療系は、国公立の医療系の2倍以上の学費になるケースも多い
・医療系を安易に志望すると色々な面でつらい。人の役に立つ仕事は医療系だけじゃない。
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薬学部について
・薬学部には4年制と6年制がある。
・薬剤師になれるのは6年制のみ。4年制は創薬の研究者、製薬会社などへの就職。
・私立薬学部の学費は国立の3~4倍。しかも6年払う。学費だけで1,300万は必要。
・薬剤師になるには、6年修了後に国家試験である「薬剤師試験」に合格する必要がある。
・国家試験に受かる見込みがないと判断される(学力が低い)と留年になる。
・大学が発表している「国家試験合格率」は、ふるい落としされた精鋭だけが受験した結果。
・大切なのは、「6年で国家試験にストレート合格できる率」
・明治薬科や東京薬科など人気大学でも70%。奥羽大・横浜薬科大では30%をきることも。
・大学のランクが高いほど「ストレート合格率」が上がる。どこでもいいわけはない。
・薬学部に合格したらOKではない。そこから猛烈な勉強が待っている。
理系でも文系でも、医療系でも医薬学でも、自分の選択に責任が持てない進路選択はすべきではない。
積極的な選択(この進路に進みたい)でも、消極的な選択(この中で選ぶならこれ)でも、その先で待っている勉強や苦難に、責任を持たなければならない。
勉強は「教ったからできる」じゃなくて、「できるように自分でやるもの」だ。
現状の学力と目指すべき学力に乖離があるならばそれを埋める努力をする。努力をするに値する進路を真剣に検討する。
目標を語る、進路を語るというはそういうこと。大人になるとはそういうこと。
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