

今回は私がブログの毎日更新にこだわる理由を書いていこうと思います。
そもそもブログ記事の価値とは?
Twitter上で人気がある人、というのはどういう人でしょうか?
それは価値を発信している人です。
芸能人や芸人さんのTwitterは「その人が好き」だからフォローしている人も多いです
イラストレーターや漫画家であれば「作品が好き」だから
YouTuberやブロガーであれば「更新が楽しみ」だから
誰かにとって価値があると感じられれば、Twitterのフォロワーは増えていきます。
ではブログの価値は何で決まるのでしょう?
何かを調べたいと思って適当に検索をすると、検索結果のTOP10の記事が出てきますよね。
それらをみていくと、あることに気づきます。
「おぉ。すごい情報量が整理されて見やすい記事だな。TOPにくるのも納得だ」
というものもあれば
「え、情報量少ないし解説も雑。なんでこんなものがTOPにいるんだ」
というものもあるんです。
傲慢かもしれませんが、そういったイマイチな記事と同じトピックで記事を書かせたら、自分の方がうまく書ける自信があります。
けど残念ながら、間違いなく自分の記事はTOPにくることはないでしょう。
つまりグーグルの検索の現状としては、調べたい内容について「最も適した、最高にすばらしい記事」が上位に来るわけではないということです。
私のブログの記事も、いくつかのワードではトップに来ているので評価されることもあるのですが、人気キーワードでは相手にすらされません。
これはなぜなのか、と考えれば簡単でした。
ブランド力がないからです。
自分のブランド力がGoogleに評価されていないからです。
ブロガーならば誰しも聞いたことがあるGoogleの記事評価基準 E-A-T
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)
の頭文字をとってE-A-Tです。
その基準に照らしたとき、自分のブログはその程度の評価でしかないということです。
逆に言えばその基準にかなうようになってくれば、たいした記事でなくても上位に来るはず。
そのために自分には何ができるでしょうか?
記事数を増やすことが一番のブランディング
自分にできること
それはブログを毎日書いて記事数を増やすことです。
専門性にしても権威性にしても信頼性にしても、まずは情報量です。
それが圧倒的に不足していることに気づきました。
注目度も権威も専門性もない人が言った言葉が、たまたま核心を突く言葉だったとしても誰も相手にしてくれません。
歴史上の偉人の名言なんかが一番の例です。
エジソン「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」
アインシュタイン「重要なのは、疑問を持ち続けること。知的好奇心は、それ自体に存在意義があるものだ」
彼らが言っていることは別に大したことじゃありません。
偉人達が言うから、そこに権威が乗るわけです。
何を言うかではなくて誰が言うかが大切ということです。
となれば自分ができることは、自分のブログの価値を上げて、それをわかってもらうことからです。
ブログの価値は単発記事の質では決まりません。
どういったトピックを、どれだけの量、どれだけの質で扱っているかという多面的な評価で決まります。
そのためにはまずは記事の量が絶対的に必要です。
10や20ではダメです。100や200が必要です。
そう思ってから、毎日のブログ更新がはじまりました。
ブログ更新を絶やさないことを課すことで、着実に記事数と情報量を増やすことができるのです。
それこそが、自分のブログのブランド力を向上させる近道なのだと考えます。
記事は質よりも量が大切
よく数日間推敲をしっかりして質の高い記事を書く方がいいという人もいますが、私は違う方法で勝ちに行きたいと思います。
どんなにすごいブロガーでも、渾身の記事に対してヒット打率は10%程度だといいます。
それが私レベルのブロガーであれば5%かもしれません。
ヒット率は100本記事を書いて5本だということです。
毎日記事を書けば100日で5本のヒットを出せます。
では数日かけて質を上げて、ヒットが出る確率があがったとしましょう。
打率を8%に上げたらどうなるでしょうか。
3日に1本の記事を書いた場合、300日で8本のヒットが出せます。
しかし100日換算にしたら3本以下です。
2日に1本のペースにしたとしても、打率8%で100日あたり4本です。
毎日記事を書くことと記事の質をあげること、どちらが結果にコミットしているかは火を見るよりも明らかです。
しかも、これまで書いてきた通り、記事単体の質を上げたところでブログ自体の評価があがってこなければ上位に来ることもありません。
ならば、多少質が悪くても毎日書くことの方がはるかに重要だと考えます。
打率に一番影響するのは質じゃなくて『キーワード選定』
記事を打っていくと体感的にわかりますが、ヒットになるかならないかに一番影響を与えているのは、キーワード選定です。
どんだけ質のいい記事を書いても、他に素晴らしい記事があれば負けます。
逆に大した記事じゃなくても、ライバルが少なければ上位に来ることがあります。
つまり、記事の内容以前に、題材選びの時点で勝負の大半は決しているということです。
他の強豪ブログが書いていないキーワードで記事を書くことが、流入を呼び込むカギになります。
当然、記事を書く前に、そのキーワードが勝ち目のあるものなのかは調べます。
しかし実際に戦ってみると、思い通りにいかないことの方が多いです。
吟味に吟味を重ねたキーワード選定をしても、負けるんです。
ならば、数を打った方がはるかに得ですよね。
反響のある記事にはリライトを
もし自分の書いた記事がそのキーワードで勝負になるならば、検索流入が増えてきます。
つまりその記事は「戦える記事」だということです。
そしたらその記事をさらに増強することで、検索1位を目指していきましょう。
こうしてまずは色々なところに
「戦えるかな?」
と、くさびを打って行って、手ごたえがあるところで本腰を入れるスタイルで戦っていくことが、合理的であると判断しました。
何日かけても記事の質は変わらない
そもそも記事の質なんていうのは、数日ちょっと推敲(すいこう)したところで、さほどの差はおきません。
記事を書くときの見出しづくりと項目立てがしっかりしていれば、記事の全体構成は大きく変わることはないです。
むしろ、その記事の情報を補佐する、取り巻き記事の方がはるかに大切だと考えます。
ライターと違って、『完成品』をクライアントに提出する仕事ではありません。
何度でも加筆したり書き直したりしてよいのです。
それがブログの一番の特権なんです。
書き終わって公開した数日後に記事を見直すと、「あ、ここイマイチだなぁ」と思います。
だったらそのときに直せばいいんです。
推敲によって上がることというのはその程度でしかないんです。
すべては私の仮説
これまで述べてきたのが、私がブログで戦っていくために定めたプランです。
ブログの価値向上のためには、まずは記事を増やすこと。
記事の質は、戦況をみながら必要に応じて加筆していくこと。
その土台となる記事を書いて書いて書きまくること。
毎日、できるだけ高いクオリティを目指しながら書くことで、
「私はここにいるぞ!」とグーグルに呼びかけ続ける。
それが最終的に最も高い価値を生み出せる。
それが私の立てたブログプランです。
そしてこれは仮説にすぎません。
なぜなら私のブログはまだ大きなヒットをしていないからです(苦笑)
この手法に意味があるかどうかは、結果でしかわかりません。
この手記を今書いているのは、結果が出る前に一度自分の仮説と戦略を整理しておきたかったからです。
いい結果がでればやり方は間違っていなかった。
悪い結果がでればやり方が間違っていた。
そのように判断すればいいだけのことです。
こうして情報を整理しておけば、やるべきことはなんなのかあとで振り返ることができます。
そのためのものです。
これからも毎日更新を続けていこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。