
今回はエアコンのカビ取りの話。
皆さんの家のエアコンは変なニオイがしてくることはないですか?
我が家のエアコンは購入から2年ほどが経ったのですが、暖房をかけると「カビ臭い空気」を出すようになりました。
ゴミ取りやフィルター清掃など定期的なメンテナンスをしながら使ってきたのですが、どうやら掃除では届かない内部にカビが繁殖しているのが原因のようです。
そこで今回はエアコンないのカビを撲滅するため、エアコンカビ取りスプレーを使ってみることにしました。
結論から言えば「使ってみて大正解」。
エアコンの送風口から出てくるカビ臭さがなくなりました。
この記事では
- エアコンのニオイ原因の解説
- エアコンのカビ取りに業者を活用する方法
- 自分でカビ掃除をするためのエアコン洗浄スプレーの解説
をしていきたいと思います。



レビュー記事も書いているので、ぜひ参考にどうぞ!
そもそもエアコンのカビくささの原因とは?
そもそもなぜエアコンの中身が臭くなるのでしょうか?
エアコンの内部は、いつも湿気にさらされています。
特に夏は、空気を冷却することで「空気の中で気体でいられる水の量」が減ることで、水蒸気から液体の水へと状態変化します。
よく夏場にエアコンを使っていると、エアコンの中から「ぴちょんぴちょん」「ぽたぽた」という音が聞こえていますが、これはまさに気体でいられなくなった水が凝結(液体になること)した結果発生する音です。
エアコンの除湿機能はまさにこれを応用しているものなので、除湿をかけると空気が冷えるのはこういった理由もあるのですね。
さて話が横道にそれましたが、カビはこういった水分が豊富なところを好みます。
特にエアコンの内部のように、ゴミが多く不衛生であればなおさらです。
こうして夏の間に大繁殖したカビが、冬の暖房のときに悪臭を出す原因になるのです。
ひどい場合には夏の冷房使用時にすでにカビ臭くなります。この状態になったら、すぐさま掃除をはじめましょう。
カビのニオイは、”カビの一部"が空気中に舞っている状態なので、体の健康に良い訳がありません。
子どものアレルギーや病気の原因にもなりますし、咳や頭痛の原因になることもあるようです。
カビ臭さは大きな健康被害の前触れですから、早め早めに対処をしましょう。
カビ臭さを取るには内部の洗浄清掃が効果的。ダスキンに頼むのも有効
カビが内部に繁殖している場合はなかなか掃除の手が届きませんから、拭き取り程度では改善しません。
よく重曹やクエン酸などを使って自分で掃除をする方法が紹介されていますが、それで防除できるのは表面だけです。
カビの巣窟になっている奥部までは届きません。
悪臭の原因となるカビや汚れを根本から取るには、ダスキンなどのエアコン清掃業者に依頼するのが一番です。
洗浄のプロたちがやってくれる洗浄は、エアコンを"分解して"洗浄します。
一般人の手が届かないような奥部まで、きっちり掃除してくれるので、ニオイ原因の根本を取り去ってくれます。
ただしプロの作業ですから工賃が結構かかります。
エアコンのタイプにもよりますが、最低1万5千円は見ておいた方が良いでしょう。
我が家のようにダイキン製の「セルフクリーニング機能」が搭載されているものは、それを外す手間賃がかかるので2万円以上かかります。
少しでも費用を押さえたいという人は、「くらしのマーケット」などの業務依頼サービスを活用するのも◎
くらしのマーケットは地域の事業者などが、自分のサービスを掲載販売しているサービス。
自分の地域にいる様々なサービスの業者さんへ直接依頼することが可能です。エアコンのクリーニング業者も多数掲載されています。
くらしのマーケットで業者さんを探すと安上がりで済むこともありますので、一度検索してみるのもいいでしょう。
しかしそれでもやはり工賃は決して安くありません。
そこでカビ取りスプレーなどを使うことで、自分でエアコン内の清掃をすることも可能です。
プロの技ほどじゃなくても、自分でサーッと吹き付けるだけで十分な効果が得られるのでオススメです。
スプレー自体は600円しないので、まず自分でスプレー清掃をやってみて、効果が得られなければ業者に頼るというのが一番コスパのいい方法だと考えます。
ここからはスプレーを使ってエアコンのカビ取り清掃をしていく方法を解説していきます。
エアコン用洗浄スプレーを使って清掃を行なう
今回私が準備したエアコン清掃スプレーはこちら。
このエアコンスプレーは2本入って600円弱と非常に経済的な上、ダイキンのクリーニング機能付きエアコンにも使えるのがGOOD。
使い方は簡単。
まずエアコンのカバーをあけてフィルターを取り外します。
我が家のようにダイキン制のセルフクリーニング機能がついている場合には、それも取り外します。
すべて取り外したら、説明書の通り、放熱フィン(アルミでできた細かいヒダヒダ)めがけてスプレーしまくります。
エアコン1台の清掃につきスプレー缶1本を使い切ります。
吹付けムラや、吹き付けていないところがなように端から端へ1方向的にやるのがオススメです。
吹き付けたあとはじゅ〜〜っと心地よい発泡した洗浄音が聞こえます。
吹き付けた液体は、エアコン内を通って排水ホースから外に捨てられます。
部屋の中に垂れることはないので安心してくださいね。
こちらが吹き付け後の放熱フィンの状態。
洗浄前の画像を撮り忘れてしまったので、比較画像でお出しできないのが残念なのですが、かなりきれいになりました。
洗浄前は黒ずんでいてひと目で「うわ〜〜汚れてる〜〜」という感じでしたが、洗浄後は手で触るのも抵抗がないくらいキレイになりました。
説明書に従い、吹付けしてからしばらく放置してカビ取り掃除完了です。
洗浄スプレー後に暖房や冷房をつけると、カビ臭さが全くなくなった
洗浄の効果のほどですが、それはもう抜群でした。
暖房や冷房をつけ、エアコンの吹出口でニオイをかぎましたが、カビ臭さが全くなくなりました。
我が家のエアコンの汚れやカビは、洗浄スプレーできっちり取れる程度だったということですね。
もしスプレーでニオイが取れない場合には、もっと奥部に入り込んでいる可能性があるので、そのときはダスキンやくらしのマーケットなどの業者を頼るのがいいでしょう。
我が家にはリビングと寝室の合計2台のエアコンがありますが、スプレー2本600円弱で2台ともスッキリキレイになりました。
これで寝る時のホコリ臭さに悩まされることもありません。
家のエアコンのカビ臭さに悩んでいる方は、ぜひスプレー洗浄を試してみてくださいね。
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