あなたはApple Watchを持っていますか?
スマートウォッチの金字塔ともなったアップルウォッチですが、値段が高価なため購入に二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか?
高い金額を払ってまで購入するモノなのか?使いこなせるのか?不安に感じる人も多いと思います。
そこでこの記事では、これからアップルウォッチを買ってみようと思う人のあらゆる疑問にお答えしていこうと思います。
この記事で解消できる疑問
- アップルウォッチで何ができるのか?
- どんな風に使っているのか?
- 何が便利になるのか?
- 充電がもたない問題と対策法は?
- オススメな人と不要な人は?
- 買うならどのシリーズを選ぶのがいいのか?
そもそもアップルウォッチを購入する必要があるのか?買うとしたらどれがいいのか?という疑問を解消していきますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
そもそもApple Watchで何ができるのか? できること一覧
そもそもアップルウォッチでは何ができるのか、機能一覧をまとめてみました。最新版のApple Watch Series6を例にしてみます。
Apple Watchでできること
- 電話を受ける・かける
- iPhoneにきた通知を受け取る
- Siriを呼ぶ
- LINEの確認と送信
- SuicaやPayPayの支払い
- 地図・ナビ
- アラーム・ストップウォッチ・タイマー
- iPhoneの音量コントロール
- 音楽の保存・再生
- 転倒検出・緊急通報
- 睡眠状態の計測
- 血中酸素飽和度の測定
- 心拍の高低通知
- 呼吸・騒音・周期管理
- スポーツやトレーニングの記録
- カメラのリモート撮影
- Macのロック解除
- コンパス
おそろしく多機能ですね。これでも少し厳選した方なんですけどね。詳しくはこちらのブログが詳しいので参考にしてみてください。アプリを追加すればさらに多機能にしていくことが可能です。
さて、実際これだけの機能を使っていますか?と問われると断固NOです。使い切れる人は皆無です。結局は自分のライフスタイルに合わせた使い方しかできません。
血中酸素飽和度の測定などモノ珍しい機能があったとしても3日で飽きます。最初は面白くて確認するかもしれませんが、結局は使わずに放置する人が大半です。
なのでそもそもすべての機能を使い切ろうということは考えるのはやめましょう。
アップルウォッチに生活を合わせるのではなく、自分の生活にアップルウォッチを合わせていくべきです。
実際Apple Watchをどんな風につかっているのか?
それでは私が実際にどんな機能をどのように使っているかをご紹介します。
私は自称ガジェットブロガーではあるのですが、実はアップルウォッチを使いこなすどころか、かなり限定的な機能しか使っていません。
体のモニタリング機能はほぼ使いませんし、Siriや電話の送受信などもしません。スイカやペイペイでの支払いもしません。
じゃあ何に使っているかというと以下の用途です。
私のApple Watchの使い道
- 時間の確認
- iPhoneにきた通知をApple Watchで受け取る
- リマインダーの通知
- 「乗り換え案内」のチェック
- 天気の確認
- ストップウォッチ、タイマー
- 運動の記録
上から順番によく使う機能です。順に解説していこうと思います。
時間の確認
アップルウォッチは時計です。時間を確認するのがメインの仕事になります。
プライベートや仕事などのシーンに合わせた文字盤設定と、自分の使用用途に合わせたモジュール(機能)の配置ができるのが魅力です。
左は私の仕事でのディスプレイ。右側がプライベートです。プライベートでは時間だけ見られればいいのでシンプルにしています。
仕事では時間や日付の他に、バッテリー残量、天気推移、ストップウォッチ、タイマー、乗り換え案内にワンタッチでアクセスできるようにしています。
iPhoneにきた通知をApple Watchで受け取る
アップルウォッチは、iPhoneにきたあらゆる通知をiPhoneに通知させることなく受け取ることが可能です。
つまりLINEやメール、アプリの通知はiPhoneをすっとばして直接ウォッチの方に届くということです。ウォッチがぶーっと振動することで知らせてくれます。
LINEは内容まで表示されるので、急ぎの用件かどうか腕をチラ見するだけで確認することができます。
これによって連絡が来てるかスマホを逐一スマホを確認したり、スマホを開いたら知らないうちにたくさんの通知が、ということがなくなります。
iPhoneで設定したリマインダーをApple Watchで受け取る
もはやこの機能のためにアップルウォッチを選んでいるといっても過言ではないのですが、iPhoneで設定したリマインダーはウォッチに直接通知されてウォッチ上に表示することができます。
肌身離さずつけているので気づかないこともありません。リマインダーとウォッチの組み合わせは最高に便利です。
リマインダーの設定は時刻を設定の他に場所指定もできるので、特定の場所に近づいたら振動してリマインダーしてくれるというのは素晴らしい機能です。
届いたリマインダーをあとでもう一回通知して欲しいときには、「1時間後に再通知」を押せばOKです。
「乗り換え案内」をApple Watch上でチェックできる
これは私の乗り換え案内の画面です。いつも利用している駅の、次の電車の発車時刻を表示し、発車まであと何分何秒かを表示します。
次の電車いつだっけ?と思ってスマホを開くのはもう不要です。ウォッチ上でワンタッチで完了します。
一日の天気をApple Watch上で確認できる
このように天気予報が常に表示されています。これ以上の説明はいらないと思います。
ストップウォッチ・タイマーをApple Watchでワンタッチ起動できる
Apple Watchの文字盤に設置しておけば、ワンタッチでストップウォッチとタイマーを起動できます。
タイマーは任意の時間はもちろん、よく使うであろう時間はあらかじめセットされているので、こちらもワンタップで開始できます。地味に便利です。
Apple Watchで日常の活動や運動の記録ができる
立っている時間、歩いている時間、階段の上り下りなどが勝手に記録されます。記録内容はiPhoneで確認できます。
ランニングやサイクリングはGPSで位置を計測してルートまで記録。50m防水なのでスイミングも記録可能です。
スイミング記録の素晴らしい所は、 25mプールを何回ターンしたかで距離を算出してくれます。何も考えずに勝手にやってくれるのが便利です。
Apple Watchは面倒な設定をせずに、勝手に色々とやってくれるのが魅力
時間を確認できてスマホの通知を受け取るだけであれば、別にアップルウォッチである必要はありません。それでも私がアップルウォッチを買う理由は1つです。
それは設定やカスタマイズを何もしなくても、十分に便利に使えることです。
私のようにスマホやガジェットをいじるのが好きな人間にすればスマホやウォッチの設定は趣味ですが、一般の人にとってみればそれは結構なストレスですよね。
そもそも何ができるのか?できると知ったらどうやってそれを設定するのかひたすら調べる作業がはじまります。
アップルウォッチのいいところは、そういった面倒な設定をなしに使用することができます。
私が使っている機能をもう一度見てみましょう。
私のApple Watchの使い道
- 時間の確認
- iPhoneにきた通知をApple Watchで受け取る
- リマインダーの通知
- 「乗り換え案内」のチェック
- 天気の確認
- ストップウォッチ、タイマー
- 運動の記録
このうち、自分で設定をしなければならないのは表示画面にアプリを設置することだけです。
iPhoneとのペアリングが済めば、あとは勝手に通知を届けてくれますし、リマインダーや乗り換え案内といったアプリ連携も勝手に終わってます。
これほど手間をかけず、簡単に使えるスマートウォッチは他にないです。
アップルウォッチの一番の魅力は多機能さではなく、何も設定しなくても勝手に色々やってくれて便利に使えることにあります。
Apple Watchは充電が2日もたないので、毎日充電が必要
アップルウォッチが他のスマートウォッチに決定的に劣っているのは、電池のもちが壊滅的に悪いことです。
上の画像は朝6:00にアップルウォッチを装着、1日仕事をして夕方19:00に撮った写真です。
電池の残量は53%。13時間で47%も消費します。iPhoneよりも電池のもちが悪いかもしれませんね。2日間は電池がもちません。基本的には毎日充電が必要です。
これに対して私がとっている対応策は「家に帰ったら外して充電する」です。シンプルですがこれが一番です。
家に帰ったら時間は壁掛け時計なりスマホでみましょう。リラックスできる自宅でわざわざアクセサリーを付ける必要はないと私は思っています。
家に帰ったら時計を外して充電する。1日履いて蒸れた靴下を脱ぐのと同じです。
Apple Watch で測定できる数値のほとんどは無用の長物
電池もちが悪いと「夜つけたまま寝られないじゃないか」という人がいますが、つけて寝る必要ってありますか?
私は睡眠ログ機能は不要だと思っています。寝る時に着けていられるほどアップルウォッチは軽量ではないです。つけてるだけでストレスです。健康のためにストレスを感じるのは本末転倒に感じます。
睡眠ログを毎日とって何にフィードバックするのかが謎です。血中酸素飽和度にしても、心拍にしても、睡眠深度にしても、それを見て何かを改善してる人っているんでしょうか?
睡眠が浅いから〇〇しよう。血中酸素飽和度が下がっているから〇〇に注意しよう。
これらができている方はこれらの機能をうまく使いこなせている方です。ですが多くの人は測定結果から具体的な行動へ移すことはしません。少なくとも私はしませんでした。
興味本位で睡眠を数回測定したことがありましたが、「へー。で?」って感じです。それ以降一度も測定していません。
ずっとつけていられるほど電池がもたないならば「家ではつけない」という選択をすればいいと私は思います。
帰宅してすぐ充電を習慣づければ何も気になりません。毎日家に帰って靴下を脱ぐのにストレスは感じないでしょう?
Apple Watch は面倒くさがり屋、横着な人におすすめ
アップルウォッチは面倒な初期設定なしに使うことができるスマートデバイスです。勝手に色んなアプリを使えるようにしてくれて勝手に色々測定してくれます。通知も欠かさず送ってくれます。
2年間使っていて、iPhoneとウォッチの連携がうまくいっていなかったことは一度もありません。通知がこなかったのはiPhoneを家に忘れたときくらいです。
使うために色々と気をもんだりストレスに思うのはスマートではありません。意識の外で滞りなく使えるからこそスマートウォッチです。
そんな考え方に同調していただける方にはアップルウォッチはオススメです。
Apple Watchの電池もちや重さ、値段に不満な人にはオススメできない
一方で、数日間電池がもたないと嫌、機能最低限で軽いウォッチがいい、値段が高いと思う人にはアップルウォッチはオススメできません。
最近はデザインも電池持ちもいいスマートウォッチが増えてきています。
HUAWEI Watch GT2 やXiaomi Mi Band5 などはとてもいい選択肢だと思います。
アウトドアが好きな方で、電波が届かない環境や充電できない環境に行くことが多い人にはアップルウォッチは特におすすめしません。
私はアウトドアにはこのG-SHOCKを持っていきます。防水耐衝撃ソーラー電波なので山や川・海ではG-SHOCKが最強です。
これから買うならApple Watch 5か6がオススメ 常時点灯不要ならSEもアリ
これからアップルウォッチを買うならSeries 5 かSeries 6がオススメです。
シリーズ5以降のモデルには常時点灯Retinaディスプレイが搭載されています。シリーズ4以前のモデルは一定時間放置するとスリープに入り、腕を動かして文字盤を顔に向けないと画面が再表示されません。
常時点灯があった方がいいかどうかは、いつも身に着けている時計を見る際に、「毎回腕を動かして確認しているか」「目線だけでチラ見で確認しているか」でチェックできます。
もしチラ見で時間を確認している人は常時点灯ディスプレイが搭載されているシリーズ5以降を購入しましょう。
Series5と6のどちらを購入するか迷われている方にはこちらの記事がオススメです。
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時計を毎回腕を動かして確認している人、別に常時点灯じゃなくてもかまわないという人はApple Watch SEがオススメです。
Series5や6と比べると色々な機能が削除されていますが、ほぼ不要な機能です。廉価モデルですが処理速度は速いのでサクサク使えます。常時表示されないことを除けばコスパ最高ともいえますね。
Apple Watchはビジネスユースも使える時計
アップルウォッチが登場してから「大人になったら高い時計を買え」と言われなくなりました。
昔はビジネスマンは靴と時計を見られるとか言われて、少ない給料で背伸びして着飾ることも多かったですよね。
それが今ではウン十万もする高級時計を買う人は少なくなり、ビジネスシーンでもアップルウォッチを使う人が増えています。
高級時計は時間が確認できるだけの時計で管理も大変ですが、アップルウォッチは時間を見る以外の便利な機能が多い上に防水にも対応しています。
安いスマートウォッチだと見た目がアレですが、ビジネスシーンでつけていても変な顔されないのがアップルウォッチのいいところでもあります。
シリコンバンドを金属バンドに取り換えるだけで見栄えもぐっとよくなります。
ぜひ色々なシーンで活躍させてみてください。
この記事が参考になったらうれしいです。ここまでお読みいただきありがとうございました!