

今回はApple Care+について解説していきますね。
Apple Care+って何? どんなメリットがあるの?という人はマサオカブログさんが詳しいのでこちらを参照してみてくださいね。
>>AppleCare+に入るべき?iPhone12で検証/iPhoneの保証で得する人・損する人を計算してみた
私は新しいアップル製品を購入したらApple Care+に必ず入るようにしています。
特にiPhoneはApple Care+の保証期間中に売ってしまうことも多いのですが、メルカリで売るときなどに高価に売れるんですよね。
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【新品と変わらず】iPhoneやiPadをメルカリで最も高く売るためにやっておくこと
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傷がついていたりしても、新品同等の価格で売れたりするので、最新機種を購入するのに旧機種を売るという人にもApple Care+はオススメします。
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Apple Care+には月額支払いプランがある
実は意外に知られていないのですが、Apple Care+には月額支払いのプランがあります。
これはiPhone12のApple Care+の価格。
一括払いだと16,800円ですが、月払いだと950円になります。
Apple Care+の一括支払いによる保証期間は2年間。
月払いで24か月契約したとすると、950×24=22,800円になります
単純な比較でいえば一括払いの方が圧倒的にお得になりますね。
Apple Care+の「月払い」の支払い方法は、購入してから「設定」で
「いやいや! アップルの公式ストアで購入してるけど、今まで一度も月払いなんて見たことないよ!」
というそこのあなた。その通りです。
これはアップルオンラインストアでの購入画面。
AppleCare+の有無と保証プランを選べますが、支払い方法については選べません。先に進んで、決済の画面に行ってもそれは現れません。
実はAppleCare+の月払いは「AppleCare+に未加入のiPhoneの設定アプリ」から加入することができます。
AppleCare+の加入条件は端末の購入から30日以内。
つまり、新品のiPhone月払いに加入するためには、端末購入時にはAppleCare+を未加入で購入して、届いたらiPhone上で設定するという面倒なことをする必要があります。
iPhoneの「設定」アプリで、「一般」→「情報」と進みます。
すると画像のようにiPhoneの情報が表示されます。
そこの「AppleCare+保証を追加できます」をタップしましょう。
するとこの画面になります、「続ける」をタップします。
保証プランを選ぶ画面になります。
盗難・紛失を保証対象にするかでプランが変わります。
好き好きだとは思いますが、iPhoneを紛失したことがあって心配な人は盗難・紛失プランに入りましょう。差額はそれほど大きくはありません。
希望のプランをタップすると、支払い方法の画面になります。
ここではじめて一括払いと月払いを選択することができます。
このような手順でAppleCare+を月払いで契約することが可能です。
しかし、後述しますが、新品のiPhoneのAppleCare+は一括払いの方がお得なので、この方法をとる必要はないと思います。
ここからはどのように「一括払い」と「月払い」を使い分けるのがお得なのかを解説していきたいと思います。
短期間で売却する場合でもApple Care+は一括払いがお得
2年間のApple Care+の契約金額を比べると一括払いの方がお得でした。
では、比較的短期間で買い替えをするという人にとっては、どうでしょう?
iPhoneの新作発売周期はおよそ半年から1年です。
モデルにもよるとは思いますが、例えばPro系の端末を発売日に購入したら、次のPro系は1年後に発売されることになります。
最新機種を維持するために、持っているiPhoneをメルカリで売って乗り換える場合は、1年周期でiPhoneを交換することになりますよね。
このような場合、Apple Care+は残り1年分が無駄になってしまうということになります。
1年当たりで比べてみるとこのようになります。
ApplCare+を一括払いした場合 | AppleCare+を月払いにした場合 |
16,800円 | 11,400円 |
このように月払いにした方が5,400円分お得ということになりますね。
しかし実際は、このような場合でもApple Care+は一括払いで契約しておいた方がお得になります。
その理由は2つあります。
①AppleCare+の一括払いは、他人に譲渡することが可能
②AppleCare+の一括払いは、解約すると日割りで返金される
それぞれ下記で詳しく解説していきますね。
Apple Care+は一括払いのみ譲渡可能 月払いは譲渡できない
メルカリで売る場合などには、AppleCare+がついている商品は高く売れる傾向にあります。
それはAppleCare+の一括払いに関しては、保証が端末に紐づけられているので譲渡が可能だからです。
なので、1年でiPhoneを売る場合においても「残り一年AppleCare+が使える」という付加価値があるので、iPhoneが高く売れます。
なぜ高く売れるのかというと、購入者はAppleCare+がちゃんとついていれば、万が一不良品をつかんだとしても安心だからです。
届いたiPhoneの画面に傷やヒビがあれば、3,700円で修理が可能です。
またボディにヒビがあったり、内部の重大な損傷がある場合等には12,900円で新品になります。
中古でiPhoneを購入するには常にリスクがあります。悪い状態で届いてしまっても、多くの場合泣き寝入りをすることになります。
しかしApple Care+に契約してある端末であれば、iPhoneの不良は有償ではあるものの修理・交換できるので、ある種の中古保険になるわけですね。
購入者が安心できるというメリットがあり、高い値段をつけても売れることになります。
一方、月払いに関しては、保証がApple IDに紐づけれられているので譲渡ができません。
Apple Care+が無い状態で販売することになりますから、販売相場はAppleCare+がない物と同じになります。
1年でiPhoneを売る場合、AppleCare+自体の価格差は5,400円。しかしApple Care+の有無での価格差は5,400円以上になります。
1年で売却する場合にもAppleCare+には一括で入っておくことをオススメします。
Apple Care+の一括払いは、解約すると日割りで返金される
Apple Care+を一括払いで契約した方がお得な理由はまだあります。
メルカリで売るときにAppleCare+はなくてもいいや、と考える人にとっても実は一括払いの方がメリットがあるのです。
それは一括払いのAppleCare+は解約すると、残りの契約日数に応じて日割りでお金が戻ってくるからです。
実際に返金を受けた方の記事が詳しいので、こちらを参照してみてください。
>>AppleCare+を解約すると日割りで返金されること知ってましたか?実際に電話で手続きしてみた
この記事によると1年で解約した場合、一括購入額のほぼ半額が返ってきたようです。
ApplCare+の一括払いを1年で解約 | AppleCare+を月払いにして1年契約 |
16,800円 ÷ 2 = 8,400円 | 11,400円 |
このように、1年だけ契約した場合においても一括払いの方が圧倒的にお得になります。
中古で売りに出すときに、AppleCare+をつけたまま出品するにしても、解約して出品するにしても、一括払いの方がお得になるのがお分かりかと思います。
Apple Care+の月払いは、24か月以降も有効
じゃあAppleCare+の月払いのメリットは何もないのかというと、そんなことはありません。
実はAppleCare+の月払いは、iPhoneやiPadの購入後2年以降も保証対象になるんです。
AppleCare+の一括払いでは24か月、つまり2年間が保証対象です。
しかし月払いならば、支払いを続けていく限りAppleCare+の保証を受け続けることができるんです。これは驚きですね。
とはいっても一括払いのメリットが大きく、いくら2年以降も補償対象とはいえそれだけのために月払いを選択するのはちょっと…ですよね。
その通りです。
ここからは、最もお得に一括払いと月払いを使い分ける方法を解説していこうと思います。
もっともお得な方法は「一括払いで2年利用+それ以降は月払いに変更」
実はAppleCare+は、一括払いから月払いへの変更が可能です。
そこで、購入後2年間はAppleCare+の一括払いで保証に加入しておきます。
その間に、新しいiPhoneに乗り換えるなどして中古で売る場合には、ご自身の売り方に合わせて「AppleCare+をつけたまま売るか」「AppleCare+を解約して返金を受けてから売るか」を選べばOKです。
もし2年経っても買い替えることがないようであれば、支払い方法を月払いに変更して、3年目以降もAppleCare+の保証を受けましょう。
>>AppleCare+の保証の延長について(Apple公式ページ)
2年間は一括で安く。2年以降は月払いで延長。
これが最もコストパフォーマンスに優れたAppleCare+の使い方ですね。
AppleCare+の参考になればうれしいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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