みなさんこんにちは、でくです。
画像編集や動画編集のソフトにプレミアプロやフォトショップを使っている人も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、月定額制のサブスクリプションサービス「Adobe クリエイティブクラウド」を利用しています。
クリエイティブクラウドは、アカウント認証をしないと使用できないため、認証エラーを起こすとソフトが起動できません。
普通に使用したいだけなのに「サブスクリプションのステータスを確認できません」と表示されて、起動できない経験がある人も多いのではないでしょうか?
色々な対応策がネット上にあるのですが、すべて試しても根本的には解決しませんでした。
しかしある日思いつきで行った対処で、この「サブスクリプションのステータスを確認できません」が表示されることがなくなりました。
今回は私が行った対処法と、他に試す価値のある対処法をいくつかご紹介したいと思います。
「サブスクリプションのステータスを確認できません」はなぜ発生するのか
アドビのクリエイティブクラウドのソフトは、サブスクリプションサービスです。
サブスクリプションで利用するには、会員情報を照合して契約しているかどうかを確認する必要があります。
そうしないと、ソフトをインストールしたあとにオフライン状態にして好き勝手に使うことができてしまうためです。
クリエイティブクラウドは同時に複数の端末では使用することができません。
インターネット経由で利用状況をチェックを行うことで、不正使用を防止しています。
「サブスクリプションのステータスを確認できません」のエラーは、この照合で失敗していることを意味します。
つまり、契約情報の確認が取れないとき、このエラーが起こるということです。
オフラインになっていないのにエラーが起こる
そもそもインターネットに接続していないオフライン状態では、契約の照合がとれずこのエラーがでます。
しかしインターネットに接続していても、不正利用をしていなくても、このエラーが表示されることがあります。
この記事では、オンライン状態になっているのにも関わらずこのエラーが出たときの解決方法を3つご紹介します。
「サブスクリプションのステータスを確認できません」エラーの対処方法は3つ
このエラーに関する対処法は大きく3つあります。
対処法
- ウイルスセキュリティソフトを一時的にOFFにする
- アドビ関連ソフトをアンインストールして、再インストールする
- プロファイルソフトを削除する
順に解説していきます。
ウイルスセキュリティソフトが、Adobeの認証を妨げている
私がエラーを根絶した方法がこちらです。
ウイルスセキュリティソフトを5分間だけOFFにする設定を行ったら、エラーが起こらなくなりました。
つまり、アドビ関連ソフトが立ち上がるときにインターネット接続するのを、ウイルスセキュリティソフトが妨害してしまったために、サブスクリプション認証ができずエラーが起きたということです。
私のウイルスセキュリティ環境では、Adobe関連ソフトのインターネット接続を許可してるはずなのですが、どうも何らかの理由で妨害してしまうようです。
実際に、プレミアプロ・フォトショップ・イラストレーターを起動する前に、ウイルスセキュリティソフトを一時的にOFFにすると、一切エラーが生じなくなりました。
もしサブスクリプションエラーが生じる人は、まずセキュリティソフトを一時的にOFFにすることを試してみてください。
しかし、ウイルス対策ソフトをOFFにするのはリスクが伴うので、以下の2つの方法も試してみてくださいね。
ソフトをアンインストール&再インストールする【Premiere Pro、Photoshop、Illustrator、Acrobat Pro DCなどのCreative Cloud関連】
ソフトの調子がおかしい場合には、まず再インストールを行うのが基本です。
プレミアプロ、フォトショップ、イラストレーター、アクロバットDCなどのクリエイティブクラウドアプリを、一度アンインストールしましょう。
アンインストールするときに個人設定ファイルを削除するよう聞かれますが、残しておいた方がいいでしょう。
自分で使いやすい環境を作るために、色々な設定をしている人も多いと思います。
ここで個人設定ファイルを削除してしまうと、それらすべての設定もなくなってしまいます。
アンインストールをしたら、クリエイティブクラウドアプリを起動して、再インストールをしましょう。
もしこれでもダメな場合は次の個人設定ファイルを削除する方法を試してみましょう。
個人設定ファイル(Profile)を削除する
個人設定ファイルがなんらかのエラーの原因になっている可能性がありますので、個人設定をすべて削除してみる方法をご紹介します。
先ほど同様、ソフトをアンインストールする際に、個人設定ファイルを削除することを許可します。
アンインストールする前にインストールフォルダごとコピーして、個人設定ファイルを退避させると、復帰するのが簡単です。
ちなみにプレミアプロの個人設定ファイルは
ドキュメント/Adobe/Premiere Pro/ バージョン番号 / Profile-〇〇
にあります。〇〇にはユーザー名が入ります。
このフォルダを削除するだけでも簡易的にプロファイルデータを削除できます。
試してみてください。
Windows10だとウイルス対策ソフトが怪しい。Macだと再インストールを試してみる。
Windowsにはウイルス対策ソフトを入れている人も多いので、意図しないところでウイルスセキュリティが仕事をしてしまっていることは多々あります。
今回の私のパソコンもWindows10で、使用しているウイルス対策ソフトを止めたらエラ―が出なくなりました。
ウィンドウズを使っている人は、まずウイルス対策ソフトを疑ってみましょう。
Macでもエラーが発生している報告があるようです。
Macの場合には、ソフト自体が問題になっている可能性もあるので、一度きれいさっぱりアンインストールすることをオススメします。
その際に、個人設定ファイルも削除するのを忘れないようにしましょう。