M1チップ搭載Mac Book が発売され、あまりの評判の良さに「はじめてMacを購入した!」という人も結構多いようですね。
私もかつてMac Book Airが発売されたころに「こんなに薄くてカッコいいノートPCがあるのか!」と興奮気味に購入を決めた思い出があります。
しかしOSを乗り換えるというのは非常に勇気のいることですよね。
マイクロソフトオフィスやAdobeのPhotoshopやIllustlatorなど、メジャーどころなソフトウェアはWindows版もMac版も出してくれているので違和感なく使えますが、細々とした作業系のソフトウェアは互換性がないものもあります。
特に操作系をいじくる「ユーティリティソフト」はOSの違いがモロに影響受けるので、Windows専用、Mac専用というものも珍しくありません。
おそらくWindowsからMacに乗り換えた人が一番最初に苦労するのはこの部分だと思います。
どんなPCも快適に動かすためには、便利に操作するための手足の整備が必要ですよね。
ということで今回は、私がMac Book Airを購入して、まず最初に入れるソフトウェアをすべて紹介したいと思います!
便利なソフトばかりですので、新しくMacを買った人も既存のユーザーさんも知らないソフトがあったらぜひ導入してみてくださいね。
Mac Bookに関する記事はこちらもおすすめです!
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私が入れているソフト一覧
これが私のMacBookAirのDockバーです。
おなじみのあのマークから、それはなんだ?というものまであると思います。
このように、実際に作業をするためのソフトウェアのことを、この記事で「作業ソフト」と読んでいきます。
また画面上部にあるメニューバーにある、常駐ソフトも紹介します。
これらは常に裏で働くことで、ユーザーの操作をお助けしてくれるタイプのソフトたちです。
実際に作業をするのではなく、作業補佐のソフトであるこれらをこの記事では「常駐ソフト」と呼んでいきますね。
これらがきちんと入っていないMacを私が使う気になれない、というくらい便利なソフトたちばかりです。
ぜひ参考にしていっていただければと思います。
常駐ソフト系
まずはMacの使用感を決定づける「常駐ソフト」をご紹介していこうと思います。
左から順番に
- Better Touch Tool
- Paste
- Dropbox
- Run Cat
- Alfred
- Better Snap Tool
- Google 日本語入力
になります。以下それぞれについて解説していきますね。
Better Touch Tool
トラックパッドやキーボードでの操作環境を整えるために絶対いれておきたいアプリケーションです。
私の場合これがあるかいないかで、作業効率は1.5倍以上違います。
何をするソフトかというと、トラックパッドに新しいジェスチャーを登録したり、特定のキーを違う操作に割り当てたりすることができるソフトです。
例えばこの設定画面は、トラックパッドジェスチャーの設定です。
私の場合、4本指クリックでソフトやウインドウの終了、4本指のスワイプダウン(下へスワイプ)で最小化を割り当てています。
その他3本指タップや4本指クリック、トラックパッドの左上隅をタップなどかなり細かい操作にまで、仕事を割り当てることができます。
ただでさえ感度がすばらしいMacのトラックパッドが最高に便利になりますよ。
こちらの画面はキーボードの設定になります。
Command + Lで、F7キー
Command + Gで、Shift+Command+V
Opption + Zで、Shift + Command +3
を割り当てています。
F7キーは文字変換のときにカタカナに変換してくれる便利なキーですね。
Shift + Command +Vは、後述しますが「Paste」というアプリを起動するためのショートカットキーです。
Shit + Command +3は、スクリーンショットを撮影するショートカットキー。
それぞれよく使うショートカットキーを、より簡単なキーに割り当てておくと便利ですよね。
Better Touch Toolを愛用している人は、もはやトラックパッドとキータッチだけで仕事が完結できるという人もいます。
私の場合、トラックパッドもキーボードも機能を増やしたり減らしたりをしていてなかなか安定しないのですが、いまはだいだいこの設定で満足いく仕事ができています。
Better Snap Tool
Better Touch Toolと同じ会社が作っているソフトです。
>>Better Snap Tool のダウンロードページはこちら [Mac App Store]
Windowsでは標準の機能でMacに搭載されていないものの1つに、ウインドウを半分に分割するという機能があります。
Windowsでは、ウインドウをドラッグして画面左端に持っていくと、ウインドウを左半分の大きさに変形することができます。画面右端なら右半分です。
この機能とても便利なんですがMacには搭載されていません。
同じような機能をするアプリは結構あって、「Magnet」というアプリも有名で人気だですね。
その中でなぜBetter Snap Toolを選んだかというと、Better Snap Tool有料版を買うと、Better Touch Tool有料版がついてくるというメリットがあるからです。
実はBetter Touch Toolは無料ソフトではなく有料ソフトです。
本来は有料版を購入しないと機能しなくなるのですが、Better Snap Tool有料版をインストールしてあればBetter Touch Tool有料版を有効化することができます。
どうせなら低コストで済ませたいと思う方は、Better Snap Toolを購入して、そのあとにBetter Touch Toolも一緒にアクティベートしてしまいましょう。
Better Snap Toolのわかりやすい解説動画
Drop box
いわずと知れたクラウドファイル管理ソフト「ドロップボックス」です。
AppleのiCloudや、GoogleのGoogleドライブ、WindowsのOneドライブが今のように便利になる前の世の中で、最も先進的で高性能なクラウドファイル管理サービスだったのがこのドロップボックスです。
ドロップボックスはPC上の特定のフォルダをそのままクラウド上にバックアップしてくれるソフトで、ドロップボックスを利用している複数端末間でフォルダの中身を完全に動悸することができます。
さらにドロップボックスは、有料版を購入することで様々な機能が開放されます。
その中でも特に便利なのが「スマートシンク」機能と「操作履歴の保存」です。
スマートシンクとは、使用頻度が低いものや保存が目的のものはオンライン上のみに保存しておくという使い分けができる機能です。
ドロップボックス上の特定のファイルやフォルダだけをローカル(PCの中)に保存しておきながら、その中でも使う予定がないフォルダやファイルはPC上にはデータ保存せず、「ファイルが存在している」という情報だけキープします。
例えばこの画像を見てください。
フォルダ内容がすべてPC上に保存されている:緑色のチェックマークがついている「2020アーカイブ」「生物」「勉強法の課外」「問題集など」
フォルダの中身のデータがPC上に保存されていない:白い雲マークがついている「スケジュール」「チラシ」「科研費とかのやつ」「資料」
フォルダ内の一部のファイルのみがPC上に保存されている:白背景のチェック「おしごとさぎょうよう」
ファイルデータが保存されていないフォルダもクリックで中身を確認することができ、ファイルを編集・変更したいときには、ファイルをダブルクリックすればクラウドからダウンロードすることができます。
必要なときに必要なものだけをダウンロードすることによって、PC上に無駄なファイルが増えないのでとても便利です。
「操作履歴の保存」は、消してしまったり変更修正してしまったファイルを、もとに戻せる機能です。DropBoxの変更履歴に残っている限り、変更したり削除してしまったファイルがあったとしても元通りに戻すことができます。
これで非常に安心してファイル操作ができますね。
オンラインストレージを使っていてデータを誤って削除して困ったことがある!という人は、ぜひ有料プランを試してみてください。
ちなみに私は、Dropbox Plusをソースネクストという会社経由で買っています。
公式価格より20%お得に購入できるので、参考にどうぞ!
>>ソースネクストのDropbox Plusのページはこちら
Dropboxのわかりやすい解説動画
Alfred
Alfredは検索系アプリです。
スポットライト検索と同じように、PC内のファイルやアプリ、機能を検索することができます。
Alfredのわかりやすい解説動画
Paste
Pasteはコピーアンドペーストの履歴を保存しておくアプリケーションです。
>>PasteのMacアプリをみる [Mac App Store]
通常、コピーをしたものは1つのみがキープされますが、それを何種類でもキープしておくことができるソフトです。
Pasteを起動すると、これまでにコピーしたものを一覧で見ることができます。
テキストはもちろんOK、リンクもOK,画像もOKです。
しかもこれ、よく使うものをフォルダ分けして保存しておくことが可能です。
画面の「ブログパーツ」タブには、ブログを書くときによく使う文章などが保存されています。
このように、いつも使うような文章・画像などをいつでも引き出せるようになるのはとても便利です。
YouTuberの方などのように動画編集をする人は、動画編集ソフトの中で使うテキスト(タイトル)やトランジション、BGMファイルなども保存しておくこともできます。これはとても便利ですよね!
そのあたりの使い方は、ブロガーYouTuberの堀口さんの動画がわかりやすいので参考にしてみてください。
RunCat
RunCatはPCの処理速度をモニタリングするソフトウェアです。
>>RunCatのMacアプリをみる[Mac App Store]
CPUやメモリの使用率をリアルタイム表示し、今パソコンがどれだけ頑張っているか、あるいは余裕があるかを常にモニタリングすることができます。
パソコンの忙しさが視覚的にわかりやすくなっていて、デフォルトでは猫が走っているスピードでCPU・メモリの使用率を表しています。
詳細を見るとこんな漢字で表示されます。
私はあまり使っていませんが、温度やディスクストレージ容量、ネットワーク通信速度も表示されます。
車で言うところのメーターに該当する、PC運用上の指標になるものなので入れておいて損はないですね。
ランキャットについてはこちらの動画が参考になります。
Google日本語入力
Macの日本語入力はちょっとイマイチ。というのはMacを使っている人には常識。
文字入力をしていて、なんともいえない不自由さ、不便さを感じた人も多いでしょう。
そんな悩みを解消してくれるのが、Google日本語入力です。
Google日本語入力をインストールすれば、非常に快適に文字入力・変換することができるので、絶対インストールしておくことをおすすめします。
作業ソフト系
次に使っていて便利な作業ソフト系を紹介して行こうと思います。
これらのアイコンは左から順番に
- Finder
- Safari
- Spark
- Map
- 写真
- リマインダー
- メモ
- Notion
- DropBox
- Microsoft Word
- Microsoft Excel
- Microsoft PowerPoint
- Microsoft One Note
- Adobe Photo Shop
- Rank Tracker
- App Store
- 設定
- アクティビティモニタ
- プレビュー
です。ここではこれらのうち、Mac純正ではないソフトについて解説していきますね。
Spark
メーラーアプリです。Gメールなどのメールや、Evernoteなどのメモアプリを一括管理することができます。
純正のメールアプリでも十分に使えますが、非常に操作が軽くて便利なので私はSparkを愛用しています。
個人的に日本指スワイプのジェスチャーが便利で助かっています。
Sparkの解説動画
Notion
メモアプリです。かなり人気なメモアプリなので聞いたことがる人も多いと思います。
純正のメモアプリよりかなり多機能で、テンプレートが大量にあります。
テキストメモよし、表管理よし、リストよし、タスク管理よし、データベース管理よし、なんでもござれです。
Notionのわかりやすい解説動画
Dropbox
ドロップボックスのデスクトップアプリです。
普通にFinderでDropboxフォルダにアクセスするのと比べて、いろいろな機能が使えるので意外と便利です。
Dropboxユーザーの方は一度試してみるといいでしょう。
ただ、結構好き嫌いあるので、フォルダで管理する方がいいという人は使わなくなりますね。
Microsoft Office 365
言わずと知れたマイクロソフトオフィスソフトです。
私はOffice 365という月額サブスクリプションサービスを利用しています。
Office365は、ソフトの買い切りと違って月額支払いで毎月課金する必要があるのですが、常に最新版を使える上、複数の端末にインストールすることも可能なので、パソコンを複数台持っている人はお得に使えます。
またスマホ版、iPad版のオフィスの機能無制限版も使えるようになるので、オフィスソフトを日々使っている人は買い切りよりこちらをOffice 365の使用をおすすめします。
Adobe Photo Shop
アドビのフォトショップ。画像編集ソフトです。
記事やYouTube動画のサムネづくりに使えます。特にAdobe sensei(アドビセンセイ)というAI切り抜き機能が優秀で、画像内の狙ったものだけをAIが高い精度で切り抜くことができます。
一度使うと癖になるので、画像編集をするという人はAdobe Creative CloudのPhoto Shopプランを契約してみるといいでしょう。
Adobeソフトについてはこちらの記事にもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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Adobe Creative Cloudと決別して別ソフトへ乗り換えた話【さよならアドビ】
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Rank Tracker
ランクトラッカーはブログ運営者にぜひともおすすめしたいソフトです。
自分のブログ記事が、どんなキーワードでGoogleで何番目で表示されるのかを追うことができるソフトです。
記事がどういうキーワードで検索され、どれだけのアクセスを得ているか、さらにどのようなキーワードが狙っていけるかを戦略的に捉えることができます。
RankTrackerの解説動画
あなただけの快適作業空間を手に入れよう
今回は私が使っているソフトの数々を紹介してみました。
もし聞いたことがない、初めて知ったというソフトの中で気になるものがあったら、ぜひ調べてインストールしてみてくださいね。
作業環境を整えているときって、とても楽しいですよね。
PCが自分の思い通りに動くようにカスタマイズされていく過程って、育成ゲームをしている感じなんですよね。
しっかり育って自分のイメージ通りに作業が進むようになると快感です。
ぜひあなたも作業環境整備のお役に立てば嬉しいです。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。