バッグや帽子、最近ではマスクなど、何かと物が散らかりがちな玄関周り。
少しでも収納を増やせたら助かりますよね。
でも賃貸だと壁に大きな穴を開けたりできないからDIYにも限りがあるし、家具を置くと限られたスペースが狭くなってしまう・・・。
そこで今回、無印良品のヒット商品「壁につけられる家具」シリーズから、3連ハンガーを設置してみました。
今回はこの3連ハンガーの設置の仕方、設置してみた感想についてレビューしていこうと思います。
賃貸でも取り付けできる!無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズ
このシリーズの長所はなんといっても壁に大きな傷を付けずに高級感のある木製の家具を取り付けられることです。
取り外したあとは画鋲程度の穴しか残りません。石膏ボードを使用している壁であればどこでも設置することができます。
現在の戸建て住宅やマンションでは、浴室以外の多くの壁が不燃目的として石膏ボードを使用しているそうです。
画鋲を刺してみて、抜いた時に白い粉がついていれば石膏ボードです。
もし石膏ボードではなければ、自分で直径4.5mmのネジを4本用意すれば設置することができるそうです。
その場合、ネジ穴が壁に残ってしまいますが…。
3連ハンガーは現在、ナチュラル色のオーク材とブラウン色のウォルナット材の2種類が発売されています。
我が家はオーク材にしましたが、格好よくシックな雰囲気にしたい方にはウォルナット材もおすすめです。
設置方法 工具は一切不要!簡単に取り付けできる!
必要なものはすべて同梱されているので、開封したらすぐに設置することができます。
まず、説明書の下部に取り付けガイドがついているので、3連ハンガーを設置したい場所にテープ等で貼り付けます。
このとき、粘着力の強いテープだと壁紙ごと剥がれてしまう可能性があるので、設置後にすぐ取り外しできるマスキングテープやメンディングテープがおすすめです。
私は100均で購入したメンディングテープを使用しました。
設置する場所が決まったら、専用金具をガイドの取り付け位置に合わせます。私はメジャーで床からの高さを測ったり、近くの壁と垂直になるようにしてなんとか取り付け位置を決めましたが、最近ではスマホの無料アプリで水平器が配信されているので、そういったものをダウンロードして使うのも手だと思います。
金具を合わせたら、専用ピンを刺して固定します。少しコツがいりますが、長めの画鋲のようなものなので、付属の脱着工具を使えば女性でも簡単に刺すことができます。
このピン、少々柔らかいので力の加減を間違うとすぐにフニャっと曲がってしまいます。予備があるので曲がってしまっても大丈夫ですが、押す方向に注意して慎重に押し込みましょう。
2カ所の金具が固定できたら、本体を金具に合わせて壁に押し当て、「カチッ」と音がするまで下に押します。
最後に、破れないように気をつけながら取り付けガイドを上に引き抜いて完了です!
なお、設置に使用した脱着工具は取り外しの時にピンを抜くために必要になるので、捨てずに保存しておきましょう。
さすが無印良品、シンプルでおしゃれな見た目の壁掛けハンガー
無事に取り付けできました。フックは使わない時は収納できます。細いピンで固定しただけとは思えないほどしっかりした作りです。そしてさすがは無印良品、主張しすぎないシンプルな見た目が素敵です。
耐荷量は合計5キロですが、小さめのバッグや帽子、マスクの一時置き場としては十分だと思います。帰宅後についつい細かい物を置いてしまい散らかりがちな玄関が、3連ハンガーを設置しただけで随分すっきりしました。
この「壁に付けられる家具」シリーズ、他にもたくさんの種類がありますが、どれも同じように専用金具とピンで簡単に取り付けできます。次はオーク材のトレーを玄関に入ってすぐの場所に設置して、除菌スプレーの置き場にしようかと思っています。
(記事協力:藍沢ゆきの)