突然来た激しい痛みと大量の出血
それまでなんともなかったんです。秋田に旅行に行った時にお尻に激痛が走り痛くて動けなくなりました。
トイレに行くとすごい出血。どうしよう。お尻からすごい出血と傷みが。ここじゃはずかしくてお医者さん呼べない。
「朝ご飯行こう」と気楽に言う夫に「動けない。ひとりで行って」と泣きながら言った一言。
朝食は主人ひとりに食べに行ってもらい、すぐに東京に帰りました。
痔の手術ができる病院探し 女性に優しい病院えらび
ひとりで治るとはとうてい思えない。ネットで痔のお医者さんを探しました。
主人は知らん顔。まったく私がこんなに困っていると言うのに。
幸い近くに女性に優しい痔のお医者さんを見つけすぐに行きました。
診察と痔との対面
予約制ではなくすぐに見てくれるということ。
タオルを上にかけてくれてすぐに見てくれることに。
お尻をつきだし丸まってお尻を触られる屈辱。
「ジーシャカ」と音がしてポラロイドで患部を取られました。
「これがあなたのお尻です」
とまざまざと見せられた初めての経験。
なんかお尻の間の赤い袋があります。
「なんだこれ」と心の中で思っていました。
「あーこれ手術しないと治らないなあ。いぼ痔だね。痔の袋があってそこに血がたまるようになっていてそれが破裂すると大出血をおこすから。このままほおっておくと血がたまって破裂するたびに大出血おこすから切るしかないなあ」
と言われ私はわらにもすがる思いで
「すぐに手術してください」といいました。
その週に痔の日帰り手術の予約をとって、その日は帰りました。
手術当日 心の準備 いざ、痔の手術!
やさしい看護師さんに促され手術着に着替えていざ台の上へ。
顔をタオルにうずめながら、お尻を突き出していました。
手とお尻に部分麻酔をかけられて麻酔が効いたころ先生がさわって「痛くない?」
私が「大丈夫です」と言うとレーザーの「ジージーウィン」という音
レーザーで私のお尻の一部を切り取っているところ。
その時は痛くなくただ焦げたにおいがあたりにただよっていました。
1時間ぐらいで手術は終了。
先生は手術中に「ほらぴったりくっつた。もう大丈夫だからね~」と言いました。
「はずかしい」と私の心の声
手術は無事終わりましたが、動けなくて両手をかかえられて別のベッドへ。
「麻酔がきれておならが出たら帰っていいですから」という看護婦さんの声。
しばらくベッドに寝かされて痛み止めの麻酔ジンジン効いているのを感じながらじっと我慢の時。
2~3時間ぐらい経ったでしょうか。トイレに行きたくなってトイレで「プー」とおならがでました。でもまだ痛み止めの麻酔がきれてない。歩けるけどなあと思っていると・
トントンと看護師さんが「大丈夫ですか。おなら出ましたか?」
私が「はい」というと「じゃあ、もう帰っていいですよ」
無事手術も終わりおならも出て帰路に着きました。
無事退院して帰宅、後日通院して再診察
「痛い!痛い!はやく帰ろ~」
激しい痛みに泣き出しそうになるのを我慢しながら電車に乗って40分
バスに乗って5分。家に帰ってほっとしました。
帰る時に痛み止めも軟膏ももらって大きな袋をさげて帰りました。
「翌日また来てくださいね。」と看護婦さん
翌日またお尻を見せに病院へ向かったのでした。
またポラロイドで「ジーパシャ」
「うまくいったよ。今度はあまり力んで便をださないようにね」
と言われ「はい」とちいさな声。
10日ほど経過 無事治りました
治るまでに2週間ぐらいかかったでしょうか。
便を出すたびに痛んで「ひ~」と思わず声が。
軟膏をお尻に塗りながら「なんで私こんなことになってしまったんだろう」と涙ぐむトイレの中。トイレは座薬で山積み。使用済みのからの座薬も山積み。
2週間後無事に治りました。
これからは痔になったらすぐにお医者さんへ行こうと固く誓ったのでした。
それからは痔になったらすぐにそのお医者さんへ行くようになりました。
早期に行けば軟膏で治るのです。
手術費用と保険について
費用は手術代で16万だったと思います。保険は効きません。
痔の程度や手術の方法にもよりますが、平均的には5万円くらいです。
手術後の経過は人によって様々 腫れる場合やかゆみが出る場合も
普通の痔のお医者さんは手術をして抜糸をして2週間ぐらい入院すると聞きます。腫れる場合やかゆみが出るもあるそうです。
保険は効くけどそれは大変な手術と入院期間だと聞いたことがあります。
手術後も便をだすのに大変な思いをすると聞いたことがあります。
手術後の経過についても、お医者さんが失敗していて便がとびちるということも聞いたことがあります。
そういったこともあって、痔の手術のあとは大変な思いをしている人がたくさんいるということも聞きました。
痔の市販薬 軟膏
最初は市販薬で治そうとしますよね。
私も市販薬を使って治ったことがなんどもあります。
薬局で痔の薬を買うのも勇気がいりますよね。
人のいない時をみはからってレジへ行きます。
幸いにも私は痔の軽いとき市販薬で治った経験が多くあります。
体質もあるんでしょう。それからは痔のお医者さんへ行ってはいません。
まずは市販薬を使って治すことを試してみたほうがいいかもしれません。
それで治ってくれればそれで安心することでしょう。
痔になったら我慢せずにお医者さんを頼ったほうが良い
でもどうしても治らない場合には程度の差こそあるけれども
痔のお医者さんを頼ったほうがいいかもしれません。
女性の場合痔のお医者さんの待合室で男性と一緒に座っているのは苦痛だと感じる人がいるかもしれません。
私の場合は、痔だけでなく、皮膚科や美容治療もやっているところでしたので、
待合室にはいろんな人がいました。
それほど待合室が苦痛になることはありませんでした。
それに呼ばれるのがすぐでしたし。
最近は女性にやさしい痔のお医者さんが増えてきているように思います。
きれいなクリニックも増えてきているような気がします。
不快な思いをしないようなクリニックで安心して治療を受けてくださいね。
(記事協力:mii-chan10000)