みなさんこんにちは、でくです。
今回はMacの標準機能を使って、簡単に パスワード用のランダム文字列を作成する方法について。
MacやiPhoneには、WEBサービスなどのアカウント作成時に、強力なパスワードを自動生成する機能があります。
この機能を使えば、自分で複雑なパスワードを作る必要もないし、覚えておく必要もない。
しかも指紋認証や顔認証で、サイトごとのパスワードが勝手に入力されるのは最高に便利ですよね。
でもこの機能にはちょっとしたデメリットがあります。
それはパスワード作成ルールを指定できないこと。
webサイトやサービスによっては、パスワードの条件に「8文字以上12文字以下」とか「英語+数字(記号が入るのは不可)」などがあったりすることがあります。
MacやiPhoneの強力なパスワード作成機能だと、文字数が多すぎたり、記号が入ってしまっていて条件を満たさないということがあります。
そういうときには結局自分でパスワードを作成することになるのですが、安全性が気になるところです。
ですが実は、Macにはそもそもパスワードを作成する機能が標準で搭載されているので、それを使えば簡単に
- 希望の条件で
- 希望の文字数で
作成することができるんです。
この記事ではその方法をご紹介したいと思います。
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Spotlight検索で「キーチェーンアクセス」と入力する
パスワードを自動生成する機能は「キーチェーンアクセス」という設定項目の中にあります。
まずはSpotlight検索を起動して「キーチェーンアクセス」と入力して、起動します。
Spotlight検索は、Commandキー+F で起動します。
もしくは画面右上のWi-Fiマークの→にある「🔍(虫めがね)」マークをクリックします。
キーチェーンアクセスで、パスワード作成を行う
キーチェーンアクセスを開いたら、新規作成のアイコンをクリックします。
クリックしたら、鍵マークをクリックします。
するとパスワード作成画面が開きます。
この画面では、「タイプ」でパスワードの条件を指定し、「長さ」で文字数を指定することができます。
そして指定された条件に合うようなパスワードを「候補」に表示します。
作成されたパスワードに納得できたら、候補の文字列を選択してコピーすれば、パスワード登録に使うことができます。
記号入りにしたければ、コピーした後に文字を1つ記号に置き換えればOK
この機能では、文字列を含んだパスワードを作成することはできません。
強力なパスワード作成の機能だと文字数が多すぎるけれど、記号は入った状態パスワードの安全性を高めたいという場合には、コピーした後に文字を一つ記号に置き換えましょう。
例えばさきほどの例では、「7C53iZVISsYY」でしたが「7C53iZV@SsYY」のように一部を記号に置き換えればOKです。
パスワード登録時に使える記号が限られている場合もありますよね。
そういう場合にもこの方法が使えますので、参考にしてみてください。