みなさんこんにちは。
先日、我が家のリチャードソンジリス ちょこたんにできた腫瘍を切除したのですが、術後2週間が経ったので病院へ術後経過を見せに病院へ行ってきました。
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術後の経過は順調で、手術直後は腫れで塞がっていた右目もいまではすっかり開きました。
- 手術直後
- 手術後2週間
当初はまばたきができないかもしれないと心配されていましたが、しっかりとまばたきができるようになりました。
本当に手術をしていただいた獣医師さんには感謝です。
とりあえず経過が順調ということで安心。
手術で切除した2つの腫瘍の病理検査の結果も出ているというので聞いてみると、切除した2つの腫瘍のうち1は「起源が特定できない腫瘍性疾患」、もうひとつは「アポクリン腺癌」ということのでした。

病理診断書
目のところにできていた腫瘍のほうが「起源を特定できない腫瘍性疾患」とのことで、過去にできた両耳の腫瘍と同じものでした。
これだけ種類不明の腫瘍、腫瘤が多発するということは「腫瘍ができやすい体質なのだろう」と獣医さんもおっしゃっていました。いずれも顔周りというのが厄介ですね。とても心配です。
で、今回アポクリン腺癌と診断されたのは左首のあたりにできていた腫瘍でした。
目のデキモノは飼い主の方でも気づいていたのですが、病院に連れて行って触診してもらったときに「左首にもできものがありますね」とはじめて存在が判明したのが、このできものでした。
しかも結構なスピードで大きくなってきていたので、2つとも切除してしまおうということでまぶたの腫瘍と合わせて、左首の腫瘍も摘出をしました。
そしてこの腫瘍がアポクリン腺癌だった、というわけです。
アポクリン腺癌はリチャードソンジリスではよく報告されている腫瘍の一つですので、決して珍しいわけではありません。
飼い主も初耳というわけではなかったのですが、アポクリン腺癌ができる子は再発、頻発しやすいと飼育本にも書かれているのでとても心配になりました。
これまで4つもの腫瘍ができているわけなので、また腫瘍ができる可能性も高いです。
ちょこたんはすでに3歳を超えていて、これから高齢期に入っていくので手術が体力的にも厳しい可能性も出てきます。
腫瘍のできた場所によっては、そもそも切除が難しい可能性もあります。
ということで、腫瘍ができにくくなる方法として「腫瘍ができるのを予防する健康食品」を紹介してもらました。
『AHCCイムノブロン』というキノコから抽出された成分です。
人間のガン予防研究でも度々登場する「アガリクス」と同じものですね。
健康食品サプリメントなので、腫瘍ができなくなることを保証するものではありませんし、医薬品として効果が実証されているわけではありません。
ただ「何もしないよりはいいかも」という望みをかけて、ちょこたんに与えてみようとお思います。
費用は二ヶ月分で6,000円くらいです。決して安くはないです。
粉末としてもらったので、小動物用のゼリーにふりかけてスプーンで崩して与えてみました。
うちの子は特に鈍感なので何も気にせず食べてくれました笑
今後ちょこたんに新たな腫瘍ができるのか・・・予防効果の有無についても一つのケースとして情報提供していければと思います。
まずは今回の手術を乗り切って元気に過ごしてくれているのを喜びたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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