今日は車の取締りを回避する探知機の話。
皆さんは車にレーダー探知機をつけていますか?
速度取締のネズミとりや、高速道路でのオービスなどの取締機で痛い目を見たことがある人は多いと思います。
かくいう私もその一人で、10年くらいまえに取締にあってから、レーダー探知機を車に搭載するようにしていました。
私が使っていたのは、ミラーと一体型になったレーダー探知機で、セルスター工業製のものです。
この機種にはレーダー探知でねずみとりの速度取締を検知したり、GPSでオービスなどの取締機設置地点や取締警戒地点などを教えてくれます。
これを使うようになってから一度も速度取締にあっていません。
ある種のお守りみたいなものですね。
で、これを取り付けていたのは以前の愛車のヴァンガードでした。
こちらの記事で紹介したように、ヴァンガードからCX-5に乗り換えをしました。
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マツダCX-5納車!さよならヴァンガード
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ミラー型のレーダー探知機は配線をしなければなりませんし、実はレーダー探知機能の必要性についても疑問を感じていたので、今回はこちらの製品を購入することにしました。
コムテック製の、シガーソケット差し込み型のGPS探知機です。
これは配線いらずでシガーソケットにさすだけで使えるようになる手軽な探知機です。
あまり期待していなかったのですが、想像以上にいい製品だったのでこれを紹介していきたいと思います。
コムテックの108Cはとてもコンパクト
コムテックのシガーソケット型探知機108Cの一番の特徴はやはりコンパクトさですね。
箱から出したところはこんな感じ。説明書と本体だけとシンプルです。
cx-5に装着してみたところはこんな感じ。超コンパクトですよね。取締探知機って言われても気づかないレベルです。
値段も一般的なレーダー探知機の半分から三分の一くらいで済むのでお財布にも優しいですね!
コムテック 108Cはマツダ車と相性がいい
このコムテック製GPS探知機108Cは、買った後に気づいたのですがマツダ車と相性がいいですね。
この写真はトヨタ ヴァンガードで108Cを装着した時の写真です。
シガーソケットの位置がドリンクホルダーの上にあるので、108Cを挿すとペットボトルの飲み物と干渉してしまうんですよね。
一方でマツダ cx-5であればこんな感じ。
シガーソケットがエアコンパネルの下の小物入れあたりにあるので、何にも干渉しません。むしろちょうど収まりがいいぐらいです。
マツダ車のインテリアは結構似通っているので、cx-5以外でもcx-8やマツダ3などの他車種でも同様に収まり良く設置できると思いますよ。
コムテック GPSレシーバー108Cは音とLEDで知らせてくれる
レーダー探知機の多くは液晶パネルがついていて、音が鳴ったあとにどんなタイプの警報なのかを画面で知らせてくれます。
しかし108Cはご覧の通り液晶画面がないので、音の他にはLEDの光で警報内容を知らせてくれます。
といっても、その重要度の違いによって色が変わる程度です。
青い光はデフォルトの待機色です。赤い光は速度取締機や取締重点地点などの近くに到達したときの色です。
他にもNシステムやスクールゾーンなどといった地点については、黄色のLEDで知らせてくれます。
ちなみに待機色は青・赤・緑等から選べるのですが、私は車内の雰囲気に合うように白色の待機色にしています。
コムテック ZERO 108Cはレーダー探知機能がないけれど、GPSでも十分
108Cは取締の場所の位置座標(緯度経度)を記録してあって、GPSでその近くに到達したことを感知すると通知してくれるシステムです。
ということは、速度取締のネズミ捕りで使われている短波レーダーを受信することはできません。
つまり、あらかじめあることがわかっているものについては通知できても、その日その場所でゲリラ的に行われている取締りについては効果なしということです。
しかし個人的にはGPSモデルで十分だと考えています。
以前使っていたレーダー探知機を3年使っていましたが、ネズミ取りを実際にやっていた現場で電波を受信したことは数えるほどしかありません。
むしろ速度取締をしているのにも関わらず無反応だったことの方が多いくらいです。それではなんのためのレーダー探知機かわかりませんね。
一方、あらかじめ地点登録されているGPSについてはきちんと仕事をしてくれていて、オービスやLHシステム、ループコイルなど速度取締機器をしっかりとお知らせてくれていました。
「あれ、GPSで通知してくれる機械だけでいいんじゃね?」
と思うようになりました。
今回購入した108Cも、あらかじめ設置されている場所や取締重点地点などはしっかりと通知してくれているので、安全運転に一役買ってくれています。
「レーダー探知機でレーダーを受信したときにはすでに速度計測されていて取締まられる」なんていうレビューをみたのもあって、レーダー探知機じゃなくGPS機能だけの探知機だけで十分だという結論に至りました。
コムテック ZERO 108Cの更新はmicroSDカードを挿すだけでOK
108Cにはメモリーカードを挿すスロットがあります。
購入時点でGPSデータはすでに本体の中に登録されていますが、コムテックはこのGPSデータを定期的に更新して無料公開してくれています。
こちらのページで公開されている最新のGPSデータをmicroSDカードに取り込んで挿してボタンを押すだけで更新完了です。
Windowsパソコンがあればとても簡単にアップデートできます。
長期間データが更新されていくので、一度買ったら長く付き合っていけるのがいいですよね。
コムテックの108CとセルスターのGR-91
今回私が購入したコムテックの108Cの他に、もう一つだけシガソケ設置型の探知機があります。
それはセルスター工業のGR-91という製品です。
レーダー探知機のトップメーカーの1つセルスター。
値段はほぼ108Cと同じでリーズナブルな製品です。
GR-91も、レーダー機能を廃止してGPS機能だけを搭載したタイプの探知機。
機能的にもほぼ同じで、私もどちらを購入するか迷いました。
アマゾンのレビューをみると、どうやらGR-91の方はやや評判が悪いようです。
いくつかのレビューをまとめてみるとこんな感じです。
警告モードを一般道路のモードと高速道路のモードを切り替えるのが面倒な機種なようです。
自動切り替えができないのか、高速道路を走っていても一般道の警報が出たりその逆も起こるようです。
コムテックの108Cでは待機状態からボタン一つでモード切替ができるのですが、セルスターのGR-91はどうやらその設定がかなり面倒なようです。
渓谷や案内もかなり多くてうるさいというのもマイナスポイントですね。
これではちょっと使い物にならないかなぁという印象です。
ということで以前お世話になっていたセルスター製ではなく、コムテック製のシガソケ探知機を購入することにしました。
コムテック ZERO 108Cで安全安心なドライブを
108Cは小さなボディではありますが、じつにたくさんの警告や通知をしてくれます。
ぱっとこれだけのお知らせをしてくれます。
しかもそのすべてを個別にON・OFFできるので、自分のスタイルに合わせて運用することができます。
通知は少なくして日頃はおとなしくしてもらっておくようにもできますし、細かな通知を得てより安全に配慮したドライブをすることもできます。
速度取締の探知ももちろん便利ですが、それ以外に、ゾーン30やラウンドアバウトの有無、ヒヤリハット地点や急カーブ地点など、事故のもとになる情報をたくさん教えてくれます。
違反しないようにという理由というよりも、安全運転のためのお守りになる製品だと思いますので、ぜひ皆さんも一度手にとって見てください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
なにか生活の役に立てば嬉しいです。またお会いしましょう See You Again!!