今日はKeeper LABOのコーティングの話。
私の愛車ヴァンガードですが、中古で購入して2年半が経過しました。
そもそもが10年近く前の車なので、ボディが結構傷んできたんですよね。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、お風呂の鏡にできるようなウロコ汚れができているんですよ。(太陽の映り込みあたりをよくみるとわかりやすいかも)
洗っても落ちないし、Keeper Laboのミネラル取りをしても全然効果なし。
これは研磨してコーティングかけないと効果がないなぁと判断して、Keeper Laboの軽研磨+コーティングを試してみることにしました。
結果からお見せするとこんな感じ。
写しているところが違いますが、これだけトゥルントゥルンのピカピカになりました。映り込みが超キレイ!
ということで、今回は施工をお願いしたキーパーラボについて解説するとともに、ヴァンガードの研磨・コーティングの仕上がりについて解説とレビューをしていきたいと思います。
記事が長くなったのでジャンプ機能つけました
Keeper Laboとは
キーパーラボは、車の洗車・掃除・コーティングを専門とする業者です。
純粋をつかった手洗い洗車が基本で、洗車機で洗うよりもピカピカに、ミネラル汚れ(ウロコ汚れ)が残りにくい洗車をしてくれます。
コーティング技術が高く、新車であれば長くピッカピカになるようなガラスコーティングを施すことができます。
中古車であっても、研磨とコーティングを組み合わせることで新車さながらの美しさを取り戻せます。
今回私が利用したみたいに、10年落ちの中古車でもかなりきれいな状態にまでしてくれます。
ただ、板金塗装については下請け外注になるので、塗装にまで食い込んだ汚れなど研磨ではどうしようもないものに関しては専門外になります。
KeePer LABOと Keeper PRO SHOPとのちがい
KeePer LABOと聞いて、この看板を思い浮かべた人も多いと思います。
この青い看板はKeePer PRO SHOPで、洗車・コーティングを扱ってはいますがKeePer LABOとは違うサービスです。
プロショップの方はよくガソリンスタンドやディーラーなどに併設されているのを見かけますね。
違いについては作業クオリティの差があるというところですね。
キーパーラボもキーパープロショップも、コーティング技術1級資格取得が在籍しているという点では同じですが、作業員自体のレベルが違うと感じます。直営店とフランチャイズっていうイメージですかね。
キーパープロショップの評判 メリットとデメリット
ネットで色々と調べると「キーパープロショップのサービスがイマイチなのでキーパーラボに頼むようにしている」という方がかなりいます。
私も何度かKeePer PROSHOPで洗車等をお願いしたことがありますが、接客も仕上がりもちょっとイマイチです。
しっかり研修を積んでいる方がやっているのかもしれませんが、作業に対する責任感が違うという印象です。やはり洗車・コーティングが片手間になっている感が否めません。
まぁそれでもキーパープロショップですらないガソスタの手洗い洗車よりは全然いいですけどね。
キーパープロショップのメリットは店舗がたくさんあること。全国に5900店舗もあるらしく、たしかに街なかでそこらじゅうに見かけます。近所で気軽にお任せできるのはいいところですよね。
キーパーラボの評判 メリットとデメリット
一方で直営店舗のキーパーラボだと、入庫したら出迎えてくれますし接客も丁寧です。
作業クオリティに関してはさすが専門店の一言。細かいところまでしっかりとやってもらって毎回満足です。
しかしキーパープロショップと比べると店舗がかなり少ないのがデメリット。
自分の家の近所にない場合も多いので、近場にない場合は持ち込むのがおっくうになってしまうこともありそうですね。
洗車に関する料金はキーパープロショップとほぼ同じなので、キーパーラボが近くにあるならば、キーパーラボがオススメですね。
施工前の状態を確認する
さて、せっかく研磨とコーティングを施工するので、施工前と施工後で比べていきたいと思います。
施工前のボディの状態を確認していきましょう。
まずはボンネットです。
ボンネットは汚れも傷もけっこうひどくて、機械洗車のコーティング剤や水によるウロコ汚れがびっしりついています。
ボンネットについた傷です。たぶん枝や竹などをひっかけたときにできた傷だと思います。
ボディ横もけっこうガッツリ傷がついています。
ウロコ汚れは少なめですが、近所の狭い道に張り出している竹をくぐったりするせいで細かい傷が水平方向にびっしりついています。
そこそこ深いキズも残っているので、これがどう変わるのかにも注目していきたいですね。
ウロコ汚れは軽研磨でガッツリ落とす
私の場合年式が古めというのもあって、塗装にかなり食い込んだ汚れがありました。空に浮いてる雲のように、ぼやぁっとした模様や色ムラがかなり目立つ状態でした。
色ムラの原因になっているのはウロコ汚れと洗車の洗残しだそうです。
洗車時にいろいろなメニューがあると思うんですが、その中のコーティング系のメニューで使われる液剤が、きちんと洗い落とされていないが染み込んでしまうとできるのだそうです。
軽いウロコ汚れ程度であればクリスタルキーパー時の下処理でも落ちるそうですが、はじめての施工でもあったので軽研磨をお願いしました。費用は10,900円でした。
研磨メニューには3段階あって、軽研磨の上が鏡面研磨、さらにその上に復元鏡面研磨があります。
傷や汚れの程度によって選ぶらしいですが、私の車の状態の場合、軽研磨より上をやっても体感できる効果が薄いと説明されたので軽研磨をお願いしました。
目先の利益ではなく、こうした誠実な説明をしっかりしてもらえるのもキーパーラボに信用度を上げてくれますね。
研磨したら必ずコーティングメニューをする。今回は1年もつクリスタルキーパーを施工
研磨をしたら必ずコーティングをしましょう。
研磨をしたら表面の薄皮がズルむけの状態なので、コーティングをしてあげないと、塗装前よりも速いスピードで塗装や下地の劣化が起こります。
キーパーラボのコーティングメニーには、持続期間とコーティング層の数の違いでおおまかに3つあります。
1年持続のクリスタルキーパー、3年持続のダイヤモンドキーパー、さらに美しさを追求した皮膜2倍のWダイヤモンドキーパーです。
メニューとしてはさらにもう1つ、Wダイヤモンドキーパープレミアムというものがありますが、これはボディ以外のコーティングもするというもので、コーティング自体はWダイヤモンドと同じです。
メニュー表を見てみるとこんな感じ。
それぞれコーティングの質も値段も全然違います。
今回はお試しというのもあって一番安いクリスタルキーパーにしました。費用は22,800円。軽研磨と合わせて33,700円でした。
ちなみにダイヤモンドキーパー以上のメニューには軽研磨がすでに入っているのでお得感がありますね。
レンズコーティング+ヘッドライトクリーンもトッピング
ヘッドライトのくすみも気になっていたので、いい機会ですからきれいにしてもらいました。
公式ページには載っていないですが、レンズコーティングとヘッドライトクリーンを同時施工すると1万円くらいで施工が可能です。
ヘッドライトだけをきれいにしてコーティングまでするのが8,170円。レンズコーティングはヘッドライト以外のあらゆるランプ・レンズ類もコーティングします。
合わせて1万円なのでお願いしました。(完全にカモ客です笑)
仕上がりは素晴らしいの一言 ウロコ汚れがきれいに落ちました
全メニューあわせて施工には4時間ほど。ぶらぶらと散歩しているうちに終わりました。
仕上がりは上々で、サイドボディはピッカピカになりました。
めっちゃきれいになっていますが、施工前はかなり傷だらけだったんですよ。
取っ手のところにこんなに傷があったのにほとんど見えなくなってます。これには感動しました。
見比べてみるとこんな感じ。
これはすごいですね。研磨とコーティングの力は偉大です!!
一番汚れのひどいボンネットも、水のウロコ汚れが綺麗サッパリ落ちました。
この日、黄砂がけっこう飛んでいたので細かい粒子が写っていますが、ボディにはほとんど汚れがみえないですよね。
少し引いてみた写真で比べてみます。
太陽の映り込みのところをみると、ボディにあったぼやぁっとした汚れが綺麗サッパリ落ちているのがわかりますね。
ボンネットについていた傷について見ていきましょう。
ボンネットについていた傷はかなり深いものだったので、さすがに残りましたね。
でも深い傷は残りましたが、細かい髪の毛みたいな傷は見えなくなりました。(撮影角度が違うので傷の見え方も少し変わってます)
汚れや傷が増えてきた中古車こそ、キーパーラボで研磨&コーティングがオススメ!
今回紹介してきたように、10年落ちのヴァンガードでもかなりきれいに復活させてあげることができました。
新車を買ってすぐにダイヤモンドキーパーをするのもかなりオススメですが、こういった傷んだ中古車に施工すると文字通り『復活』するのでかなりオススメです。
もし「長年乗ってて愛車がくたびれてきたなぁ」と感じたら、気分転換に研磨とコーティングを施工してみてはいかがでしょうか?
愛車がきれいに蘇ると、ドライブも一層楽しくなりますよ!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう! See You Again!
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