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【空腹こそ最強のクスリ】絶食16時間ダイエットは科学的に効果があるのか試してみる【書評感想レビューと実践】

でく
でく
みなさんこんにちは、でく(@dddekunoboh)です。

 

今日はダイエットと健康のおはなしです。

 

皆さんは体調管理のために気をつけていることはありますか?

私は最近おなかまわりが気になってきていてダイエットの真っ最中です。

 

真っ最中と言っても、結構長いこと続けていて、それでいてあまり結果は出ていないへなちょこダイエッターです。

 

意思の弱さが際立っていて、ついつい間食をしてしまったり、運動をサボってしまったりと、自分に甘いせいで体重がなかなか落ちません。

 

人生で最も重かったのが半年くらい前。

体重が85kgを超えていました。(画像の左でちょっと見切れています)

それからこの記事で紹介していたような、朝プロテインダイエットをしたり「リングフィットアドベンチャー」をやったりして、76kg台まで落ちました。

 

過去のダイエット関連の記事はこちら


 

しかし2021年の正月を経て、見事にリバウンド。現在は79kg目前といったところまで上昇中です。

 

さすがにマズイ…。ダイエットのモチベーションをどうにかしてあげなければ…と考えていたとき、一本の動画が目に止まりました。

ほう。「空腹」とな?

 

空腹というのは私が最も嫌いなものの一つです。空腹状態になった瞬間なにかを口にしているのが日常の私にとって「空腹こそ最強のクスリ」などと言われたら、おいおいちょっとまってくれよと言ったくなってしまいます。

 

空腹でいることのほうがストレスがかかってよっぽど嫌になっちゃうわ、とか思いながらもまずは動画を視聴してみました。

 

中田敦彦のYouTube大学で取り上げられた「空腹こそ最強のクスリ」

オリエンタルラジオの中田敦彦、通称あっちゃんのYouTubeチャンネルでは、彼が読んだ本の紹介をしてくれます。今回の動画のネタになっている本はこちら。

 

動画の中でも言われていますが、この本で紹介されている健康法(ダイエット方法)の要点は以下のとおり。

空腹こそ最強のクスリの要点

  • 1日3食は食べすぎ
  • 1日3食が健康的というのは近代から取り入れられた文化
  • 1日3食によって胃腸は休む暇もなく働いてボロボロになる
  • 胃腸が過労状態になることで様々な健康トラブルが発生する
  • 10時間絶食すると、肝臓のグリコーゲンが底をつき脂肪が分解されるようになる。
  • 16時間絶食すると、オートファジーのスイッチがONになる
  • オートファジーがONになると、体の老廃物が分解されリセットされる

おおよそこんな感じです。

動画を見た上で本のほうも読んでみましたが、本の内容はほぼ動画の通りです。あっちゃんの要約力が非常に高いのがよくわかります。動画で要点を押さえているので1,2時間でパッと読めてしまうボリュームでした。

 

自分で読んでみた書評レビューはこちら


 

高校の生物教師の立場から「空腹こそ最強のクスリ」を少し解説

いちおう高校で生物学を教えている理科教師の立場からこの本について解説をしたいと思います。

 

本の中に登場してくる専門用語は高校生物で登場する言葉ばかりで、非常にシンプルな論理構成で筋が通っている話だと感じました。特に肝臓に貯蔵されている、「ブドウ糖の集合体『グリコーゲン』」が、10時間ほどで底をついて、血液に栄養を補給するのに脂肪を使い始めるというのは、非常に面白い学びでした。

 

オートファジーは大隈先生がノーベル賞をとったことでも非常に話題になりましたし、週刊少年ジャンプで連載されていた「トリコ」というマンガにも登場していて、結構認知度は高い言葉になってきた気がしますね。

 

オートファジーについて簡単に説明すると、体内の古くなったタンパク質(体の部品)を分解するはたらきのことで、このオートファジー(自食作用)によって、体の中でゴミがあふれかえらないように整理をしたり、細胞の新陳代謝(うまれかわり)を促進して健康を維持しています。

 

今回動画で紹介されているこの「空腹こそ最強のクスリ」という本で紹介されている、健康法はまさにこのオートファジーの仕組みを取り入れたものなんですね。

 

空腹状態にすると、胃腸が休まって健康的になり、脂肪分解が進んで痩せ、オートファジーで若返る

ようするに、睡眠時間を含めて16時間の絶食をすると、体にとって色々と良いことがあるよって話なんですね。

 

食べ物が胃腸を通過するまでに5,6時間かかります。つまり1日3食ごはんを食べると、食べ物が通過し切る前に次の食べ物が運ばれてくる状況になります。すると胃腸が休む暇がなくなってしまいます。そこで胃腸の中に食べ物が入っていないすっからかんの時間をつくってあげれば、胃腸の中で滞留する食べ物の消化がうまくいって、胃腸が健康的&効率的に働くことができるので胃腸が健康的になる。胃腸は免疫にも重要な働きをしている器官なので、免疫力も上がる。

 

10時間の空腹状態によって、脂肪分解が促進され単純に痩せやすい体になる。さらに16時間の空腹状態によって体のオートファジーのスイッチがONになり、細胞の中にたまっていた老廃物(ゴミ)が分解され、新しい体のパーツとして再合成されることで細胞レベルで体が若返る。

 

いかにもあやしい商法のような謳い文句の数々に、眉唾な感じもしますが、一応生物学の知見からみて大きな破綻はないように感じます。

 

水素水や青汁、マイナスイオンなどと比べればまっとうに健康にプラスになるような気がします。

 

まずは試してみればいい。自分の体で実験的ダイエット

疑わしいなら試してみればいいですね。私も年齢を肌で感じる31歳。最近肌のツヤや思考力の衰えなど、自覚できるほどに体にガタがきています。

 

それらの加齢による悪い症状もオートファジーによって改善されるとのことなので、ダイエットしながら体のリセットにチャレンジしてみようと思います。生物学的にみてもチャレンジしてみる価値があるダイエット法だと感じます。

 

現在の私の新調は184.5cm、体重は78.8kg、BMIは23.1。標準とやや肥満の間くらいの体重です。

 

体脂肪率は20.1%。やはり20%オーバーはよくない数値です。これはどうにかしたいです。

 

腹囲は88cmとやや太め。身長や骨格を考えれば決して太り過ぎではありませんが、おなかはポッこりと出ているのでこれをスックリさせたいと(10年近く)思っています。

 

ダイエット方法は、16時間の絶食以外は普通の食事。バランスは「ちょっと気にする」程度

今回チャレンジするメニューは、1日2食で16時間の絶食時間を作ること。2食の間に関しては、ナッツ類などを中心としたおやつはOK。食事に関しても、ちょっと炭水化物と脂質を気にする程度で、特に我慢は無しということにします。

 

好物のカレーもハンバーグもラーメンも、気にせず食べることにします。コレを我慢したら絶対痩せるのはわかっていますが、これらを我慢してまで痩せたいとも思いません。

 

運動はこれまであまりやっていなかったので、きちんとダイエットの効果がわかるように、ほとんど行わないようにします。軽いストレッチやスクワットくらいは気が向いたらやってみようとおもいます。

 

またこのダイエット法では、空腹がどうしても耐えられなくなったら、素焼きのナッツであれば食べても良いという「保険ルール」があるので、気軽にチャレンジできますね。

 

私がこのダイエットをはじめてから色々な素焼きナッツを試しましたが、個包装の素焼きナッツが食べやすく携帯性にも優れていておすすめです。

素焼きナッツは個包装ナッツのおすすめ記事はこちら


 

とりあえず1ヶ月で5kg痩せたら最高に嬉しい

まずは1ヶ月続けてみようと思います。目標は5kg減。5kg減ったら73kg台になるので、これは20台前半の体重水準に戻ることを意味します。

 

31台になった自分にとって20代前半の体重は、まさにドリームです。もしそこまで戻れたら、このダイエット法は非常に有用だということです。

 

あとは単純に体重やシルエットだけではなく「思考力・記憶力・体の調子」などについても気を配ってみようと思います。痩せたとしても、頭がぼーっとしたりふらふらしたり、不健康な体調になってしまっては本末転倒です。

 

痩せたらむしろ思考がクリアになったというのが理想です。1ヶ月継続するために、まずは無理せずまったりやっていこうと思います。1ヶ月後くらいにまた記事を書いてみようと思いますんで、ぜひ楽しみにしていてください。

 

1ヶ月後の経過報告はこちら

 

 

なにかの参考になれば嬉しいです。それではまたお会いしましょう See You Again!!

 

 

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でく

元高校教師でブロガー。得意ジャンルは教育・家電・ガジェット・健康美容。便利グッズや電子機器を収集してレビューするのが趣味のオタク。 小学・中学・高校はゲーム三昧。東北大卒。大学院修了後は公立高校教諭。買ったものを人に紹介する趣味が高じてブログを立ち上げる。デグー・リチャードソンジリス・スナネズミを飼育するげっ歯類好き。

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