
今回は匿名配送の方法に関する記事です。
Twitter上でプレゼント企画をやったり、ネット上での知り合いになにかものを送ったり
そういったことに関心がある人は多いと思います。
しかしそれを実行に移すには大きなハードルがあります。
それは、個人情報を "お互いに" 知られたくないというハードルです。
送る側も、送られる側も、どちらもネット上だけで完結する関係でいたい場合、相手方に住所や本名などの個人情報が伝わるのは是が非でも避けたいでしょう。
プレゼントを贈りたい or 受け取りたいけど、個人情報は出したくない、と思うのは当然です。
こうしたネットと現実世界の兼ね合いに関する葛藤(ジレンマ)で、せっかくのネット上の交流が深まっていかないのはもったいないですよね。
ということでこの記事では、互いの氏名や住所をまったく伝え合うことなくモノを贈ることができる匿名配送の方法についてご紹介していきます。
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匿名配送の仕組みは メルカリやラクマですでに実装している
匿名配送というのは別に近未来的なものではなくて、すでにインターネットフリマアプリの世界では当然のものになっています。
らくらくメルカリ便やかんたんラクマパックといった配送方法を選べば、購入者と販売者のそれぞれの個人情報が相手に伝わることなく取引を完了させることができます。
ただこれは、メルカリやラクマといったフリマアプリ側が仲介業者として入っており、ヤマト運輸や佐川などの配送業者が "どこからどこへ配送すればいいか " を把握できるからできることです。
しかし、現実ではそのような仲介業者が入るわけではありません。
ではどのようにして匿名配送をすればいいのでしょうか?
個人間でも、ヤマト運輸を仲介して匿名配送をすることができる
フリマアプリに仲介してもらえない個人間の取引の場合、ヤマト運輸に仲介に入ってもらうことで匿名配送をすることができます。
具体的な構造はこうです
- 発送依頼者がヤマト運輸へ、配送を申し込む
- 受取人が住所などの情報をヤマト運輸へ連絡
- 発送を行う
- ヤマト運輸が配送を行う
- 受取人へ届く
こういうイメージです。
これならば配送依頼者と受取人の間で、氏名や住所などのやり取りをしなくてもモノを送ることができます。
とてもシンプルですよね?
ではつづいて具体的な配送手続きについて解説していこうと思います。
匿名配送をするための手続き
匿名配送の具体的な手続きにはLINEを使います。
LINEを使うといっても、発送依頼者と受取人がLINEで友達になる必要はありません。
具体的な手順は以下のようにします。
準備
LINE上で "自分しかいないLINEグループ" をあらかじめ作っておきます。
配送の手続き
クロネコメンバーズの「荷物を送る」サービスで発送の手続きをします。お届け先設定で「LINEでリクエストする」を選択します。
届け先を入力するURLを発行
「LINEの友達を選ぶ」画面になったら、作っておいた "自分しかいないLINEグループ" を選択します。すると、"自分しかいないLINEグループ" に「配送先情報を入力するためのURL」が届きます。
入力用URLを受取人に伝える
届いた「配送先情報を入力するためのURL」をコピーして、TwitterのDMやメールなどで相手に送ります。
届け先を入力してもらう
受取人に「配送先情報を入力するためのURL」にアクセスするよう依頼し、配送先住所を入力してもらいます。
発送
配送先住所が入力されたら、コンビニなどから発送をします。
こんな流れになります。
この流れをスマホの画面で詳細に解説した記事がありましたのでシェアします。
>>Twitterとかの友達に完全匿名で荷物を送る [note]
細かい注意点などについても↑の記事内で解説してくれています。
言葉だけだとイメージしづらいと思うので、ぜひ参考にしてください。
匿名配送をうまく活用して、インターネット上での交流をよりよいものにしよう
相手とプレゼントを贈り合うのに、互いの名前も住所も知らなくていい時代がやってきましたね。
金銭的なやり取りに関しては、iTunesカードやAmazonギフトカード、PayPayなどで贈り合うことができましたが、やはり "お金" だと味気ないものです。
プレゼントや気持ちのこもった品を贈りたいと思うときには、やはり不向きでした。
今回の方法を使えばその問題を解消することができます。
皆さんのインターネット上での交流がより良いものになればうれしいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!