授業のテンプレート ~提供する学習教材~

授業改善・ハウツー
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こんにちは,はなまるです!

前回の「授業の型」では,授業1時間をどう使うか,という点でお話をしました。

  1. 授業の型
  2. 提供する学習教材 この記事
  3. 活動する内容

では今回は,2.提供する学習教材 ということで,

授業で何を使うか,生徒に何を使わせるか,という点でお話をしていきたいと思います!

今日の内容は進学校と呼ばれる学校向けの内容になってしまいますが,何かのヒントになると嬉しいです!


授業で「何を」「どう」使うか。

これは教員が日々行っているいわゆる「教材研究」ですよね。

学校,学年によって教材は様々だと思います。教科書,問題集も多岐にわたっていますし,その採用についてまでは私は感知するものではございませんし,そもそもそれほどの知識も持ち合わせていません。

前回のお話では,

「授業の型」は「伝えるフェイズ」と「活動させるフェイズ」の配分で決まる

とお伝えしました。

そして今回のお話は,そのそれぞれのフェイズで「何を使うか」「どう使うか」さえ決めてしまえば授業の体裁はほぼ完成する,ということなんです。

何を当たり前のことを言っとるんだ

とお思いの先生も多いかと思います。

しかしこの部分が授業づくりで一番頭を悩ませるポイントなのは皆さんご存じの通りです。

教員1年目,2年目のころの私が,授業づくりでまず悩んだのもここでした。

  • 何を板書すればいい? 教科書の内容? 教科書の図?
  • 色はどう使い分ける? 何を何色にすればいい?
  • レイアウトは?
  • 教科書は読ませる?読ませない?
  • 演習問題は入れる?入れない?
  • 穴埋めでやる? ノートに写させる?

経験値によって自然のこの部分はうまくなりますが,やはり教員になりたてのころは

「いい授業をつくりたい!」

と意気込んで日々苦心するも,経験値も発想もなく,つまずく人も多いと思うんです。

おそらくその一番の理由は,教材の種類も使い方も,選択肢が多すぎるということなんですよね。

例えば英語の教科書ひとつとっても,その使い方は2つのフェイズにおける教員と生徒の立場でパターンがこんなにもあります。

教員の「伝える」内容

  1. 教科書の文章を黒板に転記し,進出語や重要語に下線を引く
  2. 1を教科書の文章を印刷した大型の紙を黒板に掲示して行う
  3. 1をデジタル教科書を用いて電子黒板上で行う
  4. 文章を生徒に見える形で扱わず,言葉だけで説明する
  5. 教科書は音読や読解程度にとどめ,独自の活用プリントを配布する

生徒の「活動する」内容

  1. 教科書を音読する
  2. 教科書の文章をノートに転記して,新出語や重要語に下線を引いて調べる
  3. 2を教科書の文章のコピーをノートに貼って行う
  4. 2を教科書に直接書き込む
  5. 配布プリント上で書き込みや読解を行う

教科書の使い方について,門外漢の私がぱっと思いつくだけでこれだけあります。きっと英語の先生方はもっといろいろな選択肢を持っているわけで,その苦悩は大きいと思います。

ここに問題集が加わると「さて授業中で使う教材とその使い方をどうしよう?」と思うわけです。

その選択は,学校のレベルや生徒の実態に合わせて行っていく必要があるわけですし,教員自身が負担に感じるやり方というのは長続きしませんので,ストレスがかからない使い方というのも大切になってきます。

この選択のスキルが,「教材研究」の経験を積んで高めていくわけですよね。

授業づくりで困ってしまったり悩んでいる先生というのは,おそらくこの部分で

「どうすればいいのだろうか」

となっていることが多いのでないでしょうか。

教師なりたてのうちは他の先生のやり方を見様見真似していくものですが,少し勝手がわかってきて,自分の色を出そうするときに,その多すぎる選択肢の中で迷ってしまうのですね。

>>次ページ  さて迷わないためにはどうすればいいか?

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